流された

先ほど削除した記事の変わりに少し前の話を書かせて頂こうと思う。


今年の初めに久々にしくじった。


たまに訪れる地磯でのことだった、激荒れ爆風の中どうしても狙いどころへルアーが届かないので『ん、大丈夫だろ』 この波ならこっちにすすむから最悪流されても死なないな。

なんて安易に考えて入水していき、沖の浅瀬へたどり着く少し前で波方向と違う流れに入ってしまい沖向きに流されそうになった。


私は幼少の頃より泳ぎには少々自信があった。
(オリンピック選手等がいるスイミングスクールで一番上のクラスで泳いでいたのだ、一緒に泳いだ子の中にはオリンピックで金をとった子もいた)


小さい頃は神童で色々なスポーツで期待されていたが一番重要な 『がんばり続ける』 と言う才能が欠落していたらしく中学生くらいには中の上くらいに周囲の評価は落ちていたようで当然のように二十歳を過ぎたらただの人になった。


私は自身がじじいになっているのも忘れ、昔と同じように泳げるつもりで『まさか水では死なないだろう』なんて思っていたが、今回の事でまったく考えを改めた。


歳をとって思いのほか動けなくなっているのもあるが、人力ではあの激荒れの潮流には勝てないと思い知らされたのだ。



流されてからは体が浮いてしまっているのでセットで入る波にあわせてボディーサーフィンのようにして戻ってきては流されての繰り返しを15分くらい行っただろうか何とか岸近くにたどり着いたところを心配して駆けつけてくれたルアーマンの方に引き上げてもらった。

※ あのときの皆さんご迷惑おかけいたしました。


遠くから見えて『あ、あいつ死んだ』って思って急いで来てくれたが沖へ助けには向かえないのでルアーを引っ掛けて引っ張ろうかと何人かで相談してくれていたらしい。



引き上げてもらった後お礼を伝えるとガクッと力が抜け運動量に肺がついていっていないのか咳き込んだあとのタンには血が混じっていた。




こんな事故にも備えて生命保険にはしっかり入っておこうと思う。




皆さんも最悪のときにそなえて保険をどうぞ。




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