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▼ ガブリン発売前夜の独り言 by RED
なぜか夏場や初秋に発売されることが多いREDルアー。
今回もジンクス通りと言っちゃなんだが、9月20日にデリバリーされる運びとなりました!
8月にこのタイプのルアーでシーバスの釣果は出しにくいなぁと思っていたんですが、アピアのスタッフやテスターさんに使ってもらってみたところ、ブレードや鉄板にスレた沖堤のシーバスに良かったり、他魚種ではヒラメ、青物を爆ったりと予想していたような予想していないような話を聞いて一人ニヤニヤしています。
発売前の話に共通しているのはデイゲームでの釣果ということ。これは私の中では想定していたことです。
これはガブリンのアクションに関係していて、シーバスに対してもデイゲームや月夜に非常に効果が高いルアーになっています。
ガブリンはもともと新しいタイプのパイロットルアーを作るというコンセプトの元、開発をスタートしました。
パイロットルアーとして、代表的なところとしては‘サスケ120裂波’等が挙げられます。だいたいどのパイロットルアーも基本的にはウォブリングがベースになっており、そのピッチやアクションの大小を調整、味付けでローリングが15~30%程度加わってるものが多いように思います。
ウォブリングの特徴としてはスイムする時に水中をかき回しながらアクションするため、シーバスの側線に感じやすい動きと言えるでしょう。つまり視覚よりも側線という触覚を刺激している。これはどちらかというと視覚の効かないナイトゲームに特化しているアクションと言えます。
さて、一方でガブリンですが、ヘソ曲がりの私としては今までのいわゆるパイロットルアーと言われているような、ウォブリングをベースとしたルアーを造る気はサラサラ無かった。
そんなルアーを造っても似たようなルアーが増えていくだけじゃないですか。
まず私が着目したのはバグラチオン。
このルアー独特のローリングフォールアクションですがデイゲームはもちろん橋脚の明暗部など、光のあるところではメチャクチャ良く釣れます。
バグラチオンのベースとなったのが渓流ミノー。トラウトフィッシングと言えばデイゲームの釣りです。トラウトミノーにはローリングをベースとしているルアーがほとんどですが、これはローリングが光量のある状況下において非常に有効であることを示しています。
また、バグラチオンではボディ形状に平面を組み合わせることで、効果的に光を散らすことができます。
近年のシーバスゲームではデイゲームがどんどん主流になりつつありますし、都市化が進むことによって夜でも明るい場所で釣りを楽しむ場面が増えてきているじゃないですか。
これはもう‘光を散らしまくって寄せて釣る’ってコンセプトでパイロットルアーを造ってやろうと思うわけであります!
ってことで、ベースアクションはローリングに決め、光を遠くに反射させるにはどんなアクションと形状が良いのか、レンジはどのくらいが良いのかを念頭において開発を進めました。
目指したところは
『激しく繰り返す明滅』
『多面体カットによる光の下方向への反射』
『通常のパイロットルアーよりもやや深めレンジ設定』
の三つ。
これはいずれもボトムや遠くにいるシーバスにルアーの放つ光を届かせるためです。
当初はリップレスタイプのミノーからテストを始めましたが、満足するアクションが得られず、途中から全面形状変更を行ってこの三つを満たす性能を追求しました。
また、アクションばかりでなく、パイロットルアーに求められる飛距離についても、当初からティアドロップ型を採用。アクションを殺さず、飛距離も出せるよう何度もサンプルを造り直しています。
アクションと飛距離の両立は案外難しく、発売リミットギリギリまで調整が続きました。
よくある悪い例として‘アクションが良いけど飛ばない’‘飛距離は出るけど動かない’この二つの例はアクションと飛距離の両立がいかに難しいかを物語っています。
ガブリンではこの二つを解消し、バランスの取れたパイロットルアーとして仕上がっています。
さて、冒頭のガブリンによる沖堤のシーバスやらヒラメやら青物の釣果ですが、いずれもデイゲームによって釣られています。
これはカブリンのローリングが放つ‘フラッシング効果’がターゲットを引っ張ってきている結果です。
沖堤のシーバスはブレードや鉄板が主流ですが、強い波動も発生します。
新群れが次々回遊してくるような状況ならば良いですが、同じ群れが停滞しているような状態だとスレてしまう。
そんな状況下でのガブリンの投入は効果的と言えます。
また、待ち伏せ型の捕食をするヒラメには、サーフのボトム近いレンジで泳ぐガブリンが非常に向いています。
強烈なフラッシングを放つガブリンがヒラメの近くを通りさえすれば、かなりの高確率でリアクションバイトを誘発します。
今回発売のカブリンはスペック上、125mmのフローティングとなっていますが、スペック以上に存在感のあるルックスになっています。
これは特にこれからの秋シーズンに向け、より多くのランカーを相手にすることを想定しているためです。
もちろんフックもシーバス用としては大型のフックを標準装備。そしてツーフック設定にしました。
個人的にはもうちょっと内湾で使えるような115~120mmくらいのダウンサイズモデルもやりたいなぁ~なんて思う今日この頃であります。
みなさまガブリンをよろしゅう~~♪
今回もジンクス通りと言っちゃなんだが、9月20日にデリバリーされる運びとなりました!
8月にこのタイプのルアーでシーバスの釣果は出しにくいなぁと思っていたんですが、アピアのスタッフやテスターさんに使ってもらってみたところ、ブレードや鉄板にスレた沖堤のシーバスに良かったり、他魚種ではヒラメ、青物を爆ったりと予想していたような予想していないような話を聞いて一人ニヤニヤしています。
発売前の話に共通しているのはデイゲームでの釣果ということ。これは私の中では想定していたことです。
これはガブリンのアクションに関係していて、シーバスに対してもデイゲームや月夜に非常に効果が高いルアーになっています。
ガブリンはもともと新しいタイプのパイロットルアーを作るというコンセプトの元、開発をスタートしました。
パイロットルアーとして、代表的なところとしては‘サスケ120裂波’等が挙げられます。だいたいどのパイロットルアーも基本的にはウォブリングがベースになっており、そのピッチやアクションの大小を調整、味付けでローリングが15~30%程度加わってるものが多いように思います。
ウォブリングの特徴としてはスイムする時に水中をかき回しながらアクションするため、シーバスの側線に感じやすい動きと言えるでしょう。つまり視覚よりも側線という触覚を刺激している。これはどちらかというと視覚の効かないナイトゲームに特化しているアクションと言えます。
さて、一方でガブリンですが、ヘソ曲がりの私としては今までのいわゆるパイロットルアーと言われているような、ウォブリングをベースとしたルアーを造る気はサラサラ無かった。
そんなルアーを造っても似たようなルアーが増えていくだけじゃないですか。
まず私が着目したのはバグラチオン。
このルアー独特のローリングフォールアクションですがデイゲームはもちろん橋脚の明暗部など、光のあるところではメチャクチャ良く釣れます。
バグラチオンのベースとなったのが渓流ミノー。トラウトフィッシングと言えばデイゲームの釣りです。トラウトミノーにはローリングをベースとしているルアーがほとんどですが、これはローリングが光量のある状況下において非常に有効であることを示しています。
また、バグラチオンではボディ形状に平面を組み合わせることで、効果的に光を散らすことができます。
近年のシーバスゲームではデイゲームがどんどん主流になりつつありますし、都市化が進むことによって夜でも明るい場所で釣りを楽しむ場面が増えてきているじゃないですか。
これはもう‘光を散らしまくって寄せて釣る’ってコンセプトでパイロットルアーを造ってやろうと思うわけであります!
ってことで、ベースアクションはローリングに決め、光を遠くに反射させるにはどんなアクションと形状が良いのか、レンジはどのくらいが良いのかを念頭において開発を進めました。
目指したところは
『激しく繰り返す明滅』
『多面体カットによる光の下方向への反射』
『通常のパイロットルアーよりもやや深めレンジ設定』
の三つ。
これはいずれもボトムや遠くにいるシーバスにルアーの放つ光を届かせるためです。
当初はリップレスタイプのミノーからテストを始めましたが、満足するアクションが得られず、途中から全面形状変更を行ってこの三つを満たす性能を追求しました。
また、アクションばかりでなく、パイロットルアーに求められる飛距離についても、当初からティアドロップ型を採用。アクションを殺さず、飛距離も出せるよう何度もサンプルを造り直しています。
アクションと飛距離の両立は案外難しく、発売リミットギリギリまで調整が続きました。
よくある悪い例として‘アクションが良いけど飛ばない’‘飛距離は出るけど動かない’この二つの例はアクションと飛距離の両立がいかに難しいかを物語っています。
ガブリンではこの二つを解消し、バランスの取れたパイロットルアーとして仕上がっています。
さて、冒頭のガブリンによる沖堤のシーバスやらヒラメやら青物の釣果ですが、いずれもデイゲームによって釣られています。
これはカブリンのローリングが放つ‘フラッシング効果’がターゲットを引っ張ってきている結果です。
沖堤のシーバスはブレードや鉄板が主流ですが、強い波動も発生します。
新群れが次々回遊してくるような状況ならば良いですが、同じ群れが停滞しているような状態だとスレてしまう。
そんな状況下でのガブリンの投入は効果的と言えます。
また、待ち伏せ型の捕食をするヒラメには、サーフのボトム近いレンジで泳ぐガブリンが非常に向いています。
強烈なフラッシングを放つガブリンがヒラメの近くを通りさえすれば、かなりの高確率でリアクションバイトを誘発します。
今回発売のカブリンはスペック上、125mmのフローティングとなっていますが、スペック以上に存在感のあるルックスになっています。
これは特にこれからの秋シーズンに向け、より多くのランカーを相手にすることを想定しているためです。
もちろんフックもシーバス用としては大型のフックを標準装備。そしてツーフック設定にしました。
個人的にはもうちょっと内湾で使えるような115~120mmくらいのダウンサイズモデルもやりたいなぁ~なんて思う今日この頃であります。
みなさまガブリンをよろしゅう~~♪
- 2013年9月19日
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これからも、個性的で魅力的なルアーのプロデュース、期待してます!特にガブリンのダウンサイジング、REDファンの私としては超期待です!!
taros
東京都