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▼ 谷の釣り
- ジャンル:釣行記
- (渓流)
昔からの釣り仲間を、ホームリバーとも言える渓へ案内した。
渓流ルアーへの熱は以前ほどではないようだが、私がハンドメイドミノーを始めたキッカケを作ったのは彼だった。
もっと言うと、小学生のころに釣りそのもののやり方を教えてくれたのもこの男である。
自作ミノーも持ち込んでいたが、状況が不利と分かるや否や早々と見切りをつけ、スピナーに切り換えてテンポ良く釣っていた。無駄なこだわりは持たず、そのときどきで効率の良い釣りをするところが彼らしかった。
まだ乾ききっていない人の足跡が河原に残っていた。入渓地点にクルマは無かったが既に先行者がいたようだ。
この川のこの区間は入渓してしばらくは平坦で遡行しやすい渓相が続くが、ある区間を過ぎると険しいゴルジュ帯に変わる。
水深が胸元まである淵を数回渡らなければならないし、足がつかないところは泳いで突破する必要がある。
かく言う私も、怖すぎてこの日は何回か固まった箇所があった 笑
普通の釣り人なら途中で引き返すはずだが、引き返した痕跡はなかった。
似たようなバカが世の中にはいるんだな、と笑ってしまった。
正午には一度退渓しノンビリ昼メシでも食べて、午後からは下の本流区間でロングロッドを振ろうと計画していたのだが、結局日没近くまで谷で遊んでしまった。
退渓地点の近くの岩の上にミヤマクワガタがポツンと佇んでいた。いよいよ夏、という感じである。
渓流ルアーへの熱は以前ほどではないようだが、私がハンドメイドミノーを始めたキッカケを作ったのは彼だった。
もっと言うと、小学生のころに釣りそのもののやり方を教えてくれたのもこの男である。
自作ミノーも持ち込んでいたが、状況が不利と分かるや否や早々と見切りをつけ、スピナーに切り換えてテンポ良く釣っていた。無駄なこだわりは持たず、そのときどきで効率の良い釣りをするところが彼らしかった。
まだ乾ききっていない人の足跡が河原に残っていた。入渓地点にクルマは無かったが既に先行者がいたようだ。
この川のこの区間は入渓してしばらくは平坦で遡行しやすい渓相が続くが、ある区間を過ぎると険しいゴルジュ帯に変わる。
水深が胸元まである淵を数回渡らなければならないし、足がつかないところは泳いで突破する必要がある。
かく言う私も、怖すぎてこの日は何回か固まった箇所があった 笑
普通の釣り人なら途中で引き返すはずだが、引き返した痕跡はなかった。
似たようなバカが世の中にはいるんだな、と笑ってしまった。
正午には一度退渓しノンビリ昼メシでも食べて、午後からは下の本流区間でロングロッドを振ろうと計画していたのだが、結局日没近くまで谷で遊んでしまった。
退渓地点の近くの岩の上にミヤマクワガタがポツンと佇んでいた。いよいよ夏、という感じである。
- 2018年7月4日
- コメント(1)
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