先の豪雨から１０日が過ぎました。


先週須佐で被災されたお宅に片付けの手伝いにわずか１日でしたが行ってきました。



こちらのお宅は床上浸水数十センチの被害。



何から手を着けていいか判らない状態のなか、畳上げ、床板外し、家の中に堆積した泥を出したりと少しづつ作業を進めていく。



水を吸って膨らんだ畳は一人ではどうしようもないくらいに重かった。



ナオキも部活を休んで手伝ってくれた。



二人で汗だくで黙々と作業をこなしましたが、いつ終わるとも知れない作業量を前にして暗澹たる気持ちになりました。



お宅の方の気丈に振る舞われる姿と帰り際にいただいた丁寧なねぎらいの言葉は気持ちを察すると辛かった。



無理をして体調を崩されることのないよう祈るばかりである。



自分も58年水害を経験しているからこそ大変さは判っているつもり。



簡単には言えないことは判っていますがあえて



「空けない夜はない」



と思ってやっていくしかないわけです。



これからも気持ちだけでも寄り添って行きたいと思います。



そんなわけで無邪気に釣りに行ったり、その様子をブログにアップするのも少しはばかられるところもありましたが、気持ちを切り替えて行くことにします。





ホーム河川はいまだに濁りがとれない状況。



これは先月の増水時には見られなかった。



実績があったスポットを朝、夕のマズメにチェックしてみるも、ここぞというところでバイトするのはイダのみ。



アユの姿は見えているのだが･･･



と言うのがここのところでありました。



でもやっとのこと久々のモーニングバイト一発。



少しずつ水位も下がり「変な」濁りもとれていくなかで、ここに居たか～、の一匹。



先の豪雨災害は人間に大きな痛手を与えました。



未曽有の降水量だっただけに魚類や水棲生物にとっても、少なからずダメージがあったんだろうと推察されます。



誤解を恐れず言えば、大きいスパンでこういったことを繰り返して時は流れて行くわけで、自然は早くも回復の兆しをみせています。



決して簡単な道ではないですが人間も頑張りましょう。