松尾道洋です。急に冷え込んだのと同時に身体が空いたので、久し振りに山を越えてきました。行きの高速で浜田道への分岐を通り過ぎてしまい、大阪方面（中国道）に乗ってしまうという失敗をしてしまい、いつもとは違う道筋での山陰入り。



普段は島根県西部（益田～浜田）がメインなんですが、今回は途中から下道の261号を経由して進路を東に取り、島根県中部に位置する大田市から釣りをスタート。

島根県中部・大田市といってもピンと来ない人が殆どでしょうが、少し前には全国的に大きく取り上げられた場所です。世界遺産の石見銀山がある市と言えば、少し知ってる人も居るのではないでしょうか？
大田市は温泉が多く、町名が温泉津町（ゆのつ）という町があります。温泉津の温泉はほとんど浸かったというほど通った事があったのですが、距離的な理由からほとんど行かなくなっていました。と言う事で、大田方面はまあまあ久々です。


 
今回はライトゲーム。メバル、ヒラフッコを中心に海岸線をランガンして、徐々にいつもの浜田市へと移動していく事に。カーナビの地図では尺度を１０ｍにしても載っていない林道を抜けて海に出る為、あまり人には会いません。開拓では実際に歩いて探した事も多かったですが、無駄足を踏む事も多かったです。でも、運よく抜けると最高に楽しめるんですよね（笑）


 
今年、島根県はアオリが多いらしく、11月中旬の今も良く釣れています。むしろハイシーズンなのではというくらい、今回も姿を見ました。


 
青龍ミニ６ｇに抱き付くくらい数が多い？
アオリもこの時期まで引っ張るとサイズが良いですよね。
 
夕方入りして直ぐに日没。マズメの時合いは移動時間に使ってしまいましたが、しっかりと日が落ちてからの方が逆に狙いやすい場合も多いので、とにかく今回はのんびり釣ります。ガツガツしません（笑）
 


 
 
日が落ちて外灯が点くと、そこに生き物が集まりますが、どこでも良いという事もありません。書くと長いので細かくは書きませんが、外灯がともって魚が爆発的に釣れる要素を含んだ漁港は、実際とても少ないです。どんなにロケーションが良くても、ポイントが爆発する為には、その周辺の他のポイントがどういう構成になっているか、広い目で見ないと絶対にダメ。魚が分散するエリアか、一か所に集中しやすいエリアかの見極めに、実は外灯はあまり関係が無いのが殆どです。


 
この日はヒラセイゴ～フッコが連発。場所がビンゴでした＾＾
刺身と塩焼き用に5本ほど持ち帰り。

 
徐々に進路を西に取り、江津市を抜けていつもの浜田へ着いたのが23時。ここまで実釣40分、移動4時間。。殆ど釣りしてません…
そして朝までおやすみなさいzzz（笑）



今回の釣りで使ってるタックルは、ＡＰＩＡから今月末に発売される「Legacy’SC」です。全6機種の内、63と610を除く4機種の監修に携わりました。この中でNOBLE MOONの2本は山陰を中心にテストを重ねて、主にメバルとヒラフッコをターゲットにしてきました。その為、使えるラインlbやルアーウェイトも今回の釣行にはド真ん中。結構しっかりとテストを重ねてきたシリーズです。


 
起きて寒空の中のメバル。この日は潮が緩くて反応はイマイチ。それでも釣り自体はシーバスからライトゲームへと釣行比率を逆転させてもいい時期かな？とも思い始めています。

テスターの釣行記は、シーズンの真ん中で釣りをする事で情報発信する事も大事なんですが、来月・再来月の釣りを案内する事も必要。

そんで、釣った魚をおいしく食べる事をみんなに提案するのは、、、オレの仕事では無いですが、家では魚はオレが調理します。（させられます）

完全に仕事です。


 
アオリ・ヒラ・メバルは刺身に。駄賃で釣っておいたアジは一夜干しにして、こっそり釣っておいた、家族分の特大カサゴは紹興酒で酒蒸しに。
 
シーバスいらない、根魚釣ってきて。
こう言われるようになればこっちのモンです。

釣りに行く許可をもらえれば、何釣るかは自由ですからね（笑）



infomation

ライトゲームロッド　Legacy'に新しく「SCシリーズ」が加わります。発売は今月末予定、全６機種になります。既存ラインナップの「BLUE LINE」と合わせて、アピアのライトゲームロッドは全１２機種という形になります。
みなさま、よろしくお願いします。

それぞれが色濃くシチュエーション別に設計されたロッドは、今まで以上にライトゲームを楽しくしてくれるはずです＾＾