【Fishing Spirits 2】興奮の瞬間を求めて・・・・・

「今日来れますか？」

この一言から始まった今回の釣行。

この方がここまで言っているという事は、行かないわけにはいかない・・・・・

ワクワクするこの心は、ポイントに近づくにつれどんどん増して行きます・・・・・
待ち合わせ場所に到着し、タックルをセットして仲間を待ちます。

今回私は、自分の一番好きなゲーム。
「ビッグベイトゲーム」
これを楽しもうと考えていた。

ルアーとロッドの準備が出来た頃、今回呼んで下さったエキスパートの方とライダー氏が合流。

確認しに川へ下りると水質、水位からしてベストな状況。

私も人目見て「イケル！」と思った。
ポイントに到着し、私の先行という形でゲームが始まった。

意外と濁りが効いており、手前でも釣れる雰囲気から、丁寧に手前を攻めて行く。

小さい中州からの合流。

その際に目がとまった。

着くにはギリギリの水深。
でも、アユが溜まっている。

そんな所へ、「ペニーサックモッカ」をキャスト。
ラインスラッグだけを回収するイメージで、時々、トゥイッチを入れる。

すると、１投目から「ドフボァオ

」とバイトがあったが、全く乗らなかった。
小さいポイントでは、一本に対するアプローチが非常に重要である。

他のポイントにルアーを投げるなど、着いているピンを休ませる。

アユがまた跳ね出したタイミングで、キャスト。

同じルアー、同じ攻め方で、どうだ・・・・・・・・

「ゴアボァフ

」
興奮の一瞬だ

何度もエラ洗いをして抵抗する魚は良いサイズ。

ウエイトもかなり乗っている魚体は最後まで諦めない。

しかし、Gクラフト　モンスターストリームはキッチリとこの抵抗を抑え込んでいる。
ここは私の勝ちだった。

８２センチの綺麗な鱸であった・・・・・・
体高もあり、ヒレも、体も傷一つないこの魚は、まるで宝石のようだった。

素晴らしい魚体に見とれながら再開を誓いリリース。

本当に素敵な魚だった・・・・

その後、次の出会いは無く、呼んで下さった仲間は帰宅。

私たちもポイントを移動。

ここまでノーバイトのライダー氏に攻め方をレクチャー。

実績の高い「LONGIN　フランキー」をセットさせ、静かに打ちながら本命へと移動をして行く。

本命へとキャストを開始後１投目。

「ヒット」
の声。

フランキーにて、シーバスゲット

色々とこの後攻めるも反応無く、移動をする事に。

またもや「ペニーサック」で水面を割るバイトが出て居たが、ヒットまで持ち込めない・・・・・

しかし、攻め方を変えると一発でヒット。
これも非常にコンディションが良かった。

ベイトをたらふく食べて、身も厚く泳ぎが力強い。
こんな魚を待っていた・・・・・

重い。
ぎっしり詰まって、ゴリマッチョな魚だった。

この後、一発の派手なバイトはあったものの、反応が無くなり、場所を移動。

移動の間にもう夜が明けていた・・・・・・

興奮というものは、時間が経つ事をすっかり忘れさせる「麻薬」のようなものだ。

一晩中釣りをしていたにも関わらず、眠くなく、「もっと、興奮したい」と体が言っているようだった。

しかし、この後のプランニングにも影響が出るため、ここを最後のポイントとする事にした。

支流の濁りがキツメにはいっており、デイならば期待が出来る状況。

大きめのルアーで、ジャークやドリフトを行い、確信へ近づく。

しかし、ここぞというポイントに居たのは「ニゴイ」。

しかし、他の魚が元気と言う事は良い事である。

若干ズラしたポイントには何も反応は無かった・・・・・・・

いや、まて。

アピールが足りないんじゃないのか

そう思い、ジョインテッドクロー１７８をセットし、流し込む。

ジャーク、流し・・・・・ジャーク、流し・・・・・・

と、間をあけるような形で流していく。

すると、ラインスラッグが止まる・・・・・・・

「ん・・んん」
と思った瞬間、腕が引っ手繰られる

すかさず、フッキングを行いためると、、凄い重量感

モンスターストリームもしっかり曲がり耐え、魚をストラクチャーから引きはがします
このロッドのトルクだから出来る技。

エラ洗いの様はまたしても大物。
ベリーのフックが外れドキドキしたが、無事ランディング。