引退、そして第二章

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先週

「出張で三重県まで行くんで、お前んとこ寄るわぁ~」

なんと、実兄から突然メールが来た

夏に北九州に帰省しているので約半年ぶり。

週末、駅まで迎えに行き出張終りも関係なく家に到着するなり

呑ん兵衛に・・・かんぱ~い

お互い、年齢もそこそこなんで~っ

「尿酸値がどうの・・・」「最近腹が・・・」こんな会話で盛り上がり

最近の玄界灘の話題やら、ティップラン等の釣りトークで・・・


ベロン ベロン 久々に酔ったわぁ


そんな時、兄がボソッと切り出した・・・






 「そーそー!俺・・・」






 「バスプロ引退するけんね~!」





一気に酔い醒めた!



「ホンマでっか~???」

俺が高校生の時・・・今から22?年前、JBTA(現JB)にエントリーし続けて今日に至るまでJB九州のランキングでは常に上位に鎮座し続ける兄から突然の発表・・・



確かに




最近、兄の友達のブログを見る限り・・・海ばっかりでバス釣りはトーナメントの日だけって知ってたが・・・。


ヒラマサやらマグロやら忙しそう(爆)

でも、酔った勢いで聞いてみた!

「なんで?」


「ジャパンバスクラシックの後に・・・」



今から遡ること・・・

2006年のJB九州シリーズで年間タイトルを獲り

JB最高峰であるTOP50のカテゴリー権利獲得

自分も含めトーナメントに参戦して、この世界の頂を何度も目標
にしてきたが・・・


会社勤めのサラリーマンで家族を養う兄の決断は




辞退




会社勤めのサラリーマンの練習量では絶対に歯が立たない相手


そんな甘っちょろい世界で無い事は誰よりも兄が理解している


だからこそ苦渋の決断だった。


若かりし頃なら会社なんか退職して飛び込むが・・・常識から考えると現実は厳しい・・・


その時、「辞退した」と電話で兄の本音と愚痴を聞いた。

「あいつらと闘いたかったな!」


それでも、JB九州のローカルシリーズは毎年エントリー継続


それから4年後・・・


地元の九州で開催した


ジャパンオープンクラシック2010




TOP50のメンバーに加え、各ローカルから選出された強豪が集う試合


あいつらと同じ土俵で戦える!



しかも勝手知ったる地元のフィールド

今ではTOP50のシリーズも開催される遠賀川・・・

22年前はバスボートすら浮いてない時代に兄とアルミボートで出撃

してた思い入れあるフィールドだけに、遠い愛知から応援してた。


初日



仕事中だが、あまりに結果が気になりJBホームページから初日の結果をみると・・・






マジかぁ~!

初日 第1位!正直、鳥肌立った。。






当然、二日目は高額賞金ともありプレス乗船






ウェインの顔が悔しそう

しかし、二日目は1本のキーパーで総合4位に・・・



強豪相手に見事な成績だし、誇りに思った。

しかし、この時に「もう、いいや」

そう思えた!と兄がつぶやく・・・





しばらく考え・・・俺は、こう思った!



数年前のストイックに練習する兄なら二日目は・・・



コケんかったな!







いくら兄弟とはいえ、本人じゃないから正確な見解でないが

頂点に立ったTOP50の沢村選手と情熱の差で負けたんだと

兄が気付いた瞬間に「もう、いいや」と思えたんではないか?

兄の技量なんてTOP50の選手と互角に渡り合えるんだけど・・

ただ、ストイックに欠けた部分で落とした試合に自分に気付いて

その微妙な情熱の温度差がこれまで長年目標にしてきたモノに無礼

に思えたのかと・・・






でも、悲しいかなトーナメントはその後も出るのだが、2012のシリーズ第2戦目終了時点で簡易ランキング2位だったかな?



簡易ランキング2位で折り返した時に1位になっても結果、辞退を選択

する自分が被ってしまい・・・引退の決意に至ったのかと・・








いや!玄界灘で思う存分楽しみたい!

ただそれだけの理由かも(爆)





とりあえず、シャフト船を早急に買って~



玄界灘を征しようぜ~




景気が悪くなって会社の業績落ちたら・・・



遊漁船やろうか~(夢)
※その前にNASAでも行って、船酔いしないトレーニングが先やね(爆)




P S
あ~次回、マグロ釣れたら切身送ってね!


俺ん家、烏賊ストック切れで・・






冷蔵庫が空っぽやで~












































 

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