【EXPERIENCE】第13話　試行錯誤

「時代が変わったから」

そんな言い訳のような言葉をよく耳にする。

確かに時代の流れというものは存在するし、時代は変わっていく。

しかしそれは自然に変わるものではないと僕は考える。

時代が変わる時、必ず「変える者」がそこに存在している。

「だからこの会社はダメなんだ」

「何を言っても無駄だ」

と苦言を呈しているけれど、そこで仕事をしているから生活が

出来ている事を、つまり根本を見失っている。

それはつまり自分を「ダメなヤツ」と言っているようなもの。

ダメだと思うなら変えればいい。

その為の努力をすればいい。

それをせず会社のせいにするのは如何なものか。

自分に言い訳をせず、自分に嘘をつかず、今やるべき事を

一所懸命にやるべきではないだろうか。

僕には「人が少ないから増やしてくれ」という言葉が、

何年経っても理解できない。

まだまだやれる事はたくさんある。

言い訳はしない。

さて、現在チューニング中のBlooowin!140sのテストも兼ねて、

再びサーフへ行ってきました。

最初のチューニングルアーより２㎜リップを長くしたルアーで

実釣開始。

が、リップが長いせいか、アクションが変わってしまったので

更に0.5㎜リップを削る。

「んー、どうもイメージと違うなぁ」

なんて考えていたら何かがヒット！

君か。

ここってフグの養殖場だったか？

すぐにリリースしてテスト再開。

スピードを変えてみたりといろいろやってみるんだが、

どうも納得いかない。

そんな中、日も暮れてきてちょうど新色のレッドビアーが

威力を発揮しそうな良い雰囲気に。

「レッドビアーはこの明るさが一番効きそうだ」

なんて独り言を発しながらリトリーブしていると手前でゴンッ！

おっ！

このサーフでは初めてのヒラセイゴ。

30㎝ちょっとぐらいだったけど、久々の魚に嬉しさは隠せない。

その後は反応も無く、納竿。

その翌日もテストでサーフに向かい、大量のベイトが接岸している

のを発見。

時々出るボイルに興奮しながらルアーをキャストするも反応無し。

たぶんコノシロだろうと予想はしていたけど、ルアーに掛かった

ので一応パシャリ。

ちょうどBlooowin!と同じぐらいのサイズ。

良い情報は得られたけど、結局この日はノーバイト。

そしてこの日にBlooowin!のチューニングを一からやり直すことを

決断。

理由は使っていてストレスを感じるから。

今のチューニングで良いアクションを出せたのは間違いないけど、

使っていてストレスを感じるようでは「使える」とは言えない。

なのでもう暫く試行錯誤して再びテストしてみようと思います。

タックルデータ

ロッド：風神ADハイローラー

リール：イグジスト3012H

ライン：シーバスPEパワーゲーム　18lb

リーダー：シーバスリーダー　パワーゲーム　フロロ　25lb

使用ルアー

Blooowin!140s

Blooowin!140s　チューニングモデル

サーフェスウィング147F

レアフォース

冷音　14g

シーライド　20g

キックビート　20g