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BALBAL99インプレ

おはようございます、ふらんです。

リクエストを頂きまして、素人の拙いレビューですが、BlueBlueのBALBAL99のインプレを纏めてみたいと思います。


BlueBlue初のシーバスロッド
BALBAL99ジャーキングエディション
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スペック
長さ:9.9ft
重さ:202g
ルアーウェイト:8〜42g
推奨PE:0.6〜2号

【はじめに】
普段はフージンAD104MLハイローラーを使用していますが、タックルが重く、長時間の釣行で疲労感が…
だいたい沖堤防に6時間くらいいるのですが、中盤以降は重さと疲労感で集中力が低下して、釣りが雑に…
その課題を解決すべく軽いロッドを探していた次第でした。

【探していたロッド条件】
①沖堤防かつオープンエリアのため、飛距離は絶対。9ft中盤〜10ft台のもの。
②グリップエンドの長さ
→ワキに挟んだり、肘に固定してタックルの重量の軽減やアクション操作の補助にしたいため、グリップエンドの長い物。
③柔らかく曲がるロッド
→力でねじ伏せるより、しっかり走らせたり、突っ込みを曲がっていなしていくスタイルのため、しっかり曲がるもの。
④タックルバランス
→リールを装着すると持ち重りやバランスの悪さから疲れるため、できる限り持ち重りのしないもの。

【購入を決めた理由】
①軽さ。
→今時のシーバスロッドからは異色の9.9ftで202g。
スペック的にもイロモノと選択肢から外れたアングラーも多いと思います。
が、そんな事はありません。
スペック的には軽いロッドでも、リールを付けたら重心が前にいき、持ち重りが…
重量は軽くても、持ち重り感から重く感じるなんて事多いと思います。
BALBAL99は、ロッドの重心がリールセッティング位置にあるので、持ち重り感がなく、不思議と軽く感じます。
これはグリップエンドのバランサーウェイトの役割が大きく、ロッド➕リールの重量を見事に分散している点が大きいです。

②曲がり。
→テップからベリー、バットまでキレイに曲がります。
ファーストテーパーのロッドにありがちな、ティップが入りすぎたり、ティップ→ベリー→バットと多段階で歪に曲がるなんて事はありません。

③振り抜けの良さ
→めちゃくちゃ軽く振れます。
これはロッドバランスが良い➕グリップエンドが長い事の恩恵ですね。
グリップエンドが長い事から、キャスト時にグリップエンドをスムーズに引きつける事ができ、これによりルアーにパワーが無駄なく伝えられるだけで無く、スイングスピードが上がり、飛距離がでます。
この3点から購入を決めました。

【使用感➕利点】
①軽さ。
→ロッドバランスの良さと肘やワキにグリップエンドを挟めるので、負荷分散とアクションの補助が出来るため、疲れにくくキビキビとルアーアクションがつけられます。

②飛距離
→9ft後半台のロッドの標準的な飛距離はでます。
トレイシー25gをペンデュラムキャストで約100mは飛びます。
私には10ftのハイローラーより、振り抜けが良いので、飛距離出ます。

③しなやかなティップ
→ティップが柔らかく、しなやかに曲がります。
フローティングミノーは、トゥイッチ気味にジャーキングしないと、水面から飛び出しますが、ティップがしなやかに入るため、強めにアクションさせても水面から飛び出し難いです。
また、ティップが柔らかい事で、ただ巻きでも流れの変化でイレギュラーアクションが起き、食わせの間が自然と演出出来ます。

④バラしの少なさ。
→ティップからベリー、バットとしなやかに曲がるため、バラしが減ります。
エラ洗いや急な方向転換には、ティップが追従してくれるので、ラインテンションが緩みにくく、フックアウトが減ります。
足下のピックアップバイトで、リアフック1本のみでも、きちんとフッキングし、ヒヤヒヤ感なくいなすしなやかさがあります。

ピックアップバイト➕リアフック1本でキャッチしたロクゴー。
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⑤ルアーへの対応力
→シーバスロッドにある適応下限のウェイトのルアーが飛ばない&操作しにくいなんて事はありません。
ブローウィン80S(8g)も飛んで快適に操作出来ますし、4gのコアマンパワーヘッド➕アルカリでもキャストやアクションつけられます。
30gのマキッパやブレード系、鉄板バイブの遠投やリフトフォール、ジャーキングなど全て問題なく対応可能です。

【デメリット】
①パワー不足
→柔らかく曲がるシーバスロッドなので、良くも悪くもシーバスロッドのバットパワーです。
ワラサやサワラの走りや突っ込みに押し勝てるパワーはありません。
BALBAL99でキャッチしたロクナナのワラサ。
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このクラスになると、走られたのを止めたり、リフトするバットパワーが無いため、青物がバテるまで耐えるしかありません。
またサワラの急な突っ込みには、パワー負けして、足下のスリットなどでラインブレイクしました…
シーバスロッドでショアジギングや青物を兼ねる方には向きません。

②操作性の悪さ
→グリップエンドが長いため、解説動画でもあるように、フェンスや手すりがある場所では取り回しに難儀します。
また肘で固定してジャーキングするのに慣れてない方は、持ち替える際にグリップが腕に引っかかり、ストレスになると思います。

③柔らかさ
→ティップからバットまでしなやかに曲がるため、ロッドにパワーや張り、シャッキリ感を求める方には向かないです。

【まとめ】
沖堤防のシーバスアングラーの私には、満点と言えるロッドです。
オープンエリアでの飛距離や操作性、対応ルアーなどは、さすがの一言。
ボトムパターンから、コノシロパターン、イナっこパターンなど、ルアーやアクションに対応して、その日のコンディションに対処できるのは非常に大きいです。
反面、青物が混じる秋シーズンには、バットパワー不足から、ちょっとストレスを感じるかもです。
素人アングラーの拙いレビューですが、長々とありがとうございました。
BALBAL99の購入を考えている方の少しでも、情報の足しになれば幸いです。

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