ロリに始まりロリに終わる宍道湖

ロリといっても






そっちはアウトおおおおおおおおおおおお












宍道湖



都会には浮かばない煌々と輝く満月
恐怖心すら覚える新月の暗闇
闇を祓う朝日の鮮烈さ



足元を覗けば手長海老の両目が爛々と
前を見やれば獲物を狙う鶚(ミサゴ)







都会の生活に慣れてしまった者には
羨ましいかぎりの自然、生命が溢れています


このような環境で竿を振っていると
釣りを得たことへの幸せをしみじみ感じます



宍道湖に魅せられて早や4年



しかしながら年数回の遠征ではポイントの開拓もたかがしれていましたがfimoでの出会いが遠征での蒙を啓くことになりました




S.W.A.N.の頃からのつきあいのたけちゃん(西村)
島根のオグル使い内部真也君、その釣友さんたちが惜しげもなくポイントを案内してくれました





田圃のあぜ道を爆走!?
獣道のような藪をかき分け
胸まで浸水しながら沖へウェーディング






アウェイの人間では絶対にできない釣りです!







一緒に竿を振った誰しもが大阪から来た釣り人に胸襟を開いてくれる懐の広さを備えています



いつしか釣りだけでなく、彼らに再会することも山陰遠征の魅力の一つとなっていきました





そしてMITSU松原ムツミ君と共に

魅力あふれる宍道湖の水に今年も降り立つこととなりました






まさにこの心境(笑)







まずは挨拶代わりの




「こいつかわいい顔して
ロリベの66をがっぷり咥えこんでやがるぜ!」





ネタはさておき
綺麗な宍道湖シーバスです




無垢って言葉がよく似合います







SINZOでもがっぷり


こんな感じでさくさくっとだけが早々に宍道湖シーバスと再会を果たしたところで


続いては釣友との再会です



 



この男、どうもハーメルンの笛吹き男の生まれ変わりらしい



内部君の笛の音に引き寄せられ


彼の釣友のさん、さらに釣友の安部さん、に続いて釣友の小松さん…




気づけば7人の大所帯に!




「やっぱり宍道湖。7人乗ってもだいじょうぶ!」




大所帯でも入れるオープンエリアは全域と言っても過言ではない





クルマ5台連ねてのランガン2か所目






穏やかな宍道湖がその牙を剝いた




バイト、バイト、バイト
ヒット、ヒット、ヒット
の嵐がみんなに吹き荒れる!





「来たっ!」
「食ったあぁぁ!」
「よし!」


みんなの声の中



なぜか僕だけが台風の目、無風、蚊帳の外、



いわゆるノーバイト状態…




ガルプでバイオテロでも起こしてやろうか




とも思ったが、ぐっと堪えてロリベ66をキャスト


幼女でいいから釣りたかったんです(泣)







しかし、このロリが嵐を呼び込む鍵だったのです





ジャーク&フォールの瞬間にフッとテンションが抜け
隣に居た内部君の前でいきなりのゴボゴボっとエラ洗い!


突っ込まないので50クラスかと思い気を抜きかけたが


「デカイ!っすよ!!」


と、内部君の言葉で一気に戦闘態勢に



桟橋を飛び下りて湖水に突っ込み

ブランジーノLBDの特性を活かしラインを送り出しては止めての繰り返しでじわじわ距離を詰めて浜へ誘導していく


体力を奪われ観念した様子のシーバス






『あとは浜にずり上げるだけやな…』



そう思ったことがまさに油断!





瞬間、息を吹き返したシーバスが股の間をすり抜け

桟橋へ猛然とダッシュ!





PEライン0.6号がロープにぐるぐると巻きついてしまった






万事休す
















はずだった


Don't Think FEEL


考えるより先にカラダが動いていた



レバーをOFFにしてラインをフリーに
後ろに居た梶さんにロッドを預け
ロープの先のラインを掴む




『!』







まだ魚がいる!



ラインを手繰り寄せ

グリップを口に突っ込んで引っ張り上げる










4年目にしてようやく掴んだ










80cmの宍道湖シーバス





リーダー、ライン共にザラザラ

LBでなければ獲れなかっただろう
ロリベを丸呑みしてたことも幸いした



薄氷の勝利










ロリベで始まりロリベで終わった今回の宍道湖遠征







ランカーには届いた


しかしながらモンスターではない



これで次の上を狙える



また宍道湖に向かう理由ができた



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