【Ｔ．Ｂ．Ｓ．Ｆ．管理人のひとりごと】第４回　：　焚火とＢＢＱ

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▼ 第４回　：　焚火とＢＢＱ

ジャンル:日記/一般
(キャンプ道具)

キャンプと言えばＢＢＱ、そして焚火。
一見なんの繋がりも無いように思えますが、実はあんまし繋がりありません。
でも最初の頃は両方思い浮かべて子供よりお父さんのがワクワクしてたりしてません？
キャンプ場での焚火は直火ＮＧ、でも焚火台を使えばＯＫのところがほとんどです。
子供が寝静まった頃、奥様と焚火の前でまったりなんていいかもですね。
でもそんな期待を込めて出かけて見たところで、大丈夫。
奥様は慣れないキャンプに疲れて子供と一緒に寝てしまうのです。

だけどココからが男の世界。
焚火の炎を眺めながらチビリチビリ酒を飲む、酒はもちろんバーボン。
焚火をかまいながら軽く摘みを炙ってみたり、マキをつついて見たりとゆったりと過ごせる一時なのです。
さあ、このタイミングで昼間の疲れを一気に癒しましょう！

①焚火台

焚火をするなら、もはや必需品。
直火厳禁なので小遣いはたいてでも買うべきです。
焚火はまさに男のロマンですなぁ。
晩飯のＢＢＱで残ったトウモロコシや肉、ソーセージなんかを大きめの串にブッ刺してワイルドに焼きながら飲むバーボンは格別ですな。釣以外で現実逃避出来る数少ないお楽しみのひとつ。
暇を見て作っておいたビーフジャーキーを摘みながら、なんてのも雰囲気抜群、何故か焚火と自家製ビーフジャーキーとバーボンって合うんですよねぇ。。。

さて、ちょっと現実的な話をすると、そんな雰囲気を味わう為にはマキはもちろん何束か必要ですよね、入手は難しいけどちょっと太目の木の枝ならなおのこと雰囲気抜群。もちろん勝手に木を切り刻んではダメですよ、それに生木は燃え辛いです。
マキは以外と高くつくので自宅近所の材木屋で廃材を安く譲ってもらうと一晩中焚火が出来てしまう程の木材が安く手に入りますよ。但し、安いからといって欲張ると思いのほか車内のスペースを確保しなければならないのでお気をつけあそばせ。
ちなみに焚火で料理するなんてことは、最初は考えちゃダメです。
調整が難しい上思いのほか火力が強いので、限りある食材が無駄になってしまう可能性があります。
そこは慣れてからでも遅くないでしょうから、焦らず「いつかは焚火でワイルドに！」って感じで次のステップとして暖めておいたほうが無難です、、、焚火だけに。
夜のキャンプ場で食材が切れたりダメにして無くなってしまった日にゃ、シャレになりませんからなぁ。。。

	※焚火云々とは関係なく、緊急事態のためにカップラーメンを持っていくことをお勧めします。
　食材を動物に荒らされたりとか何があるか解んないしね、食べずに済めば越したことはないけど。

②ＢＢＱコンロ

コレはガスのＢＢＱコンロ。
ラバロック（溶岩石）を加熱することにより炭火と同じく遠赤外線効果でおいしく焼けます。でもこの手のタイプは点火してからラバロックが熱くなるまでかなりの時間が必要なのでご注意を！
さぁ、食べるぞ！って時に点火しても一生食えねぇんじゃねぇ？ってくらい待たされますよ。
ＢＢＱ用コンロにはこのようなガスと炭のコンロがありますが、圧倒的に炭のコンロのが流通してるし値段もお手頃、しかも炭火のが旨いので、まぁやっぱＢＢＱと言えば炭火でしょ！

ちなみに今では我が家はＢＢＱコンロ、使いません。
①の焚火台を利用してます。
この焚火台に炭をくべ、台に合う網を乗せてＢＢＱします。
大切なのは鉄板ではなくて網を載せるってところ。
炭火と網で焼けばあ～ら不思議、安い肉でもとっても美味しく頂けるのです。肉だけではありません、他の食材も一味、二味違うのです。あらびきソーセージなんかもパチンと弾けて余計な脂が落ちる為、さっぱり美味しく焼きあがります。シャウエッセンなんか家で食べるものとは別物に変身。
鉄板は最後の〆で焼きそばを焼くまでお休み頂きましょう。
と言っても我が家ではＢＢＱでお腹が一杯になってしまい、最後の焼きそばなんてあんまし食べられませんでしたけどね。まぁ、数家族で行ったときは勢いで〆の焼きそばってのは定番でしたけど。
それでも焼きそばは一応持って行きましたが、そんな訳で大抵翌日のお昼ご飯になってましたな。
そんな場合はＢＢＱの時に翌日の焼きそば用の肉をしっかりカリカリに焼いて、夏は念のためクーラーＢＯＸに保管しておけば翌日肉無し焼きそばにならなくて済みますな。ポイントはカリカリに焼くこと、ジューシーな状態では危険です、このさい味や食感は二の次ですな。また氷が確保できず保管が難しい場合は翌日新たに買い直すか肉無し焼きそばで我慢しましょう。ちなみに野菜は焼いちゃダメ、生の状態で残しておきます。そのほうが持つんですな。

あ、我が家のファミリーキャンプではフライパンで焼きそば作ってます。何故って、網と鉄板じゃ、後片付けが面倒じゃ～ん！フライパンでちょいちょいと作ってましたな。だってさっきも書いたけど網焼きのが絶対旨いので鉄板は焼きそばで使うだけですから。

さてさて、ＢＢＱは焦らないことが肝心。
まず炭にまんべんなく火が通ったら炎が静まるまでしばし待ちましょう！
炎が落ち着いた頃を見はからって食材を網に乗せるといい塩梅に焼けるのです。炎が上がっているうちに乗せてしまうと表面が焦げて中は生なんてことになってしまい、なんとも美味しくありません。
そしていい感じに焼けた食材が手持ちのお皿に盛りきれない場合は網の隅にステンレスの器を置いて、その上に焼き上がった食材を乗せておけば焦げることも冷めることもありませんよ。ステンレスの食器って、こんなところでも活躍してくれるんですな。
ちなみに炭はケチってはなりませぬ。マングローブの炭では炎が落ち着いてから灰になるまでの時間が極端に短いので炭を次々くべてやらなければ消えてしまいます。故に使う量も予想以上に多くなります。理想を言えば、やっぱり備長炭。炎が落ち着いてからが強力だし、めちゃ長持ちします。滅多にやんないんだから炭くらい奮発した所で知れてるでしょ、絶対美味しく焼けますよ。備長炭じゃ無くてもしっかり詰まった重たい炭ならＯＫ、そんな炭は炭同士で叩いて見ると綺麗な金属音がしますよ。なるべく安いマングローブは裂けたいですね。スカスカの軽い炭を使うくらいだったらまだチャコールのが美味しく焼けますよ。

ところで昔は我が家にもちゃんとした立派なＢＢＱコンロがあったのですが、焚火台でいいじゃん！ってことになってから差し上げてしまいました。
まぁ、どうでもいいことですけどね。

③火炎放射器（うそです）

焚火や炭火を起すときの必需品、バーナーです。
左は元々使ってたＭｙバーナーで右は頂き物、コレこそ２つもいらんわ！
着火材でチマチマってのも雰囲気はいいんだけど、面倒だからコイツを使って大胆に炙ってやりましょう。
焚火や炭火は地味におこしてこそ価値がある、それが男の子じゃ！って人以外は、それ程高価じゃないしそのためだけに買うのもアリかと。。。
コイツを使っても、着火材を使っても、新聞紙を使っても、牛乳パックを使っても、、、何を使って火をおこしてもええですが、団扇は忘れちゃいけませんよ！

④三脚

焚火で料理するときは必需品（？）です。
焚火台とダッチオーブンがあれば欲しくなると思いますよ。
ダッチオーブンを使いこんでる場合はとっても欲しがるお父さん、いるかも知れません。
オーブンとして使ってる分にはいらないと思うんだけどね。
鍋として使うんならあれば便利かな。
大鍋を使うときも便利です。。。（いつ使うんだよ、って話もあるけどな）
それ以外では出番無し、ファミリーキャンプだと無くても全然困りませんな。
こんなもん買う予算があったら他へ回したほうが賢明ですな。
どうしても欲しけりゃ、最後の最後でも全然困らないこと間違い無し。
あ、ランタンをぶら下げてもＯＫです。
それを前面に打ち出して、その他こんなこと出来るしあんな事もできるんだぞ、って無理やりこじつけて大蔵省を説得すれば認可は下りるかもしれないな。
頂いといてなんですが、はっきり言って邪魔です。
「じゃ、ちょうだいよ」と言われると、考えてしまうような微妙な位置付けかな。

ＢＢＱ用の道具はそれ程値が張るものでも無いんだけど、後片付けが思いのほか大変だし保管も場所とります。
ほとんどのキャンプ場では無料だったり格安で借りることが出来たりするので、最初は出来るだけキャンプ場で借りちゃいましょう。ちなみにわたくし、ＢＢＱ用品だけはいまだに借りて済むものは借りてしまいます。

まだまだ書きたいこともあったけど、今回はこの辺にしておきます。
次回はお手軽なＢＢＱグッズのご紹介を予定してます。