【Fishing Style】朝チョコでいいニジマス♪

僕にしてはスロウスタートとなった朝だけの釣り。

本流域は濁りと増水でちょっと危なそうだ。

少しだけヨレのある所をピン撃ちしてみたが、バイトへ繋がるものはなさそうだ。

ということで、支流に入ってみる。

数年前、少し雨続きだった時に実績が高かった渓流だが、

僕の出だしが遅かったので、大場所は既に先行者が釣りをしていた。

僕は少し歩いて入渓するポイントに車を止めて、のんびりと釣りはじめる。

水温はここ2週間くらいで急激に下がった様子。

それでもまだ、瀬にニジマスは付いているだろう。

どうせなら、ガンガン走るやつを釣りたいし。

今年は紅葉の当たり年になるなんて話もちらほら。

僕の頭の中はレッドバンドの鮮やかなニジマスでいっぱいだ。

徐々に釣り下る。対岸にキャストし、ダウンクロスで引っ張っていく。

有望な瀬ではフックが取れてしまってバラし。

僕の作ったループには、まだまだ改良の余地があるようだが、

さらに一匹逃してそれに気が付いた。

これは直ちに改良しなければ、いつかビッグママを逃すこととなろう。。。

こうやって日常の釣りの中から少しずつ改良を重ねて、いいモノになったり、

すごいテクニックになったり。あるいは誰かの手にわたり派生し、

進化していく様子がとても楽しいと思う。僕的にはこれも釣りの楽しみ方かと。

さて、そろそろ瀬も終盤。

ここまではバラしたものの、大きくはないニジマスだった。

だから、そろそろ来るかな。もう一度コースを考える。

流心脇でできるだけアピールタイムを増やしてやろう。

サイドクロスに構えて、今度はドリフトで誘う。時折緩やかなトゥイッチを加え・・・

モゾッと来た感触をすぐさまフッキングし、強引に寄せる。

このまま一気にランドしようとしたが、岸際で粘られた。

僕の中では一番ばらし易いパターンに持っていかれたが、

一瞬浮いたのを見計らって強引にシャローにずり寄せた。

ヘラニジと呼ぶに相応しい風貌。

オリーブバックにレッドバンドの、いかついやつ。

こんなニジマスを釣った日は、やっぱり幸せな気分になる。

７０センチ超えたらまた遊んでねと約束をしてリリース。

帰り際、別の本流へ向かってみた。

すっきりと晴れた土曜日の朝、なぜか釣り人が居ない。

左岸から、右岸のボトムを狙うのだが、今日はやはり水位が高い。

一気に沈めないとゴミのように流されてしまうので、シーライドミニ９ｇを結んだ。

アップクロスにキャストして、ボトムを直撃してからはリフト＆フォールで誘う。

ロッドは常に立てて、ジグを追随する。こうするとバイトが取りやすい。

途中フォールにじゃれてくるのもいたが、それらは全てウグイだった。

どでーんといった面構え。アプローチが早いのか、口に掛からなかったのか。

たまたまなのか。とりあえず、このパターンは外れじゃない。

残り時間をじっくりと攻めると、淵の中盤でゴンと来た。

これはいい魚だ！逃がすなよ！自分に言い聞かせる。

魚体はなかなか浮いてこない。首ふりのストロークが大きいのか、

ティップがグングンと突き刺さる。

そして不意に訪れたテンションフリー。。。

ブレイクしたのか・・・回収してみると、

どうやら北海道のトラウトを狙うには、アシストフックは交換する必要がありそうです。

最後は残念でしたが、今朝はいいニジマスに出会えたので結果オーライとしましょう♪

・・・・・　TACKLE　・・・・・

ROD	Suspend HQ SP-580HQ・B　(SKAGIT DESIGNS)
REEL	CALCUTTA CONQUEST　51　(SHIMANO)
LINE	Silver Thread Trout Clear 8lb.　（UNITICA)
LURE	Sea Ride mini 9g　(BlueBlue)
	Soul　　（Lures Chemist）