高知遠征④

 高知遠征①、②、③をまだの方は、お手数ですがそちらをどうぞ^^

 ふいのことに驚き、取り合えず社長がそこへ投げるのを見守る・・・

でない・・・・いるのはわかったがでない・・・・それから少しして、私のロッド

のティップが折れた・・・・・・・心も折れた・・・・・・疲労もピーク・・・・・・取り

合えずロッドを持ち替え、一息ついていると

       あれ?かかってるんちゃう!?

と誰かの声が聞こえ、後ろを振りかえると社長が腰を落としロッドがバット

からぶち曲がっている!?社長のロッドをバットからぶち曲げるなんてか

なりの大きさに間違いない・・・・・

       ・・・・・アカメだ・・・・・・

瞬時にそう察知した・・・・・

 私は気がつけば、手にフィッシュグリップを持ち、河川に飛び込んでい

た・・・・・・

 社長がなんとか魚を誘導し、ライトをあてると、凄い体高・・・・

 そして赤い瞳・・・・・

 私の目の前にそいつは誘導され、私はリーダーを掴み、そして奴の

口をグリップで掴んだ・・・・・

 一気に抜きあげようとしたが、重すぎてあがらない・・・・

 もう一度力をこめて引き上げた。









 自分が釣った訳ではないのに、感動した・・・・・・

 幻の魚といわれたアカメが、今目の前の河川で釣り上げられた

 その瞬間に立会い、しかもランディングまで出来た・・・

 本当に感動した。そしてそれだけで高知遠征したかいがあったと思え

た。

 その社長が釣ったアカメに見とれていると

       DORADOさん!はやく投げてください!地合かもしれませ 
       ん!早く!(やんやんさん)

といわれ、我にもどり、ひたすらキャストしまくった・・・・・

 ストリームデーモンが明から暗に入ったときに

      パーン

という甲高い音がなり、水面が爆発がフックアップせず・・・・・・

 午前4時過ぎ、オグルを投げてアクション後にフォールさせると

      クン!!

とロッドを持っていくアタリが!すかさずフッキングをいれると、私の方

へむかって走る!そしてすぐに反対へ向かい猛ダッシュ!なんとか止

めようと思い、ドラグフルロックで耐えるがそれでも私のヘビーロッドを

ぶち曲げて走る・・・・・いきなり動かなくなった・・・・・・根に巻かれ

た・・・・

 奴かもしれな・・・・・

それからラインシステムを組みなおし、キャストする。

1投、2投とキャストするたびにだんだん飛距離がなくなり、腕が上がら

なくなる

 そして、体力の限界を超え、ストップフィッシング・・・・・・・・

         悔しかった・・・・・

不思議とそういう気持ちはなく、むしろ

         気持ちよかった

と思えた。釣りで自分の体力の限界を超えたのも初めてだし、なにより

もアカメに出会えたということがうれしかったし、高知で「きのけんさん」

「れっぱさん」「やんやんさん」に出会えたことがうれしかった

 そして、今回の遠征で自分の技術的な課題、タックルの問題など今

後の遠征のための課題が出来た。

         次こそは、釣りたい

そして高知でこの2ヶ月間、ずっとアカメの状況を観察し、情報をくれていた「きのけんさん」、忙しい中、初対面の私達に貴重な時間を割いてまでガイドと応援にきてくださった「れっぱさん」、「やんやんさん」、本当にありがとうございました。
 これからも宜しくおねがいします。

最後に
         社長おめでとう^^





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