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▼ LITTLE OCEAN/オーシャンFGベスト
- ジャンル:釣り具インプレ
リトルプレゼンツさんより、オーシャンブランドの新作 PFD がリリースされました。
PFD =「パーソナルフローティングデバイス」=補助救命胴衣、俗に言う「ライジャケ」ですね。
PFD =「パーソナルフローティングデバイス」=補助救命胴衣、俗に言う「ライジャケ」ですね。
昨今、ショアからのルアーフィッシングにおける PFD の必要性は随分とアングラー方に浸透しており、10 数年前と比べるとその着用率は大幅に上がっているように感じます。
それだけに各メーカーさんの製品ラインナップも豊富で、ありとあらゆる便利機能や収納性、着心地についても拘りを感じる品がズラリと並んでいます。
アングラー方もそれぞれの性能やデザイン性,価格等々を比較しつつ思い思いの品を手に取ることでしょう。
アングラー方もそれぞれの性能やデザイン性,価格等々を比較しつつ思い思いの品を手に取ることでしょう。
今回のリトルPFDは黒ベース。
というか、黒です。
というか、黒です。

LITTLE OCEAN/Ocean Floating Game Vest(前面)

LITTLE OCEAN/Ocean Floating Game Vest(背面)
シンプル且つシックなデザインがいかにもリトルさんらしく、ワタクシ的には大変格好よろしいかと気に入っています。
「派手すぎるデザインはちょっとなぁ」というおっさん・・・いえ、シブ目アングラ様には是非ともお勧めしたいものです。
収納性としては、メインのフロントポケットにはメイホウルアーケース3010Nが2つづつ入ります。

そして左右両ポケットの脇にはファスナーがあり、これを開けるともう一段階前面にサイドポケット。


左ポケット前面にも小さ目の物入れが上下に2つ並び、小物類の収納も十分にあろうかと思います。


収納といえば、近年定番化しているポーチ。
これは別売りになりますが、大型でありながら薄めのデザインで、あまりボッコリ感が出ないようなスマートな仕上がりです。

アイホン7プラスも、この通り楽々収まります。
これは別売りになりますが、大型でありながら薄めのデザインで、あまりボッコリ感が出ないようなスマートな仕上がりです。

アイホン7プラスも、この通り楽々収まります。

バックポケットも大型で、頻繁に取り出さないものであればアレコレ入れておけます。
ワタクシはナイフやウロコ取り、場合によっては予備の水分やハンドライトなんかを入れています。
ワタクシはナイフやウロコ取り、場合によっては予備の水分やハンドライトなんかを入れています。
プライヤーホルダーは内部収納式。


過去、プライヤー先端の露出により、ウェア類やウェーダーに傷を付けてしまった経験がある方も少なくないはず・・・
ええ、ワタクシです(クスクス)
ポケットサイド下にはベルクロ式のベルトがあり、D菅に繋いだフィッシュグリップを抑えるのに最適。

歩いてる途中にプラプラするのもナンですが、強風下の磯なんかではプラプラがブランブランになり、あれこれトラブルを招きかねませんので、簡単操作で抑えておきましょう。
そして今回は、バックサポートベルトを標準装備として付けてみました。

しっかりと締めて使用することで、長時間浸かりの際に腰の負担を和らげ、肩に掛かる負担も大幅に軽減・・・なんて、いまさらな説明に聞こえてしまうくらい定番化した機能ですね。

背面のファスナーで簡単に取外し可能で、ベルトはいらないかなって釣りの際には外せばいいし、逆にベルト単体での使用も可能です。
デザイン性、使い勝手、収納面と、シンプルかつ必要十分な性能をもってリリースされた新作PFD、なかなかにいい感じでしょう。
て、ちょっと待って。
ここまでの話もそれぞれとても大切な要素ではあるけれど、これらはあくまでも付加価値機能。
第一の目的は誰が何と言おうと、その名の通り“浮力装置”であることです。
昨今、これがなおざりになっている傾向を感じるのですが、実はこれこそがリトルPFDの最も優れるところなんで、今しばしお付き合い下さい。
浮力は9.5kg/24h

世間一般的なライジャケの浮力としては、7.5kg/24hのものが多いでしょうか。
これが適正かどうかという話ですが、人が水に浮いた際の必要浮力は、一般的に体重の10 %程度と言われています。
これが適正かどうかという話ですが、人が水に浮いた際の必要浮力は、一般的に体重の10 %程度と言われています。
「じゃあポッチャリ系な僕は浮かないじゃん・・・」というメタボなお父さん方が続出なワケですが、実際にはそれを大きく上回るワタクシでも7.5kgで浮きます。
さらに、あまり浮きすぎると泳ぎづらいという見解もあるようですので、その目的によっては必ずしも体重の10%が最適とも言い切れないのかも知れません。
それでも私がテストした限りは、7.5kg と 9.5kg では浮いている際の安定感,ひいては安心感がまるで違いますし、パニックに陥らないことが重要な落水時要素として、それは大変重要なことです。
あくまでも磯や波止からの落水、河川で流されるような場面を想定しすると、“泳げる”よりも“浮いていられる”が優先されるべきでしょう。
そして何より、浮力材は消耗品です。
経年劣化による性能低下を考慮すると、余力があるに越したことはありませんよね。
経年劣化による性能低下を考慮すると、余力があるに越したことはありませんよね。
アングラー毎のスタイルや考え方、求めるバランスによって一概ではありませんが、今一度御自身の釣りとPFDの浮力について考えてみてもいいのかも知れません。
十分な浮力が一定時間あるものとして、次に重要なことが身体とのフィット感です。
「ゆったり着る」のが流行り・・・なんて時代もありましたが、あれでは性能が活きないことは、今さら言うまでもありませんね。

両脇下のベルトを締め込み、身体にフィットさせるのですが、締め時にはベルトを引っ張り、緩め時にはバックル端部を軽く手前に持ち上げることで、片手で簡単に調整出来ます。
余ったベルトがヒラヒラと舞わぬよう、サイドベルト、腰ベルト、ショルダーベルトそれぞれに止め具が付いているのもありがたいところ。
また先に紹介したサポートベルトですが、浮力体裏のガイドを通してしっかりと締める事で、単なるお飾りベルトではなく、浮力体と一体感あるフィット感が得られ、万が一の落水の際にも大いに意味を持ちます。

さらに浮力材には柔軟性あるNBRを採用し、必要形状に成型していることもフィット感を感じられる大きな要因です。
柔軟性があり、浮力が高い、耐候性に強く、吸水性も少ないと、浮力剤として優秀なNBRですが、難点としては通常の発泡剤の重ね合わせ浮力材と比べてハイコストであること。
残念ながらと言うか、その分製品単価に影響してしまう部分はあるのですが、重要な安全面への配慮には必要コストを掛けて作り込むという姿勢は、むしろPFD第一の目的を果たすべく素晴らしい判断とも言えます。
このあたりは、落水の危険が常に身近にあるカヤックフィッシングに精通するメーカーさんならではの考え方なのでしょうね。

浮力材は取り外しも簡単。マメな手入れをする方には喜ばれる機能でしょう。
そしてクロッチベルト(股ベルト)は、やはりの採用です。

腰ベルトを締めれば・・・という謳い文句は可能なのですが、万が一の落水時にあって損することはありませんので、こちらもしっかりと締めて使って頂きたいと思います。
フィット感があることは、釣りする上での動きやすさにも繋がる話で、一体感ある着心地は後々の疲労軽減にも繋がる重要な性能です。
安全性、運動性の両面から、拘りを詰め込んでみました。
安全性、運動性の両面から、拘りを詰め込んでみました。
さてさて少し長くなってしまいましたが、リトルさんの新作PFD、如何でしょうか。
あれこれ拘りつつ若干コストが上がってしまったのですが、何より安全性を第一に充実させたフィッシングPFDとして素晴らしい出来栄えだと思います。
皆様の次回ライジャケ購入の際の選択肢に加えて頂けるとありがたく思います。
でわでわ。
- 2017年7月9日
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