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▼ ガイドフレームの進化
- ジャンル:日記/一般
前回、ガイドリングの進化について書きましたが、今回は「ガイドフレームの進化」です。
オイラが投げ釣りを始めたときはバットガイドが足高・大口径(30mm径)のハイスピンダーガイドが主流でした。(先端に向けて小さくなります)
見た目はルアーロッドで言うYフレームの補強版みたいです。 大口径にしていたのは「遠投性」を高めるためあえてラインの抜けを良くしていたんだと思いますが、欠点として「ラインがフレームに絡みつき、ラインを痛めたり、キャスト時に絡んだ場合、もげてしまう(←実際にキャスティング競技者にはいたんだって)」といったトラブルが多くでていたそうです。 そのためにアングラー・メーカーが打ち出した答えが・・・・・。
インターラインシステム。 これは既存の製品でもDAIWAさんが積極的にリリースしています。 シーバスロッドの「モアザンIL」やエギングロッドの「エメラルダス」などが挙げられます。 投げ釣りではこのインターラインシステムを自作する方もちらほら見受けられました。
メリットとしては、ガイド絡みがなく、ラインがロッドの中を通るため飛距離と感度が優れている点が特筆されます。 欠点としてはゴミが絡みティップガイドが詰まってラインが巻けなくなるのと、メンテナンス性がダウンしてしまうのがあります。 ゴミが絡まないところでなら使いたいロッドです。
ここから再び「外ガイド」になり、「いかにしてライン絡みを少なくし、飛距離を伸ばすか?」という命題のもと、サーフキャスターが打ち出したのがローガイド・多点ガイドシステムとなっていきます。
チョークガイドは写真のようなブリッジタイプ+ダブルもしくはトリプルガイドにし、PEラインの収束を行い、ベリーからティップガイドは7~9点(通常、投げ竿は5~6点であった)のマイクロガイドをチタンの打ち抜き&曲げ加工したブリッジガイドに磯竿のSicを取り付けるというかなりマニアックな物を作っていました。 一方、富士工業は・・・・・。
LCガイドを開発(商品名:ローライダーガイド) このガイドの登場により、各メーカーもLCガイドを装着し始めました。
確かにガイド絡みは改善され、飛距離もアップしました・・・・・当然ルアーロッドにも多く採用されました。 このガイドは「傑作品」だと思います。
そして・・・・・皆さんも利用されている「K・KRガイド」の登場です。
低重心タイプのKガイドに対し、ハイフレームのKRガイド・・・・・コンセプトは「どんなラインでも絡みにくい」というのがこのガイドです。 KRガイドは足高にすることでラインがロッド本体に接触しにくく、トラブルが減るように作られています。 今では様々なロッドに付けられている定番ガイドです。
そして究極とも言えるのがAGSではないでしょうか?
DAIWAのカーボン加工技術の高さがうかがわれるAGS・・・・・2013年、APIAの試投会でFoojin Zを振ったときに振り抜けの軽さ、感度の鋭さに驚きました。 ただ、カーボンガイドというのは、ロッドと同じで「深い傷が入った場合折れたり、割れたりする」というトラブルを各アングラーのログを閲覧して知っていました。 それでも来月、月下美人MXにAGSを入れますが、入れたら扱いは丁寧にしたいと考えます。 多分、モノフィラメントラインでも感度が大きく変わるのではないでしょうか?
これでとりあえず、ガイドリング・ガイドフレームのお話は終了です・・・・・。
次? 次は・・・・・うーん・・・・・(´ε`;)ウーン… ネタが見当たりませんっ( ̄▽ ̄;)!!
- 2016年3月28日
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