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▼ グランデージライト76でのチニングが楽しすぎるので紹介したいのですがよろしいでしょうか
ライトゲームアンバサダー 阪中です。
今回、ご案内するのはチヌ(クロダイ)やキビレをメインターゲットにした釣り、いわゆる「チニング」と呼ばれるものです。
大型になれば歳無しと呼ばれる50センチオーバーの魚も狙うことができ、
ライトゲームのターゲットとしては特にパワフルなファイトが楽しめる釣りです。
が、チニングの楽しさはそれだけではありません。
その辺りをできる限りご紹介させて頂こうかと思います。
拙い文章ではありますがお付き合いください。
今回は数ある釣り方の中からポッパーなどを使ったトップの釣りと、
チヌパラドッジなど、チヌ用ラバージグを使ったボトムゲームをご紹介させて頂きたいと思います。
この釣りを楽しむことができる時季について
基本的にはこれからが最盛期です。夏には気水域の河川や磯の浅場に魚の姿がよく見られる時期なので、ルアーで釣りやすいオススメの時期でもあります。最近では色々なパターンやメソッドが確率されてきて1年中狙えるのですが、
トップの釣りで特にオススメな時期は梅雨~夏になります。
ポイントとしては河川/河口やサーフ、浅い磯場になります。
河川は大型河川はもちろん、小規模河川でも海と繋がってさえいれば、人の生活圏内の市街地水路などまで登って来ることも、少なくありません。
また、干潮時にはほぼ干上がってしまうようなポイントでも問題ありません。
チヌはすごく雑食性が強い魚
私の地元・和歌山で例をあげればエビ、カニはもちろん、稚鮎や落鮎についたり、イナッコを追い回したり、バチなんかも補食します。その他、貝類も食べますし、川を流れてきたスイカを突っついているのを目撃したこともあります。これらが色んなアプローチでの釣りを楽しめる要因になっているのだと思われます。
ですが、色々食べるということは地域やポイントでそれらを見極めて釣り方を選んでいかないといけないということにもなります。
ポイントの選び方
例えば、トップでの釣りをしたいのなら、トップでの釣りが成立する環境を選ぶのが釣果への近道です。私のトップチヌ(こちらではチヌにポッパーのポをつけてチヌポ、またはポッチヌと呼んで楽しんでいます)のポイント選びは、先ずは浅いことです。川にしろ、磯場にしろ、干潮時にはほぼ水位がなくなるような場所を選びます。
バスフィッシングも楽しまれる方はイメージしやすいと思うのですが、チヌは補食だけでなく、ルアーに対する興味やリアクションによる行動と思われるような反応を示すことが多々あります。
これがチヌポの面白い所なのですが、この反応を引き出すには魚とルアーの距離が近い方が良いので、浅い場所を選ぶ大きな理由になっています。
あとはできる限りの群れでいるチヌが居ること。これらの魚は単独でいる個体よりもルアーへの反応がよく、スイッチの入った魚につられて取り合う場面も何度も見ているからです。これもチヌポの面白いところです。
まったく知らんぷりのチヌが急激にスイッチ入ったりします。
あとは少し慣れが必要なのですが、チヌの動きです。
簡単な所で言えば、「水面を意識している」、「岸を意識している」というような動きを確認できれば高確率でルアーに反応します。
これもバスフィッシングをされる方にはイメージしやすいかもしれません。
いわゆる虫パターンなどに代表されるような魚の動きです。
ルアーはポッパーはもちろんのこと、私はフローティングペンシルを多用します。
チェイスやバイトがあるのになかなか喰わせられないときに、ダイビングさせて喰わせの間を作るのが効果的だからです。
なので、浮き姿勢が立っているダイブさせやすいルアーを好んで使用します。
基本的にはドッグウォークで誘いますが、キモは極力、移動距離を小さくすることです。
理由はチヌは後ろから追従して喰ってくることが多いですが、ミスバイトも多いので喰わせの間は強めに意識して作らないといけないからです。
その他、APIA のルアーではハイドロアッパースリム100S、ハイドロアッパー55Sの表層早引きやアップライジング59、ラックブイゴーストのリフト&フォールをフォローや誘いに使うこともあります。
ボトムへのアプローチで釣る
そして、もう一つの釣り方、ボトムゲーム。こちらは「底ズル」と呼んで楽しんでいます。
このゲームを展開するためのポイントの選び方について。
目で見て探すのは蛎殻などの貝類です。
水中が見えなくても何かしらのストラクチャーの様子なども観察します。
そういう場所にはエビやカニ、ハゼ類のような小魚も多いため、底ズルには絶好のポイントになります。
それらに流れ込みなどで流れがあたるような場所は一級ポイントとなります。
ルアー選びなのですが、底やその付近を探るこの釣りで皆さんがストレスに感じるのは「根掛かり」ではないでしょうか?
もちろん完全に根掛かりを無くすのは難しいですが、減らすことは可能です。
その為のタックル選びと私が実践してる「コツ」を少しご紹介させて頂きます。
先ずはルアー これはもうチヌパラドッヂ(2019年6月現在、新Ver.を鋭意製作中!7月下旬の発売予定となっています)を使ってください。
チヌパラドッヂは、浮力と重心を工夫し、水底でルアーが立ちやすい作りになっています。
なのでフックが底にべたりとつかず少し上を向いた状態を維持しやすくなっていますので、根掛かり回避はもちろんのこと、口の小さなチヌのバイトに対してフッキング性能も高くなります。
特に横から流れをうけるようなポイントではラインやルアーに流れを受けてドリフトさせるのですが、その際も倒れこみにくくルアーを良い姿勢で流しやすくなります。
また、私はエビ形状のワームをトレーラーとしてメインに使うのですが、ポジションが良いので底でルアーを留めていてもユラユラとしっかり誘うことができます。
着底、ズル引き、ストップ…からの動き出しでのバイトというのが1つのパターンとなっています。
チヌのラバージグはどれも同じだと思ってる方も、是非、チヌパラドッヂは試してみてほしいルアーになります。
タックルバランスやその他の携行品について
ルアー、釣り方はこのくらいで後はタックルですね。これらの釣りは比較的ライトな装備で興じる事ができるのもオススメしたい点です。
私はバッグタイプも使いますが、最近のお気に入りはアクティブパフォーマンスベストです。
ペンチ、フィッシュグリップ、リーダーを1つづつ。
あとはルアーを数点、小さなケースに入れてもっていきます。
バッグよりも体にピッタリとフィットさせられるベストなら、重さも厚手の上着くらいのレベル。
動きやすさも損なわず、めちゃめちゃ快適なのでオススメです。
リールは2000~2500番台を使っています。
ラインはPEラインで、太さは0.6号か0.8号です。
リーダーは2号(8lb.)が多いですが、底や足元の状態で適材適所変更します。
そして皆さん一番悩まれるのがロッドですね。
タイトルに書いてしまってるんですが、私はトップのみというときはGRANDAGE STD.76Lを使ったり、ボトムゲームのみならLegacy'SC 80Mを使ったりしますが、それらを楽しく両立するには断然「GRANDAGE LITE 76」です
どちらの釣りにも76という長さはベストであり、5g~10gがメインになるこれらの釣りのルアーもキャスト、操作共に抜群に使いやすいです。
チヌのパワーに負けないパワーと暴れさせ過ぎないアクション、チヌゲームスペシャルの名は伊達ではありません
時折訪れる、ぴょんぴょん飛び跳ねるヒラフッコもバラさないロッドです。
50センチのチヌにも負けないパワーも備えています。
とにかく圧倒的にオススメなロッドになっています。
ぜひぜひ、これからが旬のこの面白い釣りをアピアタックルと共に楽しんでみてください
旅のお供にー
あ!そういえば 76と言えば、GRANDAGE LITEには76-5というマルチピースモデルがあるのご存知でしょうか?68-5というのも実はありまして、どちらも5ピースモデルになります。
開発スタート時は4ピースだったのですが、どうしても「スーツケース内に収めたい」と思い、5ピースにしてもらいました。
先日、社員研修で北海道に行く機会があったのですが、こっそり釣りしてやろ~と
いわゆるシンデレラフィット♪
68-5の方は機内持ち込み可能なサイズに収まっています
現地では76-5で10gのスプーンをブン投げたり、同重量のミノーを激しくトゥイッチしたりとしたのですが、継ぎが多いことによるダルさもなく快適に楽しめるロッドに仕上がっています。
ビジネストリップや家族旅行の合間にと、サブタックル的なコンセプトですが、ライトゲームメインの遠征ならメインロッドとしても十分活躍できると感じました。
また、このロッドについては違う機会にガッツリご案内したいと思います。
ではでは、余談が過ぎましたのでここらで失礼いたします。
アピア公式ブログより転載
- 2019年7月3日
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