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▼ 8月の高知遠征 最終章~パターン再現~
- ジャンル:日記/一般
さてしばらく間が空きました(爆)
9月も終わりにさしかかるのに8月のログがダラダラと続いているのはお許しを・・・。
話は1本目のアカメを釣り上げ、勝利のチキン南蛮捕食時にさかのぼる。

高知のお弁当屋さん〝くいしんぼ如月”名物 チキン南蛮弁当。
しかもスーパーBIG。
カリカリの薄手の衣・・・
パサパサの鶏肉・・・
こってり濃厚なタルタルソース・・・
どれをとっても胸焼け&胃もたれ必死なジャンクな逸品。
「これを食べるとアカメが釣れる!!」
という都市伝説が遠征組の間でまことしやかに囁かれているらしい(爆)。
これをコノシロを荒食いするアカメのように豪快に捕食しながら
本日のアカメのパターンを振り返って検証する。
①ベイトの動きから少し遅れてアカメの本隊がついていく。
②ルアーに反応するのはベイトの本隊が抜けて数がまばらになった時。
③ルアーを見せすぎないでシルエットがぼやける引き波効果で捕食させる。
経験豊富な地元の仲間たちとあーでもないこーでもないと仮説と結果を組み合わせていく時間。
これもまたアカメゲームの楽しみのひとつだと思う。
そしてその翌日。
ふたたび同じ場所に立つ。
往々にしてこのエリアでは2~3日で群れが抜けることが多い。
ここしばらくの天候不順の感じから、もしかしたらこれがラストチャンスかもしれない・・・。
そんな緊張感で同じ場所に入水開始。
上げどまりのゆったりした時間から、徐々に水が動き出し・・・
昨日ほどではないがベイトが追われ、ライズが単発で起こる。
辺り一帯を地元の友人・知人・遠征組の多くのアングラーが入り乱れるなか、
ふと最盛期の盤洲干潟に入水しているようなデジャヴを覚える。
それでもやることは一緒。
ゆったりと左から右に払い出す流れを細かく刻みながら、水面直下からボトムまで丹念に引き倒す。
まずはザブラシステムミノー15HD‐Fで表層をウネウネと引き波パターン。
つぎにK‐ten ブルーオーシャンBKF140Fで中層をひたすらスローリトリーブ。
さらにボトムを引くときにはK‐ten ブルーオーシャンBKF140SSPを使ってボトムドリフトでじんわり底を流していく。
どんな状況でも上から下まできっちり一通り探るのが重要なのだ。
しかしここまで来てノーバイト。
何かが違う。
リトリーブスピードか?
ルアーサイズか?
カラーか?
次の選択肢を頭のなかで考えながら、
そんな矢先に引っかかってきたのは・・・

10cmほどのコノシロ。
ここにきて確変モードに突入。
往々にしてコノシロのような身質の柔らかいベイトを捕食している時のアカメは大きくバイトしてきやすいと個人的に感じている。
こんな時には・・・
今度はまよわずこの御方。
ブルーオーシャン115F ミッドナイトコノシロ。

昨年活躍した水面攻略用のショートリップチューン済み。
これを昨日同様、水面直下で時折引き波をたてながらリトリーブ。
昨日、ヒットしてきたポイントは立ち位置から10mほどの至近距離だったためそこでのバイトを意識しながらリトリーブに集中する。
ベイトの群れとライズの本隊も徐々に遠ざかり・・・
数えるほどのベイトとおそらく数匹だけ残ったアカメのライズが散発的に出ている状況は昨日に比べれば確実に悪くなっている。
チャンスは一瞬。
最初のバイトは最後のチャンスと自分に言い聞かせているとおり、
フックを新品に替え、
リーダーを結びなおす。
別に特殊なモノを使っているわけでない。
ただそれぞれの強度を完全に把握し100%維持するのがこの釣りで心がけていること。
昨日のイメージどおりに水面直下を意識しながら、丁寧にヒットポイントをなぞっていく。
デッドスローで引き波を立てながら、ジワリジワリとリトリーブしていくと・・・
ガツンッッ
とブン殴られるような衝撃とともに、ドラグが唸りをあげラインを引き出される。
「来たよッッ!!」
隣で電話中のやんやんことルシウス北添にヒットを告げると、周囲の仲間が集まってくる。
ファーストランで15mほど持ってかせてからスプールを指で止めてまずはフッキング。
バイトと同時にフッキングすると口先の固くて分厚いところに針先が当たってしまい、貫通せずにフックを伸ばされるハメになる。
魚が走って完全にむこうに向いた状態でフッキングするのがコツ。

こうすることで魚のパワーを利用してカンヌキのバレにくい箇所にしっかりとフックを貫通させることができる。
フッキングが完了したら、今度はレバーブレーキでテンションを抜いていく。
この時はロッドがほとんど曲がるか曲がらない程度までテンションを抜く。
「張らずゆるまず」
このギリギリの状態を保っておくと魚は自然と走りを止めて流れの上流に向けて頭を向ける。
魚が止まったらドラグをめいいっぱい締め込み、無駄にラインが出ない状態にしてから・・・
ガンガン寄せる。
この時、大きなポンピングなどせずにショートポンプか魚が小さければロッドの角度を変えないゴリ巻きで寄せることで、反撃のスキをあたえない。

以上の繰り返しで
”糸を出してテンションを抜く”
”限界まで絞り込んで一気に寄せる”
という強弱メリハリのあるファイトを展開でき、
フックにダメージを与えずに無駄を省いた最短時間で寄せることが可能となる。
そんな一挙手一動を仲間に見守られながら、徐々に寄せてくると違和感を感じる。
まったくもってジャンプしないのだ。
大概シャローで掛けた魚は、2、3回ロッドを煽って挑発するとムキになってジャンプするハズなのに一向に下に下に潜っていく。
「・・・???」
違和感満載で浮上してきたのは紛れもないアカメ。
ルシウス北添の差し出すネットで無事ランディング成功。
がっちり握手!!
後ろで見守ってくれていた仲間から歓声があがる。
たった1本の魚でその場にいた多くのアングラーが一喜一憂する。
それがこのアカメ釣りのクライマックスだと思う。
なんか変なファイトだと思ったらドタマにがっちりフッキング。

こりゃバレないや(爆)。
サイズは78cm。
いまさら大騒ぎするサイズでないが、やっぱり嬉しいものは嬉しい(喜)

いつも一緒に遊んでくれるルシウス北添と弘瀬さん。
やっぱり一緒に喜んでくれる仲間はありがたいなぁとしみじみ思う。
そして相棒のソウルクラッシュ。

ここまで実に4年以上。
シーバスロッドなのにアカメでテストしていた時間が長い異端児(爆)。
最初の頃は「デカいのに負けない」という強い意志で振り回していたが、一緒に各地を廻る中で、気付いたことがある。
本当にヤバいのと渡り合うためには、小さいのからデカいのまで確実にノセて、ファイトして、ランディングに持ち込めるのが大事ということ。
小さいのを確実に取ることで、それ以上のサイズが来た時に慌てないヒントがたくさん手にはいる。
その軽さはもとより使い手の意向に沿って”緩める”〝絞る”といったリニアな操作性に追随してくれるロッドに仕上がったと思う。
今後、こんなロッドが作れるかどうかはわからないが、
VX93MML・・・
スピードハウンド・・・
テストロッサ・・・
と受け継がれてきたモノがこのロッドにも受け継がせてあげられたかと思います。
そして今回の遠征中に出会ったたくさんの同志のみなさん。
関東から遠征にきたザリやん氏とお友達の方(写真なくてすいません)
昨年高知で偶然お会いして以来、「また高知で!!」なんて話していたけど、再会できました。
晴れ男ぶりを発揮して貴重な晴れ間をありがとうございました(爆)。
それでシケマン鈴木さんと入れ違いで単独で特攻かけてきた・・・
ニコデザインの坂本さん。

タイミングが悪くてすいませんでした(汗)。
でも同じアングラーとしての志は一緒。
また来年もいっしょにロッドを振りましょう!!
そのあとには大御所の小林厚治さんと地元の御大今井さんも合流。

古き良き時代の話で盛り上がりました。
おなじ時代をそれぞれが通り抜けてきた中での独特の空気感。
『温故知新』
という言葉を思い浮かべたひとときでした。
ほかにもいつもサポートしてくれる、近森くん、コンボイさん、ビルマンさん、ショウちゃん、熊ちゃん・・・。
みんなみんな、ありがとうございました。
来るなと言われても・・・また行きます(爆)
9月も終わりにさしかかるのに8月のログがダラダラと続いているのはお許しを・・・。
話は1本目のアカメを釣り上げ、勝利のチキン南蛮捕食時にさかのぼる。

高知のお弁当屋さん〝くいしんぼ如月”名物 チキン南蛮弁当。
しかもスーパーBIG。
カリカリの薄手の衣・・・
パサパサの鶏肉・・・
こってり濃厚なタルタルソース・・・
どれをとっても胸焼け&胃もたれ必死なジャンクな逸品。
「これを食べるとアカメが釣れる!!」
という都市伝説が遠征組の間でまことしやかに囁かれているらしい(爆)。
これをコノシロを荒食いするアカメのように豪快に捕食しながら
本日のアカメのパターンを振り返って検証する。
①ベイトの動きから少し遅れてアカメの本隊がついていく。
②ルアーに反応するのはベイトの本隊が抜けて数がまばらになった時。
③ルアーを見せすぎないでシルエットがぼやける引き波効果で捕食させる。
経験豊富な地元の仲間たちとあーでもないこーでもないと仮説と結果を組み合わせていく時間。
これもまたアカメゲームの楽しみのひとつだと思う。
そしてその翌日。
ふたたび同じ場所に立つ。
往々にしてこのエリアでは2~3日で群れが抜けることが多い。
ここしばらくの天候不順の感じから、もしかしたらこれがラストチャンスかもしれない・・・。
そんな緊張感で同じ場所に入水開始。
上げどまりのゆったりした時間から、徐々に水が動き出し・・・
昨日ほどではないがベイトが追われ、ライズが単発で起こる。
辺り一帯を地元の友人・知人・遠征組の多くのアングラーが入り乱れるなか、
ふと最盛期の盤洲干潟に入水しているようなデジャヴを覚える。
それでもやることは一緒。
ゆったりと左から右に払い出す流れを細かく刻みながら、水面直下からボトムまで丹念に引き倒す。
まずはザブラシステムミノー15HD‐Fで表層をウネウネと引き波パターン。
つぎにK‐ten ブルーオーシャンBKF140Fで中層をひたすらスローリトリーブ。
さらにボトムを引くときにはK‐ten ブルーオーシャンBKF140SSPを使ってボトムドリフトでじんわり底を流していく。
どんな状況でも上から下まできっちり一通り探るのが重要なのだ。
しかしここまで来てノーバイト。
何かが違う。
リトリーブスピードか?
ルアーサイズか?
カラーか?
次の選択肢を頭のなかで考えながら、
そんな矢先に引っかかってきたのは・・・

10cmほどのコノシロ。
ここにきて確変モードに突入。
往々にしてコノシロのような身質の柔らかいベイトを捕食している時のアカメは大きくバイトしてきやすいと個人的に感じている。
こんな時には・・・
今度はまよわずこの御方。
ブルーオーシャン115F ミッドナイトコノシロ。

昨年活躍した水面攻略用のショートリップチューン済み。
これを昨日同様、水面直下で時折引き波をたてながらリトリーブ。
昨日、ヒットしてきたポイントは立ち位置から10mほどの至近距離だったためそこでのバイトを意識しながらリトリーブに集中する。
ベイトの群れとライズの本隊も徐々に遠ざかり・・・
数えるほどのベイトとおそらく数匹だけ残ったアカメのライズが散発的に出ている状況は昨日に比べれば確実に悪くなっている。
チャンスは一瞬。
最初のバイトは最後のチャンスと自分に言い聞かせているとおり、
フックを新品に替え、
リーダーを結びなおす。
別に特殊なモノを使っているわけでない。
ただそれぞれの強度を完全に把握し100%維持するのがこの釣りで心がけていること。
昨日のイメージどおりに水面直下を意識しながら、丁寧にヒットポイントをなぞっていく。
デッドスローで引き波を立てながら、ジワリジワリとリトリーブしていくと・・・
ガツンッッ
とブン殴られるような衝撃とともに、ドラグが唸りをあげラインを引き出される。
「来たよッッ!!」
隣で電話中のやんやんことルシウス北添にヒットを告げると、周囲の仲間が集まってくる。
ファーストランで15mほど持ってかせてからスプールを指で止めてまずはフッキング。
バイトと同時にフッキングすると口先の固くて分厚いところに針先が当たってしまい、貫通せずにフックを伸ばされるハメになる。
魚が走って完全にむこうに向いた状態でフッキングするのがコツ。

こうすることで魚のパワーを利用してカンヌキのバレにくい箇所にしっかりとフックを貫通させることができる。
フッキングが完了したら、今度はレバーブレーキでテンションを抜いていく。

この時はロッドがほとんど曲がるか曲がらない程度までテンションを抜く。
「張らずゆるまず」
このギリギリの状態を保っておくと魚は自然と走りを止めて流れの上流に向けて頭を向ける。
魚が止まったらドラグをめいいっぱい締め込み、無駄にラインが出ない状態にしてから・・・
ガンガン寄せる。
この時、大きなポンピングなどせずにショートポンプか魚が小さければロッドの角度を変えないゴリ巻きで寄せることで、反撃のスキをあたえない。

以上の繰り返しで
”糸を出してテンションを抜く”
”限界まで絞り込んで一気に寄せる”
という強弱メリハリのあるファイトを展開でき、
フックにダメージを与えずに無駄を省いた最短時間で寄せることが可能となる。
そんな一挙手一動を仲間に見守られながら、徐々に寄せてくると違和感を感じる。
まったくもってジャンプしないのだ。
大概シャローで掛けた魚は、2、3回ロッドを煽って挑発するとムキになってジャンプするハズなのに一向に下に下に潜っていく。
「・・・???」
違和感満載で浮上してきたのは紛れもないアカメ。
ルシウス北添の差し出すネットで無事ランディング成功。
がっちり握手!!

後ろで見守ってくれていた仲間から歓声があがる。
たった1本の魚でその場にいた多くのアングラーが一喜一憂する。
それがこのアカメ釣りのクライマックスだと思う。
なんか変なファイトだと思ったらドタマにがっちりフッキング。

こりゃバレないや(爆)。
サイズは78cm。
いまさら大騒ぎするサイズでないが、やっぱり嬉しいものは嬉しい(喜)

いつも一緒に遊んでくれるルシウス北添と弘瀬さん。
やっぱり一緒に喜んでくれる仲間はありがたいなぁとしみじみ思う。
そして相棒のソウルクラッシュ。

ここまで実に4年以上。
シーバスロッドなのにアカメでテストしていた時間が長い異端児(爆)。
最初の頃は「デカいのに負けない」という強い意志で振り回していたが、一緒に各地を廻る中で、気付いたことがある。
本当にヤバいのと渡り合うためには、小さいのからデカいのまで確実にノセて、ファイトして、ランディングに持ち込めるのが大事ということ。
小さいのを確実に取ることで、それ以上のサイズが来た時に慌てないヒントがたくさん手にはいる。
その軽さはもとより使い手の意向に沿って”緩める”〝絞る”といったリニアな操作性に追随してくれるロッドに仕上がったと思う。
今後、こんなロッドが作れるかどうかはわからないが、
VX93MML・・・
スピードハウンド・・・
テストロッサ・・・
と受け継がれてきたモノがこのロッドにも受け継がせてあげられたかと思います。
そして今回の遠征中に出会ったたくさんの同志のみなさん。
関東から遠征にきたザリやん氏とお友達の方(写真なくてすいません)

昨年高知で偶然お会いして以来、「また高知で!!」なんて話していたけど、再会できました。
晴れ男ぶりを発揮して貴重な晴れ間をありがとうございました(爆)。
それでシケマン鈴木さんと入れ違いで単独で特攻かけてきた・・・
ニコデザインの坂本さん。

タイミングが悪くてすいませんでした(汗)。
でも同じアングラーとしての志は一緒。
また来年もいっしょにロッドを振りましょう!!
そのあとには大御所の小林厚治さんと地元の御大今井さんも合流。

古き良き時代の話で盛り上がりました。
おなじ時代をそれぞれが通り抜けてきた中での独特の空気感。
『温故知新』
という言葉を思い浮かべたひとときでした。
ほかにもいつもサポートしてくれる、近森くん、コンボイさん、ビルマンさん、ショウちゃん、熊ちゃん・・・。
みんなみんな、ありがとうございました。
来るなと言われても・・・また行きます(爆)
- 2014年9月24日
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