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▼ 釣れないライズを徹底的に攻めてみた・・・。
- ジャンル:日記/一般
ズッバアアアッン!!
暗闇のなかでとどろく捕食音の主はあきらかにデカイ。
その気になればウェーディングで突破できるような水深80cmくらいの砂底のシャロー帯。そこに一部入り江のようにくぼんだ地形のワンドがある。
どうもソコのブレイクに何者かが陣取って、そこかしこで逃げ惑うベイトを捕食しているらしい。
50~60cmのシーバスのライズ音に交じって1時間に数回、その迫撃砲のようなライズが起きるのだが、なかなかどうして簡単にはヒットしてくれない。
捕食されているのはイナっ子。
何度もなんども通したルアーに時折スレで掛かってくるのだが、小さいサイズは7cmくらいから、大きいサイズは20cm越えまで、色んなサイズのイナッ子がひしめき合っている。
デカイルアーなのか・・?

小さいルアーなのか・・?

派手なカラーなのか?
地味なカラーなのか?
大きなアクションなのか?
控えめなアクションなのか?
表層系のレンジなのか?
ボトム付近のレンジなのか?
早巻きなのか?
デッドスローなのか?
あらゆる可能性を考慮しながら徹底的に検証していくのが自分のスタイル。
連日ド派手なライズを繰り広げているシーバス相手に黙々と上記の作業を繰り返す。
しかし一向に反応がない。
通常なら限られた時間のなかで、とっととお次の魚を探すほうが得策なのだが、ここで悪い虫が発動。
「コレ・・・絶対釣りたい。」
目の前に魚がいるのにそれを引き出せないのはルアーや天候のせいでなく、あくまで自分の力不足と常々思っている。だからこそあっさりその魚をあきらめて自分自身に負けを認めたくないのだ。
まぁ同行者たちには極めて評判の悪い『タコ粘り』モードに入ってしまったワケで(爆)
あきらめきれずに少しずつ間合いを詰めていくこと3日目。
毎日、同じ時間帯に繰り広げられるイナっコ狂想曲をまえに考える。
さすがに連日、大型ミノーからコウメ60まであらゆるルアーを投げ込んでいるだけに自分のなかである程度やりきった感が出ている中、気になる作戦がひとつ。
そのキーワードは・・・『メリハリ』。
昔、魚の活性をあげるためにポッパーで水面を引き倒して魚を呼び寄せ、そのあとにフォローで大人しいアクションのミノーやバイブで一撃で仕留めるというのが流行ったことがある。
今回、地元の名人クラスの方との話のなかで面白いことを耳にした。
同じ場所で同じとこにずーっとルアーを投げ込んでいると、魚が集まってきて、イライラして最後に食いついてくる・・・と。
たしかにエギングやワインドも繰り返しのアクションでターゲットのスイッチを入れ、最後にルアーやエギを襲わせる。
『連続したアクションで魚の注意をひいて、そこで食わせるための大人しいアクションのルアーを入れる』という作戦に。
ならばと取り出したのはK-tenブルーオーシャン140F。いまでこそ飛距離では他に譲ってしまうが、そのブリンブリンと水中をかき回す大きな波動にはこれまで何度も助けられてきた。
これをややテンプラ気味に高く放り投げて、ドッパーンと派手に着水させる。
いわゆるビックベイトのあの着水音で魚が寄ってくるイメージである。
そのあとに高速巻きでイナッコを蹴散らせて回収。
これを何度も何度も繰り返すことで、さらに怯え、あらゆる水中の動きに敏感になるイナッコ軍団さま。
すると・・・。
ワシャワシャワシャワシャ・・・ズバンッ!!
突如、追われ方が機敏になり、半円形に水面がくぼむ。
「居るいる・・・。」
どうやら今日も定時にご出勤してきたようだ。
ドキドキしながらここ一番で使いやすいアストレイアを手に取る。
カラーは濁り水の暗闇で目立つブラストミラージュレッドベリー。

このマットカラーは水中でボゥッと淡く光をまとう性質があるため、
ド派手系のカラーはより派手に
地味系のクリアーではより柔らかく発色する効果があるのだ。
今回は多くのベイトにもみくちゃにされても一番目立つカラーをということで迷わずこのカラーを選択。
さらにフックとリングを外し、リングを#4のヒラ打ちに強化。フックもSP‐MHの#3にサイズアップして目の前のランカーを一撃必殺で獲るためのセッティングに変更する。
しかもこうすることでセミサスペンド~スローシンクに変わるため、クイック&スロー時のスローアクションがよりタイトなものに変わる。
アストレイア自体のアクションも大きな波動から瞬時にタイトな波動にメリハリをつけることが可能になる。
ラインシステム、接続、ドラグ設定(これはいつもフルロックだからヤル必要ない)等しっかり指差し確認。
ミスキャストしないように一度深呼吸してから、そのライズの向こうにチャポンと着水させる。
直ぐに巻かずに一度ボトムで着底して待つ。
こうすることで上からゆっくりと落ちてくるものに注意を引きつけられるのだ。
ワシャワシャワシャ・・・
ふたたびイナッコが不安定な動きを見せる。
ロッドを30°くらいの角度の保ちながら、グリグリっと2回巻いてまずは大きめの波動でアピール。
次に今度はゆっくりと水になじむイメージでデッドスローのアクションを入れる。
バタバタ・・・スゥ~、
バタバタ・・・スゥ~、
バタバタ・・・ス・・・ズドムッ
一瞬根掛かりのような止まり方をしたが、その周囲50m以内に根がかるモノがないのは干潮時に確認済み。無駄にその場で12時間粘ったりしてない(爆)
ここでビックリアワセするとスッポ抜けることが多いので、そのままグリグリ巻いて、ロッドがしっかりと曲がりこんでから大きいストロークでフッキング。
グワングワンと首を振る重量感に思わず満足しながら、まずは一気に寄せてしまう。
目の前5mぐらいまで来た時にいきなり反転されるが、慌てずにここでレバーを一瞬緩めて一度走らせてからランディングポイントに誘導する。
ドボボボッと重々しいヘッドシェイクで位置を確認しながら、今度はレバーブレーキを最大に握り込んでふたたび巻き寄せていく。
ラインは無駄に出さずに最短の時間で獲るのが自分のスタイル。
そのままの勢いで一気に浅瀬にズリ上げランディング成功。
アストレイアをがっちり咥えて横たわっているのは82cm。

決していばれるサイズでないが、粘って粘って引き出した一本だけに嬉しいことには変わりない。
目の前に何日も居たコイツについに口を使わせた事実だけでお腹いっぱい。
これからも偶然でなく必然で獲った魚に価値を見出すスタイルを追究していきたいと思います。

暗闇のなかでとどろく捕食音の主はあきらかにデカイ。
その気になればウェーディングで突破できるような水深80cmくらいの砂底のシャロー帯。そこに一部入り江のようにくぼんだ地形のワンドがある。
どうもソコのブレイクに何者かが陣取って、そこかしこで逃げ惑うベイトを捕食しているらしい。
50~60cmのシーバスのライズ音に交じって1時間に数回、その迫撃砲のようなライズが起きるのだが、なかなかどうして簡単にはヒットしてくれない。
捕食されているのはイナっ子。
何度もなんども通したルアーに時折スレで掛かってくるのだが、小さいサイズは7cmくらいから、大きいサイズは20cm越えまで、色んなサイズのイナッ子がひしめき合っている。
デカイルアーなのか・・?

小さいルアーなのか・・?

派手なカラーなのか?
地味なカラーなのか?
大きなアクションなのか?
控えめなアクションなのか?
表層系のレンジなのか?
ボトム付近のレンジなのか?
早巻きなのか?
デッドスローなのか?
あらゆる可能性を考慮しながら徹底的に検証していくのが自分のスタイル。
連日ド派手なライズを繰り広げているシーバス相手に黙々と上記の作業を繰り返す。
しかし一向に反応がない。
通常なら限られた時間のなかで、とっととお次の魚を探すほうが得策なのだが、ここで悪い虫が発動。
「コレ・・・絶対釣りたい。」
目の前に魚がいるのにそれを引き出せないのはルアーや天候のせいでなく、あくまで自分の力不足と常々思っている。だからこそあっさりその魚をあきらめて自分自身に負けを認めたくないのだ。
まぁ同行者たちには極めて評判の悪い『タコ粘り』モードに入ってしまったワケで(爆)
あきらめきれずに少しずつ間合いを詰めていくこと3日目。
毎日、同じ時間帯に繰り広げられるイナっコ狂想曲をまえに考える。
さすがに連日、大型ミノーからコウメ60まであらゆるルアーを投げ込んでいるだけに自分のなかである程度やりきった感が出ている中、気になる作戦がひとつ。
そのキーワードは・・・『メリハリ』。
昔、魚の活性をあげるためにポッパーで水面を引き倒して魚を呼び寄せ、そのあとにフォローで大人しいアクションのミノーやバイブで一撃で仕留めるというのが流行ったことがある。
今回、地元の名人クラスの方との話のなかで面白いことを耳にした。
同じ場所で同じとこにずーっとルアーを投げ込んでいると、魚が集まってきて、イライラして最後に食いついてくる・・・と。
たしかにエギングやワインドも繰り返しのアクションでターゲットのスイッチを入れ、最後にルアーやエギを襲わせる。
『連続したアクションで魚の注意をひいて、そこで食わせるための大人しいアクションのルアーを入れる』という作戦に。
ならばと取り出したのはK-tenブルーオーシャン140F。いまでこそ飛距離では他に譲ってしまうが、そのブリンブリンと水中をかき回す大きな波動にはこれまで何度も助けられてきた。
これをややテンプラ気味に高く放り投げて、ドッパーンと派手に着水させる。
いわゆるビックベイトのあの着水音で魚が寄ってくるイメージである。
そのあとに高速巻きでイナッコを蹴散らせて回収。
これを何度も何度も繰り返すことで、さらに怯え、あらゆる水中の動きに敏感になるイナッコ軍団さま。
すると・・・。
ワシャワシャワシャワシャ・・・ズバンッ!!
突如、追われ方が機敏になり、半円形に水面がくぼむ。
「居るいる・・・。」
どうやら今日も定時にご出勤してきたようだ。
ドキドキしながらここ一番で使いやすいアストレイアを手に取る。
カラーは濁り水の暗闇で目立つブラストミラージュレッドベリー。

このマットカラーは水中でボゥッと淡く光をまとう性質があるため、
ド派手系のカラーはより派手に
地味系のクリアーではより柔らかく発色する効果があるのだ。
今回は多くのベイトにもみくちゃにされても一番目立つカラーをということで迷わずこのカラーを選択。
さらにフックとリングを外し、リングを#4のヒラ打ちに強化。フックもSP‐MHの#3にサイズアップして目の前のランカーを一撃必殺で獲るためのセッティングに変更する。
しかもこうすることでセミサスペンド~スローシンクに変わるため、クイック&スロー時のスローアクションがよりタイトなものに変わる。
アストレイア自体のアクションも大きな波動から瞬時にタイトな波動にメリハリをつけることが可能になる。
ラインシステム、接続、ドラグ設定(これはいつもフルロックだからヤル必要ない)等しっかり指差し確認。
ミスキャストしないように一度深呼吸してから、そのライズの向こうにチャポンと着水させる。
直ぐに巻かずに一度ボトムで着底して待つ。
こうすることで上からゆっくりと落ちてくるものに注意を引きつけられるのだ。
ワシャワシャワシャ・・・
ふたたびイナッコが不安定な動きを見せる。
ロッドを30°くらいの角度の保ちながら、グリグリっと2回巻いてまずは大きめの波動でアピール。
次に今度はゆっくりと水になじむイメージでデッドスローのアクションを入れる。
バタバタ・・・スゥ~、
バタバタ・・・スゥ~、
バタバタ・・・ス・・・ズドムッ
一瞬根掛かりのような止まり方をしたが、その周囲50m以内に根がかるモノがないのは干潮時に確認済み。無駄にその場で12時間粘ったりしてない(爆)
ここでビックリアワセするとスッポ抜けることが多いので、そのままグリグリ巻いて、ロッドがしっかりと曲がりこんでから大きいストロークでフッキング。
グワングワンと首を振る重量感に思わず満足しながら、まずは一気に寄せてしまう。
目の前5mぐらいまで来た時にいきなり反転されるが、慌てずにここでレバーを一瞬緩めて一度走らせてからランディングポイントに誘導する。
ドボボボッと重々しいヘッドシェイクで位置を確認しながら、今度はレバーブレーキを最大に握り込んでふたたび巻き寄せていく。
ラインは無駄に出さずに最短の時間で獲るのが自分のスタイル。
そのままの勢いで一気に浅瀬にズリ上げランディング成功。
アストレイアをがっちり咥えて横たわっているのは82cm。

決していばれるサイズでないが、粘って粘って引き出した一本だけに嬉しいことには変わりない。
目の前に何日も居たコイツについに口を使わせた事実だけでお腹いっぱい。
これからも偶然でなく必然で獲った魚に価値を見出すスタイルを追究していきたいと思います。

- 2012年10月31日
- コメント(17)
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fimoニュース
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