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無意味な自然破壊

  • ジャンル:日記/一般
ちょっと思いだしたので、昔の話を書いてみます。

今から20年近く前、埼玉に住んでいた自分が数年ぶりに地元に戻って来て、乗っ込みのへら鮒を釣りに子供の頃から通っている某ポイントへ~

行ってみて愕然とする!
田んぼの中を走る小川が真っ直ぐになり、岸はコンクリで固められて、カバ(水草)もなくなっていた・・・

その数年後、小川の護岸工事後は毎年釣りしてたポイントも、コンクリで固められてしまった。
勿論、水草も生えなくなってしまった。

それよりも驚いたのは、そのポイントの隣の川~
なんと川の真ん中に数100mにわたってコンクリの壁が出来てる。
「なんだこれは!?」
川を真っ二つに分断するぶ厚いコンクリの壁、異様な光景。

更にその隣の川もいつの間にか、両岸10数kmに渡って全て護岸工事されていた!

30年近くこの辺りに住んでる自分がこの工事の意味が全くわからない。

怒りが込み上げてきて、思わず市役所に 電話した。

すると「その工事は市役所の管轄ではなく、農水省の管轄なんで」
と言われたんで、農水省の番号を聞いてすぐさま電話!


ここからは20年近く前でも鮮明に覚えている、自分と農水省の人の会話~

自分「○○川の真ん中にコンクリの壁がありますが、あれは何の為のものですか?」

農水省「配水と吸水をわけたんです」

自分「今まで問題なかったのになぜわける必要があるんですか?」

農水省「配水と吸水が一緒じゃしょうがないということです」

自分「なんだか良くわからんけど、すぐ先で繋がってるんだから、意味無いでしょ」

農水省「・・・・」



自分「それとその隣の○○川を両岸10数km全て護岸工事したのは何故ですか?」

農水省「水害があった時の為です」

自分「何十年もこの辺りに住んでますが、あの川が氾濫したのは1回あるかないかですよ。10数kmのあいだに2軒しか民家はないし、川の脇の道路も舗装されてないよな場所じゃないですか」

農水省「そうですね」

自分「そうですねって・・・」

自分「水害っていうけど、土手の高さは変わってないだから、護岸工事しても意味ないでしょ?急流で削られてるわけじゃないんだから」

農水省「それは大丈夫です。下流に水位を調整する機場をつくりましたから」

自分「水位を調整出来るなら両岸の護岸工事は必要ないでしょ」

農水省「・・・・」


自分「兎に角、ちょっと突っ込んだら答えられなくなるような、無意味なことで、自然を壊さないで下さい。」

農水省「ご意見として伺っておきます」

と言われて電話を切ったが、その後も地元の小河川はドンドンコンクリで固められていき、今では土の岸は殆ど無くなってしまった。。。

無意味な工事に税金を使い、自然を壊すって自分で自分の首を絞めてることになると思うけどなぁ~



昔のことですが、ちょっと思いだしたので、書いてみました。



先週の釣果~
自然に感謝です!


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