もらってくれてありがとう 

はじめに


今回はつりとは関係ないお話だ、もともとからして私の腕では毎回毎回お魚が釣れた記事を書くのは難しい。


なので今回は趣向を変えさせて頂いてふだんからの私が『いかにすばらしい人間であるか』を皆様に広く知って頂く為にこの日記を書かせて頂くこととする。





この日記を読まれたあと私を見かけた場合は遠くからでもかまわないので拝んでおく事をお勧めする、参拝方法に特に決まりはないので一礼二拍手で良いだろう。




もしあなた様が強盛な信を持って我輩を拝み奉ればきっとたちどころに運気が上がりバコバコと狙いのお魚を釣り上げてしまうに違いない、お布施にバイブレーションやミッドダイバーなど私が先週なくしてしまったルアー等をお渡し頂ければその効果たるやさらに凄まじいものであろう。




先日uさんが『わたくし最近すこぶるついていないので徳の高いHAMAKENさんにあやかって運気を上げていただこうと思います』って言って私に一礼したあと一緒に釣り場に入ったのだが彼はその日ノーバイトだったばかりか ぶっ飛び君やかっとび棒 などの高価なルアーを何本もなくしてしまったほどのご利益である。







私は他人に結構きつい事を言う事も多い職業である。


ここは東京砂漠、生き馬の目を抜くアジア有数の繁華街を要する町である、甘っちょろい事を言っていては自分の身内すら守れないのだ。




仕事とはいえきつい事ばっかり言って他人と接していると心がささくれてくる。




そんな私の心の洗濯はまったく知らないどこかのだれかへの幸せのおすそ分けだ。

※ そんなにたいした事はできないのでコンビニにある募金とか発展途上国の子供に何か送るとか何でもいいのである。




私は幸いにして日本に生まれ裕福ではないがそれなりに生活が出来て家族にもある程度大切にされている、自分ではそこそこ恵まれている方だとおもっているので僅かばかりではあるが私よりももたざる方へのおすそ分けをしても良いのだと思う。





なにやら偽善ぶったやつがなんかいってるよって感じると思うがそのとおり、私はそのような偽善行為で癒されるのである。


私は誰かの為ではなく自分のために幸せのおすそわけをさせていただくのだ、何かちょこっと良いことすると心が軽くなるのである。





ちょっと前に骨髄移植のドナーとして骨髄提供をした。




ずいぶん昔だが献血で訪れた献血センターで何気ない気持ちで骨髄バンクのドナーに登録したのだ、動悸はなんか変わった経験が出来るかもしれないなんていう不純な考えだったかもしれない。




自身が登録した事すら忘れかけていたほど時間がたってからドナー適合のお知らせが届いた、幸いにして私の場合は家族や職場の理解もあり問題なくご協力させて頂けた。




入院中1人で家族の面倒を見てくれたママ、仕事のサポートをしてくれた同僚には感謝である。




骨髄提供なんていうと大変そうに聞こえるが実際にやることは、若干の手間はとられるが大きな注射をする程度のことでぜんぜんたいしたことではない。


実際ドナーになってみたが、まったく痛みもなかったしつらくもなかった。


※ 入院2日目には元気なので今後の目標にしているショアマサ捕獲の為の情報集めやお友達へお誘いのメールをしていたくらいだ。(wifiも使えるしPCを持ち込んでいるので仕事も全然問題なかった)




入院中にあった残念な出来事は1件だけ、尿管を抜き取ってくれたのが男の看護師さんだったことだ.... できることならば笑顔の素敵な××さんにやさしく抜いていただきたかった。




入院中は暇であったが昔勤めていた会社の後輩がお見舞いに寄ってくれた。

後輩は近所に住んでいるのだがいらなくなった子供グッズを我が家へもって来てくれた際にママに聞いて知ったらしい。


彼は入院中わたくしが淋しかろうと気をきかせて本屋で大人向けの雑誌を購入して来てくれたのだが、年齢的にも入院期間的にもそんなものは必要ないとは思わなかったのだろうか。


只せっかくのお見舞いの品を持って帰っていただくのもどうかと思うのでここは大人の対応でありがたく頂く事にした。


袋とじの『昼下がりの淫らな人妻達』と謳われた企画が非常に気になる、なんなら見開きの豊満な肉体にスケベな衣装をまとった若奥様もたいへん素敵だ、メガネがとても好みである。




今回のミッションは大成功だ、自分は良い事をした感がとても大きくて、私の心はあの北海道の大空のように広く晴れ晴れとした気分だった。





患者さん、あなたは私に 『命の贈り物をありがとう』 と言ってくれましたが私の方こそあなたに伝えたい、『もらってくれてありがとう』





※ 私は直近では4年前の夏に1週間ほど北海道へ家族旅行に行ったがそのときはずっと曇りだったので北海道の青空などは見たことがない、ちなみに30年前と10年前の旅行の際も大雪だった。







おまけ





今回の骨髄提供では非常に幸運だった事が他にもある、以前記事にした『流された』に記載されているように私は釣りして死に掛けた事が何度かある。


そんな私を心配してママが私に多額の生命保険と医療保険をかけてくれているのだ。




今回の入院と手術は私から望んだ事なので保険なんか適用されないと思っていたのだがところがどっこい結構まとまった額が保険会社から支払われた。



『ついている、やはり良いことをすると自分に帰ってくるものなのだ、これは釣具と装備をフルモデルチェンジ出来るではないか』 なんて思っていたが世の中そんなに甘くはない。


保険会社から支払われた多額の臨時収入は晩秋に結婚する義弟の結婚式(ハワイ、マウイ島で行う)に参列する為の費用のたしにするとママに全額没収された。





ビバ!ハワイ!!




釣り好きのハワイ旅行なんて言うとクルーザーでブルーマリーンとのビッグファイトなんて想像をする方もいらっしゃるだろう。

しかしながら私は仕事をそんなに休めないのと愛犬の面倒を見なければいけないので 残念無念... 一人さびしくお留守番である。





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