”こいつ、動くぞ！”

何やら某アニメ、機動戦士ガンガルの有名なセリフみたいなことを言ってしまいましたが、動いたんですよ、もう駄目かと思った古いデジタル一眼レフカメラ。
買ったのは・・・もう２０年ほど前の古い、とても古いデジタル一眼が出だした初っ端の頃のモデル、フジ・ファインピクスＳ２ＰＲＯ。



たしか、レンズセットで２４万円か２５万円位だったか？後先を考えずに命がけフルローンで買った覚えがあります。

当時は色々と撮りましたが





除湿剤を入れたケースの入り込んで１０数年は経っていると思うんだけれど、電池入れても動かなかったんだ、昨日はネ。
で、先ほどですけど電池ケースを何度か抜き差ししたら

こいつ、動くぞ！ って、なった訳。

動くのならばＤ７０００、買うんじゃ無かったぁ。っても後の祭りってヤツな。
ヤツなっても、１０年ほど新しいモデルなので機能は充実してるし操作感、特にＡＦは特に進歩してて速度と精度も雲泥の差。
付属で着いていたレンズもレンズ側の超音波モーター？駆動なので全然静かで圧倒的に速い。

そうは言っても、操作感と画質が比例するとは限らなかったりするのがデジタル製品。
Ｓ２ＰＲＯは流石のフィルムメーカーが造っただけあって、画質がソフトで綺麗ってのが当時から評判だった。
はたして、今回中古で購入したニコンのＤ７０００、どんな画質なのか楽しみではありますが。

そもそも、撮影素子がＣＣＤと、ＣＭＯＳと違う物が載っていますから、画質が違うのは当然と言えば当然。


さて、Ｄ７０００の前にＳ２ＰＲＯな。
この、２０００年か、その翌年頃に発売された２世代も３世代・・・更に前の古いデジ一の先駆けたるモデル。
古いデジタル製品によく有る話だけれど、消費電力がもの凄く多いんだ。
標準で使う電池が単三型充電池が４本と、リチウム電池のＣＲ１２３Ａ。

単三型は充電池を使うから良いんだけれど、充電できない１２３Ａって２本で当時１０００円近くしてたもんなぁ。
そんな高価な電池を使っても確か、２～３００ショットで電池切れしてたんだよ。

流石に使い捨て電池を使うのも馬鹿らしいし、何よりも電気喰い過ぎですから何とかならんの？って思いついたのがバッテリーパックを着けるって案。
Ｓ２ＰＲＯはニコンのフィルムカメラＦ７０のボディを流用して作らていたので基本的な構造は一緒。
Ｆ７０用に発売されていたバッテリパックも流用。
あくまでも流用なので一部バッテリパックの突起を削り取る必要はありましたが、基本的にはボディが共通なのでポン着け。
ＣＲ１２３Ａの電池室に電力を供給する単三型充電池仕様のバッテリーパックだったので本体に内蔵される単三充電池４本とバッテリパックの４本、計８本で使えるようになったのであります！



あります。。。。が、やっぱり電気をドカ喰いする古いデジカメなので、予備の単三充電池は常に持ち歩かないとダメでしたが。


さてさて、そんな久しぶりに起動したＳ２ＰＲＯですが、果たしてショット数はどれだけ？
解析サイトへファイルをＵＰしたら・・・・




分からん！だってさ。
これ、他のデジカメで使っていたＣＦカードを使ったからだと思うので、Ｓ２ＰＲＯ用に新しくＣＦカード１枚購入してまた試してみましょう。


で、カメラが分かっている人はストラップの端が出ないように



こう言う風にショルダーストラップを巻きます。
通称 ”ニコン巻き”

あ、Ｓ２ＰＲＯも使うなら単三充電池、買い足さなきゃね！