種子島GTチャレンジザッリベンジNO.2

  • ジャンル:釣行記
と言う事で種子島へ熱い思いも持ち込み遠征する事となった。

大分から半ば強引にそそのかしたのは同級生アングラーで有り、すでに3本のGTをキャッチしているジュンマン。

宮崎から今回の釣行をコーディネートした蟲ボイ、のべさんの計4人。
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大分市内→熊本IC→鹿児島北IC→トッピ~→種子島着→船宿豊生丸。

合計8時間程の旅。この間気分はワクワクドキドキソワソワ!



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豊生丸さんの民宿へ着くとすぐに晩飯。

これがまた美味しいのなんのって。もちろん今回の釣行に関しての情報交換や船長の武勇伝を聞きながら、楽しく美味しい時は過ぎる。

食べ終わると次の日の準備。

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GTじゃなくともこの準備の時点が最も楽しく、ワクワク感も最高超に達するのは言うまでも無いだろう。


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翌日AM6:00
ついに出港!台風の影響が心配されたが、意外にもベタ凪。

蟲ボイ曰く、「前回は凄かったすよ~今回は条件が良いんで間違い無く全員安打でしょ~」

とか言うもんだから無駄に緊張してしまう。

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開始早々、僕のポッパーにGTかどうかは微妙だったがバイト!
しかしいきなりのバイトに普段は絶対に無いビックリアワセにてフッキングならず。

続いてガンマを引き倒していたジュンマンに明らかにGTのバイト、しかもヘッド&テールで・・・
しかしロッドにも来ず。20キロは有りそうだった分残念・・・・
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しかしその後期待は裏腹にボイルは有るもののバイトは無く、次々とポイントを移動する。






そしてこの日最も期待されているポイントにて・・・・ついに!
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僕のポッパーをGTが襲う!
もろにボディを出し襲ってきたGTに対し、慌てずポッピングを止め、お居食いを狙ってのヒット。
ここまでは良かった。。。。
僕が今回組んだタックルは決してヘビーでは無く、ドラグも初期セッティングは5キロ程。
そのため、焦って合わせた所で向こうに向いたGTにアワセを入れあの太い針を管通させる程のテンションは掛けきれない。

イメージトレーミングではヒット直後アワセを入れずファーストランに耐え、止まった後追い合わせを3~4回入れた方が管通させやすいだろうと考えていた。
が・・・・なぜかファーストランが無い。そうコッチに向かってきていたのだ。
しかしロッドにテンションがかかってきた時点で意味の無い位の力でビックリアワセを2回。
「しまったアワセ入れない予定だった!ファーストランの後だった!」
GTの場合おそらくバラシやすいのが、ヒット直後と考えられる。
一番がアワセ、そしてギンバルに竿を差し込む時のテンションの保ち方だろう。

今回はイメージを完全に裏切られ、最低の対応となった。
ファーストランが無い向かって来た魚に対し慌ててギンバルにロッドを刺そうとすると、コッチに向かってくるため、テンションが抜けて行く。しかもアワセも不十分。
ハッキリ言っていつバレてもおかしく無い対応だっただろう。
バイトが有った時点で完全に冷静さを失っているのは言うまでも無い。

ギンバルにロッドが刺さると慌ててテンションを強く入れなおすが、ロッドを曲げてアワセを入れた所であの針を管通させれるほど甘くは無い事も知っている。
とにかくテンションを抜かない様に体重を掛け巻き続けよう。
と思ったが、興奮して足が震え、力が入らず体重なんて掛けれる状態じゃない。

とにかく落ち着く事が優先と考え、冷静さを取り戻すため船べりに体重を預け、大きく深呼吸を数回と自分で「落ち着け~落ち着け~」を連続。

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ファイト練習では体重を掛け、腕を出来るだけ使わず伸ばしたまま、自分の体重でポンピングする練習を繰り返し、出来る予定だった。
がやはり興奮が邪魔をする。
深呼吸とダサイ独り言を繰り返しよやく足を震えは止まり落ち着いた。
そこから一気に船でフォローを入れてもらいながら寄せに入る。
すると足元まであれよあれよと寄って来て、一番辛い真下へ。
こうなると腰への負担が辛くなるため、魚が見えた時点でロッドを脇へ挟みロッドをラインと一直線にするが、すでに腰は痛くなっていた。
しかもファーストランが無かった分魚自体は元気満々。
足元で思った以上に浮いてこない。
もっと冷静に魚の向きを認識しながらすればおそらく楽に浮いてくるはずが、冷静さは無く引っ張り続けるのみ・・・・
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少々てこづりながらもようやく魚が浮いて来た。

そして船長がネットイン!

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前回よりは確実にデカイ!しかも運良く前回に比べファイトもそれほどキツくなく多少腰は痛むものの、腕力は全然余裕!
そして「よっしゃー!!」と遠吠え!




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深く深呼吸をし、落ち着き。。。。。。


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夢にまで見たGT抱っこ!
最高です・・・・・・本当に最高の瞬間でした。

かなりデカく見えるが、GTの場合写真の撮り方しだいで大きく見えちゃう。

実際もっとデカイのが釣れる予定だったため計測はしなかったが、推定17~18キロといったところだろう。

ギリギリの抱っこサイズなため船長から「こんだぁ~1匹やの~(笑)」のOKサイン!

ファイトに多く悔いは残るものの、ついに手にした納得のGTサイズ。
長かったこの瞬間まで、そして辛かった・・・様々な事が・・・・その気持ち重さは僕にとって完全に50キロ台を超えていたのは間違い無いだろう。


それにしても、練習したとは言え運が良すぎて、全然体力的には余裕。

ジアイを逃しまいと釣った後の一流しは落ち着くため休憩。

二流し目からキャストを再開。人間とは欲張りなもので、これなら一日二本もいける!とか思ってしまう。もっとデカクもっと辛い引きをする奴を掛けたい!

初チャレの時の自分の姿はそこには無かった。ただがむしゃらに釣りたいと言う思いのみ。
あ~オレ釣り好きだなぁ~久しぶりに通関した瞬間でもあった。

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しかし、そんな期待をよそにバイトは無く、台風の影響でゲリラ豪雨に追いかけられ続け・・・・

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気が付けばゴールデンタイム・・・・・・・・・・・期待は高まる。

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船長も初めてと言うナイトゲームまで食い込むもののやりバイトは無く帰港。

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宿に戻り、ビールを飲みながら今日の反省会。

タックルを見直し、次の日にそなえユックリと床についた。


二日目へ続く・・・・・・・

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