[遠征]和歌山ナブラ撃ち

  • ジャンル:釣行記
前回の続きです。



タチウオ便で打ちのめされた私は同行者に1言。

「ごめん、〇〇が仮眠取る間、わしをその辺の磯にほっぽり出しといてくれんか!?(^_^;)」




和歌山といえばヒラスズキ、青物、マグロ等、大型魚の話が出てくるほどの場所であることは間違いなかったので、機会があればやってみようと、タックルは積んでいたのでした。(ただ、今回は南紀エリアではないので、上記のような魚種が釣れる見込みはサラサラなかったですが...笑)


寝ずの移動とタフコンディションの中でのタチウオ便で疲労困憊。車内で仮眠をとってから帰るつもりだったのですが...




ここまで来てお金も払ってタチウオ1本じゃあ帰れん!!!




そうなりますよね(^_^;)





つーことで、数日前よりグーグルマップで目星をつけていたポイントへ。実は少し考えがあって、「冬場の北西の風は泉南〜和歌山エリアでの釣りにはもってこい」との情報を何かで見たことがありました。


今日がまさにその日。


なぜかはわからないけど、たぶん、大阪湾のベイトが風の影響で泉南〜和歌山エリアに寄せられるのだろうと推測しています。


この辺は湖沼シーバスやってる友人から聞いた話も頼りに情報を繋ぎ合わせて予想しているのですが、詳しい方居られましたらご教授願いたく思います。




さて本題。和歌山市北より、海岸にそって北上。当初より目星をつけていた磯があったのですが、駐車場がなく断念。アウェイで変に路駐でもして、ややこしいことなったら元も子もないですもんね(^_^;)


ここから海沿いを走らせてもらいながら良さそうなポイントを探す。どっかでベイトの接岸に当たるはずだ、と信じて移動を続ける。

そろそろ町も見えてくるので厳しいかな〜と思っていたとき、とうとう海鳥の群れを発見!しかも岸から50メートルほどの超至近距離!笑

おい、鳥鳥、鳥!!


眠くてあまりテンションの上がらない相方に声をかけ、停車してもらう笑



そこからいそいそと準備して、道の下の海に降りる。



ウェーダーを履きゴロタの浜を少しずつ前進しながら、程よい岩の上に立ち、


徐々に、、、





徐々に収束する鳥の群れ!





いってこーい!!



グリグリグリグリ、ズズズッ、ゴーン!!







ハマチゲット!\(^o^)/



ストリンガーを持ってなくて、近くにキープできる場所もなかったので、ナイフでサッと〆て、道路脇に戻って置いておいてから再度鳥を確認!

も、鳥はその一瞬で射程圏を離れてしまい、連発はならず。

その後シーバスを狙ってみようにもウェーダーに浸水してきて、寒すぎて撤収。
同行者の仮眠からの目覚めを凍える手で魚の下処理をしながら待ちました笑




でも。いーんです。

やった、いいもん見たわ。

生まれてこの方、オカッパリでの至近距離でのナブラに当たったことが無く、それだけでも十分価値があると思ったのに、本当に釣れてくれるとは!

完全に慰め釣果でしたが、初場所で初の魚をゲットする。

悔しさと諦めない気持ちで、なんとか旅を締めくくることができました(^^)




さてさて。遠征を終えてみて。

私の釣果は、タチウオ(小)1本、ハマチ1本。
貧果です(^_^;)

タチウオ便の記事でも書きましたが、目標が普段狙っているシーバスじゃないにも関わらず、自分の腕の未熟さを痛感することとなりました。遠征する事で違うフィールド、違うターゲット、違う釣り方、様々なアンテナをビンビンに張っていかないと、見えたものも見えなかったと思います。

ルアー(今回はテンヤ)の動かし方、水馴染み、ベイト、風、鳥取よりも大きな潮位変化。ホームフィールドでしっかり修行しつつ、こりゃーシーバス遠征も考えていかんといけんな!というところで今回の遠征は終わりとなりました。




帰り道、夕日に照らされた湾岸道路のまてんろーを車窓から見上げつつ、ブルッと震えながら、途中、温泉で疲れを癒やしつつ...雪の鳥取へと戻ってきました。





運転してくれた友達に感謝です!




弾丸遠征旅、おもしろかった!(^o^)

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