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▼ 続・相模川をメタルバイブで楽しむ ルアーについて
- ジャンル:日記/一般
■前回の記事同様、前提およびこの記事が刺さりそうな人
・フッコ以上のサイズの魚の魚影が薄い相模川で
・サイズを問わず、とにかく1匹目のシーバスに会いたい
・行ったからにはノーバイトで帰りたくはない
・バイブのブルブルとした巻感が好き
・バイト連発を味わいたい
・中級者の方はわかりきっている内容なので読む価値があまりないかもしれない(笑)
・前回の記事を読んで、少しでも学びがあった人
■序論
以前に、相模川では通常のシーバス用バイブで爆釣は難しいけど、ナイトゲームで小さいメタルバイブをうまく使うと20cmクラスのセイゴならバイト連発を楽しめる、という内容の記事を書きました。
今回はその記事では書ききれなかったおすすめのメタルバイブについて、使い方、おすすめポイント、思い出などを書いてみようと思います。
私がこれらメタルバイブにどっぷり依存していたのは2022年後半から24年後半まで。25年後半の現在は、バラシの多すぎるバイブから卒業を図ろうとしています(笑)。だんだんメタルバイブの使用を減らしているため、知識もだんだん薄れつつあり。忘れてしまう前に、ここいらで書き出して記事にしないと!というのが今の心境です。
毎回、FIMOのブログは書き始めると長くなりすぎて、書くのにも確認をするのにも時間がかかりすぎて労力がかかるので、今回はコンパクトに抑えつつ、皆さんに役立つ情報は省略せずに盛り込むように、うまく仕上げたいと思っています。コンパクトに仕上げる分、この記事だけでは足りない点が多いと思いますので、ぜひ前回の記事「相模川をメタルバイブで楽しむ」も読んでいただければと思います。
■ジグパラブレード5g
強波動だが強すぎず、程よい重さでまあまあ飛距離も出て風のある日でも使える、表層からボトムまでどのレンジでも喰わせるアクションが誰でも出せる、ヒラでもマルでもどっちもOK、という究極のオールラウンダーです。2022年後半から2023年中ぐらいまで、このバイブが最高のルアーだと思っていました。私の釣果でのハイライトとしては2022年の秋に、79cmを2匹キャッチしています。そのうち1匹はデイウェーディングでのキャッチで、25年10月現在までの私の相模川デイシーバス唯一の釣果です。ですので、私の相模川デイシーバスのアベレージサイズは79cmです(笑)。
ジグパラブレード5gの特徴は?
・絶妙のバランス(姿勢)
・大きめの12番フック
・安さ(笑)
ジグパラ5gは、波動が強い部類に入ります。一般的にバイブは頭下がりだと水を強く噛んで強い波動(要はアングラーはしっかりブルブル感じる、巻重りを感じる)になります。このルアーの兄弟分であるジグパラ7gと3gがともにかなりの頭下がりで強波動であることに対して、ジグパラ5gは7gと同じサイズで、頭が小さい(細い)ことにより、7gほど頭下がりではなく、結果として少し軽い巻き心地になりますが、喰わせるのに十分な波動は出るという良いバランスになっています。
着水したら、ティップを2mぐらいの高さに構え、ブルブルとバイブする遅めの巻き速度で巻いてくる。レンジは30~80cmぐらい、速さ的には80cm/秒ぐらいになると思います。なんの工夫もない普通過ぎるただ巻き、ですが、ここで強調すべきは決して早巻きではない(早巻きしてリアクションバイト、という世の中で流行りの方法ではない)という点です。
シルエットのわりに大きめの12番フックが付いていて、大きめの魚でも対処できるという利点と、フック同士が絡むことがあるぐらい大きすぎるという弱点があります。フェザリングに慣れていると大丈夫なのですが、使いはじめのころはテーリングを繰り返し、不良品と思って使わなくなった、というユーザーさんが多いのではないか?というのが私の想像です。ちなみに、私の持っているジグパラブレード7gには14番フックが付いていて、、、同じサイズのルアーなのにサイズがなぜ違う?もしかしたら購入時期によって違う?など疑問があるのですが、現在は品薄が続いており追加購入して確認できない状況にあります。
■ジグパラブレード3g
超小粒の強波動/高周波バイブレーション、といった位置づけになります。魚影が20cm前後まで小さくなると、先のジグパラブレード5gよりはるかに高い威力を発揮します。マルも釣れたことはあったと思うけど、圧倒的にヒラに対して効果が出ます。
スローリトリーブを強く意識している私ですが、このバイブはよりゆっくり巻いても泳ぐので、渋い時に一匹をひねり出すのにも使えます。
ジグパラブレード3gの特徴は?
・シルエットのわりにとても強波動/高周波
・泳ぎ出しが早くゆっくり巻ける
・フグ対応(笑)
・意外と固いフック、しかもさびにくい
・安さ(笑)
相当な前傾姿勢のため、普通に使うとテーリングしないことのほうが珍しいです(笑)。このルアーの最大の欠点は3gしかないため飛距離が出ないうえに、フェザリングをきっちりやらないとすぐエビるため更に飛距離が短くなる、という点でしょう。先に書いたジグパラブレード5gと比較しても、さらに数倍エビりますから、このルアーを使った人は即日不良品と思って使用をやめるハズです(笑)、がそれを乗り越えてエビらせない練習を続け、投げ続けた人には幸せな時が訪れます。
小さい18番クラスのフックがついていますが、曲がらないです。やはりRが小さいと曲がりにくいのかな。
さすがに最近は錆び始めていますが、ほぼ毎週使っても2年ぐらい錆びなくて、「なぜ?」って思っていました(笑)。先のジグパラ5gも毎週使ってもさびたことがなかったので、もしかしたらソルト仕様で錆防止は良いものが使われているのかもしれませんね。
小さいためフィッシュイーター全般喰ってきます。私の通う相模川では特にフグが多いので、とにかく何でもバイトが欲しい時に使えますし、ワームのように噛み切られることもないのは大きい利点です。
ジグパラブレード3gは300円弱で購入してきたと記憶していますが、先に述べたジグパラブレード5gと同じく、2025年10月現在は市場在庫がなさそうです。7gも同様の状況ですが、次回、このジグパラブレードマイクロシリーズの市場在庫が出てきた際に追加購入するかは本当に悩むところです。というのも、5gは3個、3gは2個持っていますが、そもそもボトム攻めなどしないので、ロストすることが一切なく、購入しなくてもあと何年も使えそうなので。
話に出てきたので、ジグパラブレード7gの話を挟むと、3gの大型版といった形。こちらも相当の前傾姿勢、ゆっくり巻いても強波動、という特徴ですが、魚が20cm前後となるとやはり喰いが渋る、そして喰わせてもエラ洗いで100%バレるので、3gほどは薦められないですね。
■アメバイブ1.7g
先に2つ登場したジグパラブレードが入手困難になってきたことを知り、代替品を探す中で巡り合ったのがアメバイブシリーズです。代替品のつもりが実は大本命でした。対ヒラ最強のバイト製造機ですね。バイトしてもヒットはなかなかしない、ヒットしてもなかなかキャッチできない、というバイブの醍醐味にハマる一品です。とても渋い時のボウズ逃れだけでなく、どこに魚がついているのか?を探すために使えるため、このバイブを買ってからボウズが激減するとともに、エントリーできるポイントの数が激増しました。
アメバイブ1.7gの特徴は?
・シルエットのわりにとても強波動/高周波
・泳ぎ出しが超早く超ゆっくり巻ける
・このサイズなのに選べる3つのアイ
・あまりエビらない(ジグパラブレードとの比較)
・まあまあ安い
・ダブルフック
明らかにシーバス用ではない超小粒のルアーですが、アイが3つ開いていて、まあまあバイブする前方アイ、かなりバイブする中央アイ、どんなにゆっくり巻いてもバイブさせないことができない後方アイ、という構成になっています。どのアイでも釣れたことがありますが、ゆっくり巻くのが目的なので後方アイをメインに使えばOKです。シーバスに見切られないようにするために、水平姿勢であることが世の中では重視されますが、このサイズのバイブレーションについては考慮不要です(前傾というより、真っ逆さまになって泳いでいますが特に問題なし)。
20cm前後の魚を想定しているものの、30アップが絡んでくることもあります。アメバイブはアジ・メバルを想定した作りでかなりもろいので、すぐにフックがグニャグニャに伸びる、本体(アルミ)が曲がる、フックアイが避ける、スナップ用のアイが避ける、などの問題が発生します。リアフックのアイやスナップ用のアイは複数あるので、避けたらとなりのアイを使うなどしています。動きに変化はありますが、まあ釣れます。フックは1匹釣るたびに曲がってないかチェックし、伸びたら曲げなおし、曲げなおしたときに折れたら取り換えます。取り換えるためにカルティバのSD26だったかを常に持ち歩いています。
標準設定(販売時)では、ダブルフックが一つついているだけなのですが、これがまあフッキングしません(笑)。シーバスは基本、下から喰いあげてくるからだとは思いますが、後ろ向きについたダブルフック一つだと何回バイトがあっても本当に全然ヒットしません(笑)。フックの向きを前向きにしたり、フックの位置を変えたり色々したのですが、結果に大差はなく、ほとんどヒットしません。場合によっては、ルアーをくわえたシーバスがそのまま泳いで持っていくので、思い切り合わせるのですが、口からすっぽ抜けて出てくるようで、やはりフッキングできません。最終的にいきついたのは、フックを2つにすることでした。こんなに小さいルアーに2つもフックを付けたら絡みそう、、、なのですが、ごくたまにしか絡みません。そして何よりまあまあフッキングするようになります。このフック設定に行きついたことで、「バイトがあるだけで全然釣れないルアー」を「究極のチートルアー」に変身させることができました。今回のおすすめではないですが、アメバイブ3gも同様のフック設定がおススメです。こっちは魚が25cmを超えると重宝します。
ダブルフックを2つ付ける形ですが、フロント、リア共に後ろ向きでOK。あるいはフロントを前向き、リアは後ろ向き、というのがよさそうです。相当色々試しましたが、フッキング、絡みやすさ、動き、バレやすさ、どの観点でもこの2通りは大差がないです(後日余裕があったら写真を撮って追加アップします)。
先ほども書きましたが、私がこれらメタルバイブにどっぷり依存していたのは2022年後半から24年後半までで、今はミノーの利点の前にバイブの利点がかすみつつあったのですが、他のバイブはさておき、アメバイブ1.7gの喰わせ力はやはり群を抜いており、ミノーでどうにもならないような日もアッサリ釣らせてくれたりする、最近あらためてこの威力を実感しました。
■これら3つのバイブに共通した使い方
使い方は、前回かなり長文で書いたので省略したいものの、、、このブログ内で情報を完結するためにもある程度書いておきます。
・ナイトゲームで明るいところで使う
・ブルブルするギリギリの遅さで巻く 早巻きする意味ほぼなし
・意外と表層が良いことが多い 反応がなければ徐々に沈めてもOK ボトムを頑張る必要はない
・何回同じところを通しても良い スレるとか気にしない
・何度エビってもエビらなくできるようになるまで練習する
今回このように書き出してわかったことなのですが、多くの小型メタルバイブに共通した再重要事項は、「信じてあきらめないこと」のようです。小型メタルバイブが流行らない理由は、飛ばないうえにすぐエビるので、10投も投げる前に不良品とみなされて二度と投げてもらえないから、安いからなおのこと不良品と思われやすい、という問題をいかに乗り越えるか?釣れるとわかっていなかったらちょっと難しいかもしれませんね。
今回もやはり長くなってしまいました。まだまだ詳細を語りたい気もするし、このトップ3以外にも良かったり悪かったりする色々な商品があり、それぞれ一長一短ある、というあたりを語りたい気がしますが、それは機会があったら別記事にします。
別記事を書くのは労力がかかるので、ここで先に一言だけ強調しておくと、似た仕様のバイブでも結果は全然違う、ということはお伝えしておきます。3時間やって50バイトになるか、10バイトになるか、というぐらいに違います。プロアングラーさんが「このルアーだから釣れました」と言い、ユーチューバーさんが「そうは言ってはいるけど、ほかのルアーでも釣れます」と言う。50バイトも10バイトも、バイトがあると言えますが、ルアーが違うと同じ結果には絶対ならないと私は思います。
以上
・フッコ以上のサイズの魚の魚影が薄い相模川で
・サイズを問わず、とにかく1匹目のシーバスに会いたい
・行ったからにはノーバイトで帰りたくはない
・バイブのブルブルとした巻感が好き
・バイト連発を味わいたい
・中級者の方はわかりきっている内容なので読む価値があまりないかもしれない(笑)
・前回の記事を読んで、少しでも学びがあった人
■序論
以前に、相模川では通常のシーバス用バイブで爆釣は難しいけど、ナイトゲームで小さいメタルバイブをうまく使うと20cmクラスのセイゴならバイト連発を楽しめる、という内容の記事を書きました。
今回はその記事では書ききれなかったおすすめのメタルバイブについて、使い方、おすすめポイント、思い出などを書いてみようと思います。
私がこれらメタルバイブにどっぷり依存していたのは2022年後半から24年後半まで。25年後半の現在は、バラシの多すぎるバイブから卒業を図ろうとしています(笑)。だんだんメタルバイブの使用を減らしているため、知識もだんだん薄れつつあり。忘れてしまう前に、ここいらで書き出して記事にしないと!というのが今の心境です。
毎回、FIMOのブログは書き始めると長くなりすぎて、書くのにも確認をするのにも時間がかかりすぎて労力がかかるので、今回はコンパクトに抑えつつ、皆さんに役立つ情報は省略せずに盛り込むように、うまく仕上げたいと思っています。コンパクトに仕上げる分、この記事だけでは足りない点が多いと思いますので、ぜひ前回の記事「相模川をメタルバイブで楽しむ」も読んでいただければと思います。
■ジグパラブレード5g
強波動だが強すぎず、程よい重さでまあまあ飛距離も出て風のある日でも使える、表層からボトムまでどのレンジでも喰わせるアクションが誰でも出せる、ヒラでもマルでもどっちもOK、という究極のオールラウンダーです。2022年後半から2023年中ぐらいまで、このバイブが最高のルアーだと思っていました。私の釣果でのハイライトとしては2022年の秋に、79cmを2匹キャッチしています。そのうち1匹はデイウェーディングでのキャッチで、25年10月現在までの私の相模川デイシーバス唯一の釣果です。ですので、私の相模川デイシーバスのアベレージサイズは79cmです(笑)。
ジグパラブレード5gの特徴は?
・絶妙のバランス(姿勢)
・大きめの12番フック
・安さ(笑)
ジグパラ5gは、波動が強い部類に入ります。一般的にバイブは頭下がりだと水を強く噛んで強い波動(要はアングラーはしっかりブルブル感じる、巻重りを感じる)になります。このルアーの兄弟分であるジグパラ7gと3gがともにかなりの頭下がりで強波動であることに対して、ジグパラ5gは7gと同じサイズで、頭が小さい(細い)ことにより、7gほど頭下がりではなく、結果として少し軽い巻き心地になりますが、喰わせるのに十分な波動は出るという良いバランスになっています。
着水したら、ティップを2mぐらいの高さに構え、ブルブルとバイブする遅めの巻き速度で巻いてくる。レンジは30~80cmぐらい、速さ的には80cm/秒ぐらいになると思います。なんの工夫もない普通過ぎるただ巻き、ですが、ここで強調すべきは決して早巻きではない(早巻きしてリアクションバイト、という世の中で流行りの方法ではない)という点です。
シルエットのわりに大きめの12番フックが付いていて、大きめの魚でも対処できるという利点と、フック同士が絡むことがあるぐらい大きすぎるという弱点があります。フェザリングに慣れていると大丈夫なのですが、使いはじめのころはテーリングを繰り返し、不良品と思って使わなくなった、というユーザーさんが多いのではないか?というのが私の想像です。ちなみに、私の持っているジグパラブレード7gには14番フックが付いていて、、、同じサイズのルアーなのにサイズがなぜ違う?もしかしたら購入時期によって違う?など疑問があるのですが、現在は品薄が続いており追加購入して確認できない状況にあります。
■ジグパラブレード3g
超小粒の強波動/高周波バイブレーション、といった位置づけになります。魚影が20cm前後まで小さくなると、先のジグパラブレード5gよりはるかに高い威力を発揮します。マルも釣れたことはあったと思うけど、圧倒的にヒラに対して効果が出ます。
スローリトリーブを強く意識している私ですが、このバイブはよりゆっくり巻いても泳ぐので、渋い時に一匹をひねり出すのにも使えます。
ジグパラブレード3gの特徴は?
・シルエットのわりにとても強波動/高周波
・泳ぎ出しが早くゆっくり巻ける
・フグ対応(笑)
・意外と固いフック、しかもさびにくい
・安さ(笑)
相当な前傾姿勢のため、普通に使うとテーリングしないことのほうが珍しいです(笑)。このルアーの最大の欠点は3gしかないため飛距離が出ないうえに、フェザリングをきっちりやらないとすぐエビるため更に飛距離が短くなる、という点でしょう。先に書いたジグパラブレード5gと比較しても、さらに数倍エビりますから、このルアーを使った人は即日不良品と思って使用をやめるハズです(笑)、がそれを乗り越えてエビらせない練習を続け、投げ続けた人には幸せな時が訪れます。
小さい18番クラスのフックがついていますが、曲がらないです。やはりRが小さいと曲がりにくいのかな。
さすがに最近は錆び始めていますが、ほぼ毎週使っても2年ぐらい錆びなくて、「なぜ?」って思っていました(笑)。先のジグパラ5gも毎週使ってもさびたことがなかったので、もしかしたらソルト仕様で錆防止は良いものが使われているのかもしれませんね。
小さいためフィッシュイーター全般喰ってきます。私の通う相模川では特にフグが多いので、とにかく何でもバイトが欲しい時に使えますし、ワームのように噛み切られることもないのは大きい利点です。
ジグパラブレード3gは300円弱で購入してきたと記憶していますが、先に述べたジグパラブレード5gと同じく、2025年10月現在は市場在庫がなさそうです。7gも同様の状況ですが、次回、このジグパラブレードマイクロシリーズの市場在庫が出てきた際に追加購入するかは本当に悩むところです。というのも、5gは3個、3gは2個持っていますが、そもそもボトム攻めなどしないので、ロストすることが一切なく、購入しなくてもあと何年も使えそうなので。
話に出てきたので、ジグパラブレード7gの話を挟むと、3gの大型版といった形。こちらも相当の前傾姿勢、ゆっくり巻いても強波動、という特徴ですが、魚が20cm前後となるとやはり喰いが渋る、そして喰わせてもエラ洗いで100%バレるので、3gほどは薦められないですね。
■アメバイブ1.7g
先に2つ登場したジグパラブレードが入手困難になってきたことを知り、代替品を探す中で巡り合ったのがアメバイブシリーズです。代替品のつもりが実は大本命でした。対ヒラ最強のバイト製造機ですね。バイトしてもヒットはなかなかしない、ヒットしてもなかなかキャッチできない、というバイブの醍醐味にハマる一品です。とても渋い時のボウズ逃れだけでなく、どこに魚がついているのか?を探すために使えるため、このバイブを買ってからボウズが激減するとともに、エントリーできるポイントの数が激増しました。
アメバイブ1.7gの特徴は?
・シルエットのわりにとても強波動/高周波
・泳ぎ出しが超早く超ゆっくり巻ける
・このサイズなのに選べる3つのアイ
・あまりエビらない(ジグパラブレードとの比較)
・まあまあ安い
・ダブルフック
明らかにシーバス用ではない超小粒のルアーですが、アイが3つ開いていて、まあまあバイブする前方アイ、かなりバイブする中央アイ、どんなにゆっくり巻いてもバイブさせないことができない後方アイ、という構成になっています。どのアイでも釣れたことがありますが、ゆっくり巻くのが目的なので後方アイをメインに使えばOKです。シーバスに見切られないようにするために、水平姿勢であることが世の中では重視されますが、このサイズのバイブレーションについては考慮不要です(前傾というより、真っ逆さまになって泳いでいますが特に問題なし)。
20cm前後の魚を想定しているものの、30アップが絡んでくることもあります。アメバイブはアジ・メバルを想定した作りでかなりもろいので、すぐにフックがグニャグニャに伸びる、本体(アルミ)が曲がる、フックアイが避ける、スナップ用のアイが避ける、などの問題が発生します。リアフックのアイやスナップ用のアイは複数あるので、避けたらとなりのアイを使うなどしています。動きに変化はありますが、まあ釣れます。フックは1匹釣るたびに曲がってないかチェックし、伸びたら曲げなおし、曲げなおしたときに折れたら取り換えます。取り換えるためにカルティバのSD26だったかを常に持ち歩いています。
標準設定(販売時)では、ダブルフックが一つついているだけなのですが、これがまあフッキングしません(笑)。シーバスは基本、下から喰いあげてくるからだとは思いますが、後ろ向きについたダブルフック一つだと何回バイトがあっても本当に全然ヒットしません(笑)。フックの向きを前向きにしたり、フックの位置を変えたり色々したのですが、結果に大差はなく、ほとんどヒットしません。場合によっては、ルアーをくわえたシーバスがそのまま泳いで持っていくので、思い切り合わせるのですが、口からすっぽ抜けて出てくるようで、やはりフッキングできません。最終的にいきついたのは、フックを2つにすることでした。こんなに小さいルアーに2つもフックを付けたら絡みそう、、、なのですが、ごくたまにしか絡みません。そして何よりまあまあフッキングするようになります。このフック設定に行きついたことで、「バイトがあるだけで全然釣れないルアー」を「究極のチートルアー」に変身させることができました。今回のおすすめではないですが、アメバイブ3gも同様のフック設定がおススメです。こっちは魚が25cmを超えると重宝します。
ダブルフックを2つ付ける形ですが、フロント、リア共に後ろ向きでOK。あるいはフロントを前向き、リアは後ろ向き、というのがよさそうです。相当色々試しましたが、フッキング、絡みやすさ、動き、バレやすさ、どの観点でもこの2通りは大差がないです(後日余裕があったら写真を撮って追加アップします)。
先ほども書きましたが、私がこれらメタルバイブにどっぷり依存していたのは2022年後半から24年後半までで、今はミノーの利点の前にバイブの利点がかすみつつあったのですが、他のバイブはさておき、アメバイブ1.7gの喰わせ力はやはり群を抜いており、ミノーでどうにもならないような日もアッサリ釣らせてくれたりする、最近あらためてこの威力を実感しました。
■これら3つのバイブに共通した使い方
使い方は、前回かなり長文で書いたので省略したいものの、、、このブログ内で情報を完結するためにもある程度書いておきます。
・ナイトゲームで明るいところで使う
・ブルブルするギリギリの遅さで巻く 早巻きする意味ほぼなし
・意外と表層が良いことが多い 反応がなければ徐々に沈めてもOK ボトムを頑張る必要はない
・何回同じところを通しても良い スレるとか気にしない
・何度エビってもエビらなくできるようになるまで練習する
今回このように書き出してわかったことなのですが、多くの小型メタルバイブに共通した再重要事項は、「信じてあきらめないこと」のようです。小型メタルバイブが流行らない理由は、飛ばないうえにすぐエビるので、10投も投げる前に不良品とみなされて二度と投げてもらえないから、安いからなおのこと不良品と思われやすい、という問題をいかに乗り越えるか?釣れるとわかっていなかったらちょっと難しいかもしれませんね。
今回もやはり長くなってしまいました。まだまだ詳細を語りたい気もするし、このトップ3以外にも良かったり悪かったりする色々な商品があり、それぞれ一長一短ある、というあたりを語りたい気がしますが、それは機会があったら別記事にします。
別記事を書くのは労力がかかるので、ここで先に一言だけ強調しておくと、似た仕様のバイブでも結果は全然違う、ということはお伝えしておきます。3時間やって50バイトになるか、10バイトになるか、というぐらいに違います。プロアングラーさんが「このルアーだから釣れました」と言い、ユーチューバーさんが「そうは言ってはいるけど、ほかのルアーでも釣れます」と言う。50バイトも10バイトも、バイトがあると言えますが、ルアーが違うと同じ結果には絶対ならないと私は思います。
以上
- 10月25日 19:42
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