今回の2024凄腕第4戦でヒットしたルアーを振り返ろうと思う。
その前に『ヒット』としている理由を解説する意味で
第4戦を振り返る。
結果としては、84cm1本のみウェイイン。
渋い内容だった。一番の要因はキャッチ率の低さ。
非常にバラしが多く根に潜られる、
手前に走られてフックオフなど多くの苦難があった。
キャッチ出来ない個体の多くは
60〜70代のフッコ、スズキクラスが多く、
やはり一番暴れる、走るサイズに翻弄された。
場所見と道具の準備不足が露呈した結果だ。
教訓から、84を仕留めた時は
道糸PE1.5、ハリス6号とオーバースペックで臨み
最終1週前に何とかウェイインできた具合だ。

こういった経緯から、
キャッチできたルアーの振り返りでは
振り返りにならないため、
今回はバラしたルアーも含めて振り返る。

⬛︎アピア　ドーバー70ss
トップで針がかりしない時、
一枚レンジを入れたい時に使用。
小刻みなアクションでキビキビ動く印象。
ボイルの場面でベイトを散らす様に
ミドル〜ファスト巻き。
止めを入れると、動から静への切り替えが早く
ルアーを見せつけたい場面で使った。

・ヒットした状況
ボイルはあるが、ルアーを見ていない場面
トップに反応するが、食い切らない場面

⬛︎アイマ　サスケ95sf
第４戦のサーチルアーとして利用。
基本アクションが出来るルアーなので、
魚の状態を知りたい時に使う。
食わなければ、レンジかアクションかという具合。
言わずもがなのルアーですが、
同系統のルアーが次々と出てくる中、
サーチ、食わせとどんな場面でも安定して使えた。

・ヒットした状況
ボイルはないが、ベイトが団子状の場面
潮が動いている時に、ドリフトする場面

⬛︎アイマ　サスケ105
95sfより更にレンジを入れたい場面で使用。
95sfで口を使わない、烈波は入れすぎ、
そんな場面でヒット。

・ヒットした状況
微妙なレンジコントロールで食いが立つ場面

⬛︎メガバス　カゲロウMD98f
※ロストしたため写真はMD125
サスケ95sf、サスケ105で食ったけど
見切られ気味の時に使用。
カゲロウを入れることで、その場の状況がリセットされ
捕食スイッチが入り直すイメージ。

・ヒットした状況
一通りヒットパターンを試し、スレっからしの場面
※初めから入れても十分に成果は出ると思うが
　勿体無くて使えない。60〜70を連れてきたが、
　手前の岩でラインブレイク→ロスト。
　もっと使っておけばと後悔しがちなルアー。

⬛︎アピア　ラムタラ130
今回の唯一のウェイインを釣り上げたルアー。
手に伝わる可変アクションが使ってて面白い。
正面から若干ダウンにキャストしルアー先行で流した。
アピアのハマさんに習い、ルアーのアクションが
手元に伝わるか否かの巻きスピードで使用。
河川のみで利用。

・ヒットした状況
引き潮MAXでベイトが浮いている場面
魚の居着いているポイントが把握でき、
ルアーを流し込んでいきたい場面

今回、全てナイト釣行で
場所も東京湾、湾奥河川だったため
このような結果だった。

トータル10数回バラしたが、
フック交換、ラインスペックの見直し、
ランディング方法など様々な課題を
次回までに対策しておこうと思う。