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魔法技術者@珍士

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リール塗装番外編~エアーブラシ使用方法 その②~

ほい(=゚ω゚)ノ!

今日はあんまり酔っていないモードですよ!

今宵も日ごろの感謝にお答え?もとい・・・・

珍士の日ごろの行い向上企画の続編ですっ!!

お待たせしました。

エアブラシ使用方法 その②ですよ~!!

さぁ・・・・行こうか。。。。。
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ありのぅままの塗装みせるのよぅ~~~~(*・∀・*)

~~~今日はあんまりふざけないで書くぞ編~~~
前回までにエアブラシの機材や小道具について説明しましたので、今回から実践、塗装に入ってきますよ。

~第3章~
エアブラシ塗装方法(ノ∀\*)

・・・では珍士の塗装を工程ごとに説明していきまっしょい。

①塗料を仕込む
 塗る量にもよりますが、数値入れたほうが分かりやすいので具体例書いていきますよ。
まず塗料をよく攪拌(かくはん)し、スポイトを使って塗料容器に5cc程度移します。
次に、ラッカーシンナーを注射で吸い、徐々に塗料カップに移していきます。この時の希釈率ですが、塗料1に対しシンナーは1.5~2くらいの比率になります。
シャブシャブ(ほぼ液体)の状態になっていると思いますが・・・・エアブラシ塗装ではコレくらいが適正粘度なんですよ。

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希釈の目安となるのは、ティッシュに塗料が毛細管現象で吸われるくらいがちょうどよいところくらいです。なれないうちはコレをベンチマークとしましょう((´∀`))
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②エアブラシに塗料入れて塗装する

単に塗料をカップに移すだけです(爆)
重要なのはコ・コ・カ・ラ(*´∀`*)

また前回のようにしたの図を見てください。
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塗装するにあたり、ニードルストッパーを緩めトリガーが全開位置から80%くらいまで動くように調整します。
この状態で図のよう、トリガーを下に押して右に動かすとエア+塗料が出てくるはずです。

?おい珍士、出ないけど・・・・( ゚皿゚)
そんな方は塗料粘度が濃すぎています。もうちょっと希釈しましょう。

塗料が出るようになったら次ぎに試し吹きしてみましょうm9(゚д゚)っ

紙(被塗物)とエアブラシまでの距離はおよそ5~10cm位

この時、塗装された模様(塗装パターン)をよく見てくださいな!
例えば左目からふたつ目、色が薄くなっている部分の点点激しくないですか?コレがまだ濃いことを物語っていますヽ(゚∀゚)ノ
逆に一番左はおぼろ月みたいになっていると思いますが、コレが良い状態です( ^,_ゝ^)



ちょっ!!コレ・・・薄すぎるんじゃないの((( ;゚Д゚)))ってくらいがエアブラシにはちょうど良い希釈率ですよwww
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この状態でニードルストッパーを締めていくと、塗装パターンは細くなり字や絵が描けるようになり、開けていくと太く塗出量も多くなります。

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ちなみに慣れてくるとトリガーの開きだけでパターン、塗出量を調整出来るようになりますよ。
ベイトリールで勝手にサミングしているのと同じようなもんですわww

ここでスプレー塗装のテクニック?的なものを紹介します。塗料の出る量は一定にして、試し吹き紙までの距離を変えてみましょう。すると・・・・
濃淡表現やグラデーション表現が出来るようになります(´∀`*)ウフフ

グラデーションを上手く見せるには、被塗物近くから一瞬吹いてすばやくエアブラシを引くときれいなグラデーションができます。
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つ・ま・り、ルアーのパロットカラーはこうやって塗装してるんですよ!!
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原理を知れば・・・・後は馴れだけです(^∀^)。
わり簡単に出来ますしエアブラシならではのグラデーション使うと製品っぽくなって豪華に見えます。

コレが塗装の目的である塗装物の美観向上の本質ですね( ゚∀゚)ノ


では次に、一般的な被塗物への塗装方法です。

ニードルストッパーを60~70%で固定。被塗物とエアブラシの距離が5~10cmくらいで横方向にゆっくり動かします。

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塗装の基本ですが、スプレーはかならず拭き始めと、拭き終わりは被塗物に塗られる前に○の位置トリガーオン、被塗物通り過ぎてからオフが基本動作です。
また、被塗物に対して一定距離で平行移動も基本です。

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被塗物が大きい場合等は「の」の時を書きながら進めてもOKです(・∀・)

そうそう、ムラ無くキレイに仕上げる方法について・・・・
塗装する際は、前に塗った1/3くらいの位置をオーバーラップ(重ね)ながら塗装していきます。

一番上の長方形と真ん中の長方形の1/3が重なっているのが分かりますかね?これが以外に知られていない正規の塗装方法です。
また、前回左右方向に塗装したら、次に塗装する方向は上下方向です。
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ムラができる=塗装の厚み(膜厚って言う)が違うから色合いが違って見えるってことなんですよ(;´Д`)

ちなみに珍士がガチの本気塗装すると±5μm(1μm=1/1000mm)の誤差くらいで膜厚を安定させられます(*´ω`*)
あと、上塗り膜厚40~50μmなら数値狙って吹けって言われれば厚み狙って塗装できますよ(´∀`*)ウフフ
※会社の技能大会でいつも塗装してる現場の人抑えて3位に食い込むポテンシャルもってました(自慢)wwwww
 

・・・コレはコツがあって自然の原理を頭にいれておくと安定しやすいんですよ。地球には重力があるから、塗った下側は乾くまでに塗装が降りてきて厚くなる、上は薄くなる。だから計算して塗装方法を変えてあげるっていう技術なんですよ。
魔法技術は皆無です(爆)

原理を知っていると塗装は上手く出来るっ!!コレは間違いない(・ω・)

さて、プチ脱線したんでつづき・・・・・。
上の画像の通り、エアブラシで1回塗装しただけだと・・・・まったく色付いていません!

2回目でもこんなもんです!
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3回目
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4回目でようやくって色が止まりました。止まる=本来の色で落ち着くってことです。ここから艶が出るまで塗装します。ogj84ex66yo3b6nmgfz4_480_480-87820c07.jpg

この時、艶出したくて焦って塗装すると「タレ」が発生します。
あえて分かりやすくするとこんな風になります(´Д⊂
こうなったらの対処法・・・・乾いてから#400で研いでやり直しましょう(´;ω;`)ションナー
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っとまぁ・・・・これがエアブラシを使っての塗装一連作業ですよ。

塗装方法は基本はあっても十人十色なんでみんなやり方が違います。
それによって仕上がりも変わるんで、見慣れると誰が塗装したのかまで分かるようになりますわ・・・・・・・・。。。。(もはや職業病)

なんで、最初はみんなたくさん失敗しつつ、試行錯誤して上手くなっていくんですよ(*゚∀゚*)


最後に何度でも言いますわ。

珍士流塗装のコツ

①塗装は難しいんじゃない!めんどくせぇのです。

②焦りは禁物!焦ってやると嫌われるよっ!?

③塗装は原理を知れば上手くできるし、失敗も少ない。



これに尽きると思いますよm9(゚д゚)っ

さぁとりあえず失敗して上手くなろうwwwwww
 
ほんちゃんクエストの件

07メタマグ塗装ですが、まだ乾いてませんwwwwww

寒いからだな。。。硬化促進剤入れるか、冬用の速乾硬化剤使えばよかったなぁ。。。。。(´;д;`)

ウレタン塗料は冬季通常乾燥で5~7日くらいしてようやくカチカチになってきます。。。(現在3日目)

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こんな風に軽く爪を立ててみて引っかかる感じがあれば、塗装膜硬度は鉛筆の芯の硬さ2B~Bくらいです。硬さぜんぜんたりねーーーーwwwww
※爪の硬さは一般的に大体HBくらい。


ちなみにウレタンの完全硬化(大体F~2H)ですが100%いくまでなら1ヶ月くらい掛かりますからねw

※塗膜硬度の試験、鉛筆硬度試験(JIS)の詳細が知りたい方はコチラへ。


ほらほららららららららら一般の人にはまったく関係の無い世界へようこそコースになっちまったぁあぁぁぁぁぁぁぁl!!!!!

さて、次回はいよいろ組立て編がスタートできるとおもうんですが・・・・・・・どうだろ。硬化してくれてるかなぁ(謎)



 

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