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▼ long trip and hardship

遠征釣行も回数を重ねるにつれて若干マンネリ化しつつあり、
本来の醍醐味である、不安と期待が入り混じるドキドキ感が減っていると感じたので、
全く新しい未知なる海域で初めての魚との出逢いを求めて、南方方面へ遠征してみることにしました。
 
プラン１回目は、前日に悪天候のため中止が決定（泣）
荷物一式を送り返してもらい、フライトもキャンセル。
これも必要経費と割り切っているので、再度日程を調整しプラン2回目を組む。
 
2回目も、梅雨入り後という事もあり、目まぐるしく変わる天候のため、
釣りができるかどうか全く目途が立たない中、とりあえず現地入り。
 
雨と風は強いものの、覚悟してなんとか１日でもできそうな感じ。
海域のポテンシャルは高いハズなので、たとえ実釣1日であってもありがたい。
 
初めて上磯するポイントは、ドキドキ感がたまらない。
地形や波の状況を把握するまでは、ひとつ間違えば危険な状況に陥るので安全面には十分配慮する。
 
先ずは、ウォーミングアップでストライクプロのマグナムミノーをスローリトリーブする。
 
当て潮でアクションはイマイチだが、磯際のブレイクからデカいカンパチが出現し、バイト！
 
残念ながら、うまくフッキングせず。
 
 
その後、ジグやポッパー、ペンシルとローテし、反応を探るが気配なし。
 
 
どこでも出現するコイツが反応してくるだけ・・・。

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そうこうしていると、予想よりも早く天候が悪化してきて、豪雨に。
 
焦る気持ちを抑えながら、ダイペンをキャストしていると、
 
 
磯際で、強烈なバイトが！！
 
反転して、重みが伝わってから、ガッツリとフッキングを入れる。
 
 
素早くファイティングベルトにグリップエンドをねじ込み、リフトにかかる。
 
安全を考慮し磯際に近づかずに、ズリ上げランディング。
 
 
６キロぐらいのカスミアジ。

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アベレージ１０キロクラスと想定していたので、素早くリリースしキャスト再開。
 
 
同じサイズが回っているようで、同サイズを追加

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雨と風は強くなる一方で、ゴアテックスの上下が役に立たなくなってきた。
低体温症になりそうだったので、
一旦、船に戻り下着からレインウエアまですべて着替える。
 
集中力が少し戻ってきたので、ジグゲームから再開する。
 
 
潮が走らないので、厳しいなぁ～と思っていたら、
 
ボトム付近で反応が！
 
頭の中では、10キロクラスのカンパチとのファイトをイメージしていたので、
 
あっさりとランディング。
 
アカジョウ（バラハタ）のような魚
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（後に、船長にあげると、これでうまい酒が呑めると喜んでいただけました。）
 
 
その後、豪雨・10m以上の暴風に加え、雷が激しくなり、
とうとう至近距離にも落ち始め、命の危険を感じ始めたので、釣りどころではなく終了に。
 
寄港までは木の葉のように揺れる狭い船内に17時間缶詰になり、
「生きていることのありがたさ」と「家族に再会できるよろこび」を
身をもって実感する事ができました（苦笑）

 

 

 

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