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▼ 『自作縛り3年経過』 自作ルアー縛りでシーバス始めたツリビトの奮闘記(第36回)
- ジャンル:日記/一般
こんにちは
市販ルアーでシーバスを釣ったことのない初心者が、自作ルアー縛りでのシーバスチャレンジを始めて3年経過しましたので、どんな感じだったか書いてみようと思います。
ボクはどんな動きのルアーでシーバスが釣れるのかを知らずにこのチャレンジを始めました。釣り場はたまたま家から1時間位の鶴見川(後にハイプレッシャーと呼ばれていることを知りました)。
はい、ビックリするほど釣れません。
この様子をどうお伝えしたものか?
そもそも市販ルアーでシーバスを釣ったことのない状態で、実績ゼロの自作ルアーだけが入ったルアーケースだけで釣行することを想像してみてください。なんとも心細いルアーケース。そして10連敗、11連敗、12連敗と連敗を重ねていくわけです。
はい、メンタルにダメージが蓄積していきます。
市販の名作、すなわち「釣れることが証明されている」ルアーを投げるのなら、期待感、釣れないときの納得感など、精神衛生上「健全」だろうと思うのですが、ボクは釣れない間、「これ投げてても永遠に釣れないのではないか?」「釣り方とルアーとどちらが間違っているのだろうか?それとも両方か?」という不安と戦うことになったわけです。加えて「市販ルアーを使いたい。取り合えず釣り方だけでも合ってる事を確認したい」という欲求がやって来て「はじめから自作ルアーじゃなくて市販で釣れるようになってから自作すれば良いんじゃない?使えば?」という誘惑を自ら作り出し、その誘惑とも戦う羽目に。楽しいはずの魚釣りが苦行のようになってしまったわけなのです。しかしその答えは魚にたどり着くまでわからないのです。
でもね、メンヘラリーリングを続けていると、たまたまシーバスの口に針が刺さってしまうことがあるのです。食ってきたかどうかなんて釣ったことがないのでわかりませんが、それはまさに歓喜の一瞬。達成感半端ない。でも一匹釣れたからといって、そう簡単には次々と釣れるようにはならないのです。毎週末の苦行は続いて、ようやく10匹に到達したのは、およそ10カ月が過ぎた頃でした。
しかし10匹も釣るとようやく「ボクのルアーでも釣れるんだ」と思えるようになってきます。しかし「釣れたルアー」は作れても「釣れるルアー」はなかなか作れません。市販ルアー使いたい欲を解消してくれる位の「釣れるルアー」を作りたいと、制作を続けることになります。とにかく沢山作って、沢山試す。2年経過した頃には自作ルアーの総数は約300個になっていました。しかし300個以上作った今でも魚を3匹、4匹と連れてきてくれたような「釣れるルアー」と思える物はまだたったの3個しかないのです。
そして「市販ルアーだったらもっと釣れるんじゃないか?」という疑問の答えは今もありません。でも市販ルアーを投げてしまったら、「釣れるルアー」の動きを知ってしまって、それを真似してしまうと思うので、探求の面白味、達成感が減ってしまう事はわかっているので、そこはまだ選択しないようにしています。
『ルアーの形と動きについて』
はじめの頃は、ミノーのウォブリングとローリングの原理は感覚的にわかったし、作ったものはそれなりに動いてもくれたのですが、シンペンのスラロームの原理が全くもってピンと来ない。でも色々な形のシンペンを作るとタイトスラロームや、ワイドスラローム、尻振り、I字などの差が出る。
理屈がわかるようになりたくて、同じ形で重りの量や位置を変えたり、頭の形を削り直して見たりして沢山テストしました。感覚的にピンと来た瞬間は、I 字に重りを足したら尻振りした時でした。『なるほど、バランスの崩壊と修復、比重の差、前進力のバランスで動くのか』と。同じ形のミノーで軽いフローティングミノーなら動くけど、シンキングにすると動きが鈍くなる経験と繋がった瞬間でもありました。その頃から、狙ったアクションが作れる確率が上がっていきました。とはいえ思った通りに動いても、その動きがシーバスに効くかどうかわからないのが、市販ルアー釣果ゼロの難しいところではあります。釣れるルアーを作りたいのか、思った通りに動くルアーを作りたいのか、シーバスを釣りたいのか、いったい何をしているのやら、、、ですね。
『釣り自体について』
もちろん釣り自体にも右往左往させられました。これは市販ルアーで始められる方もきっと同じだと思っています。ボクはエサ釣り(メインはクロダイの落とし込み、前打ち)の経験はありましたので、ルアーシーバスは季節やベイト、流れや潮位を含め、ルアーチョイス、アクションなど本当に沢山の変動要素があって、奥が深い釣りであることはわかりましたが、ボクには奥行きの距離はルアー同様まだまだ想像もつきません。
釣りの技術に関しては多分ボクは稚拙なルアーを使っているので無駄な時間も多く使ってしまっていると思うので、3年やった割には、釣り自体の上達はゆっくりなんだろうなぁって思っています。ここにも「市販ルアー使ってたらもっと早く上手くなってたのかなぁ?」っていう思いも自ら作り出してました。どうやら自作縛りはルアーのみならず、少々拗らせた発想も作り出してしまうようです。
『まとめ』
そんな拗らせた釣り好きの中年が、毎週末、稚拙な手作りルアーを鶴見川で投げ倒し、3年間、合計171回の釣行で積み上げたシーバスは全部で54匹。数えてみると軽く100回以上はボウズ。あーしんど。
でも シーバスオモシロ。
長文駄文失礼致しました。
4年目もハンドメイド縛り継続します。
ハンドメイドププ
(写真) 凄腕という素敵な場を提供してくださり感謝です。参加中は初心者のボクでもシーバスマンになった気がするのです。なかなか3匹揃えることが出来ませんが時にはこんな良い魚も。

(写真) 最近の新作。色々作って試すのです。

市販ルアーでシーバスを釣ったことのない初心者が、自作ルアー縛りでのシーバスチャレンジを始めて3年経過しましたので、どんな感じだったか書いてみようと思います。
ボクはどんな動きのルアーでシーバスが釣れるのかを知らずにこのチャレンジを始めました。釣り場はたまたま家から1時間位の鶴見川(後にハイプレッシャーと呼ばれていることを知りました)。
はい、ビックリするほど釣れません。
この様子をどうお伝えしたものか?
そもそも市販ルアーでシーバスを釣ったことのない状態で、実績ゼロの自作ルアーだけが入ったルアーケースだけで釣行することを想像してみてください。なんとも心細いルアーケース。そして10連敗、11連敗、12連敗と連敗を重ねていくわけです。
はい、メンタルにダメージが蓄積していきます。
市販の名作、すなわち「釣れることが証明されている」ルアーを投げるのなら、期待感、釣れないときの納得感など、精神衛生上「健全」だろうと思うのですが、ボクは釣れない間、「これ投げてても永遠に釣れないのではないか?」「釣り方とルアーとどちらが間違っているのだろうか?それとも両方か?」という不安と戦うことになったわけです。加えて「市販ルアーを使いたい。取り合えず釣り方だけでも合ってる事を確認したい」という欲求がやって来て「はじめから自作ルアーじゃなくて市販で釣れるようになってから自作すれば良いんじゃない?使えば?」という誘惑を自ら作り出し、その誘惑とも戦う羽目に。楽しいはずの魚釣りが苦行のようになってしまったわけなのです。しかしその答えは魚にたどり着くまでわからないのです。
でもね、メンヘラリーリングを続けていると、たまたまシーバスの口に針が刺さってしまうことがあるのです。食ってきたかどうかなんて釣ったことがないのでわかりませんが、それはまさに歓喜の一瞬。達成感半端ない。でも一匹釣れたからといって、そう簡単には次々と釣れるようにはならないのです。毎週末の苦行は続いて、ようやく10匹に到達したのは、およそ10カ月が過ぎた頃でした。
しかし10匹も釣るとようやく「ボクのルアーでも釣れるんだ」と思えるようになってきます。しかし「釣れたルアー」は作れても「釣れるルアー」はなかなか作れません。市販ルアー使いたい欲を解消してくれる位の「釣れるルアー」を作りたいと、制作を続けることになります。とにかく沢山作って、沢山試す。2年経過した頃には自作ルアーの総数は約300個になっていました。しかし300個以上作った今でも魚を3匹、4匹と連れてきてくれたような「釣れるルアー」と思える物はまだたったの3個しかないのです。
そして「市販ルアーだったらもっと釣れるんじゃないか?」という疑問の答えは今もありません。でも市販ルアーを投げてしまったら、「釣れるルアー」の動きを知ってしまって、それを真似してしまうと思うので、探求の面白味、達成感が減ってしまう事はわかっているので、そこはまだ選択しないようにしています。
『ルアーの形と動きについて』
はじめの頃は、ミノーのウォブリングとローリングの原理は感覚的にわかったし、作ったものはそれなりに動いてもくれたのですが、シンペンのスラロームの原理が全くもってピンと来ない。でも色々な形のシンペンを作るとタイトスラロームや、ワイドスラローム、尻振り、I字などの差が出る。
理屈がわかるようになりたくて、同じ形で重りの量や位置を変えたり、頭の形を削り直して見たりして沢山テストしました。感覚的にピンと来た瞬間は、I 字に重りを足したら尻振りした時でした。『なるほど、バランスの崩壊と修復、比重の差、前進力のバランスで動くのか』と。同じ形のミノーで軽いフローティングミノーなら動くけど、シンキングにすると動きが鈍くなる経験と繋がった瞬間でもありました。その頃から、狙ったアクションが作れる確率が上がっていきました。とはいえ思った通りに動いても、その動きがシーバスに効くかどうかわからないのが、市販ルアー釣果ゼロの難しいところではあります。釣れるルアーを作りたいのか、思った通りに動くルアーを作りたいのか、シーバスを釣りたいのか、いったい何をしているのやら、、、ですね。
『釣り自体について』
もちろん釣り自体にも右往左往させられました。これは市販ルアーで始められる方もきっと同じだと思っています。ボクはエサ釣り(メインはクロダイの落とし込み、前打ち)の経験はありましたので、ルアーシーバスは季節やベイト、流れや潮位を含め、ルアーチョイス、アクションなど本当に沢山の変動要素があって、奥が深い釣りであることはわかりましたが、ボクには奥行きの距離はルアー同様まだまだ想像もつきません。
釣りの技術に関しては多分ボクは稚拙なルアーを使っているので無駄な時間も多く使ってしまっていると思うので、3年やった割には、釣り自体の上達はゆっくりなんだろうなぁって思っています。ここにも「市販ルアー使ってたらもっと早く上手くなってたのかなぁ?」っていう思いも自ら作り出してました。どうやら自作縛りはルアーのみならず、少々拗らせた発想も作り出してしまうようです。
『まとめ』
そんな拗らせた釣り好きの中年が、毎週末、稚拙な手作りルアーを鶴見川で投げ倒し、3年間、合計171回の釣行で積み上げたシーバスは全部で54匹。数えてみると軽く100回以上はボウズ。あーしんど。
でも シーバスオモシロ。
長文駄文失礼致しました。
4年目もハンドメイド縛り継続します。
ハンドメイドププ
(写真) 凄腕という素敵な場を提供してくださり感謝です。参加中は初心者のボクでもシーバスマンになった気がするのです。なかなか3匹揃えることが出来ませんが時にはこんな良い魚も。

(写真) 最近の新作。色々作って試すのです。

- 9月29日 07:00
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