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タイ・マレーシア釣旅 8 カオレム1日目「漂流」

3月15日。
結局昨夜は遅くまでナイフフィッシュ釣りに精を出してしまい、あまり眠れなかったのは言うまでもない。午前6時、寝ぼけながらいよいよチャドー釣りに出船の時間がやってきた!
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出船!霧が立ち込めるカオレム。なんて幻想的なんだ・・・。
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朝日と相まってここは異世界じゃないかと錯覚する。
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ポイントまでブッ飛ばす。ナルちゃんも期待に股間を、いや胸を膨らませる。

朝一の大事な時合。バズベイトで岩盤を打っていくと・・・
ドシャーーーーーーン!!!!!!

「ええっ・・・・」なんて情けない声を出していたに違いない・・・。
とんでもない勢いで水面が爆発した。ビビってしまい軽くバランスを崩しフックアップできず。なんだこの魚は。こんなに激しく水面を爆発させるヤツには出会ったことがない。バシュ、でも、バコンでもなく、本当にドシャーーーン!

続いてナルちゃんも冠水植物にバズベイトを通して激しいバイトを貰うもヒットしない。僕もジャンプフロッグでもう一発出すが本当に乗らない
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ようやく緊張が解けてスムーズに体が動くようになった頃には日も上がりここからはノーバイト地獄が始まる。朝マズメでキッチリ獲らないと日中はかなり厳しいのだ。なんてこった・・・。


昼飯を食ってポイント移動を繰り返すもどこも生命反応がない。それに・・・明らかに水が滅茶苦茶悪く、水深も膝上くらいしかないポイントに長時間とどまるボートマン。いくらなんでももうちょっと良い場所あるだろ。
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こんな感じのところで長時間投げさせられ萎える。水が悪すぎるだろう。そして水深も浅く、水はお湯。あとこれが我々のボートだ。

そしてこのポイントから立ち去ろうとした時、事は起こった。

エンジンかからず漂流。
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2時間ほど漂流し、仕方なく手漕ぎで岸に向かう。僅かな木陰で休み、クソ汚いところで泳いでクールダウンするが、とうとう水が尽き果て全員ダウン寸前の状態まで追い込まれる・・・。

ボートマンと力を合わせてエンジンを直そうとするが、黙りこくるエンジン。もうダメだぁ。タイ語でいろいろ話しかけてくるがなんのこっちゃサッパリ。英語みたいになんとなくニュアンスで理解できる雰囲気ではない。

ちんこ。何となく吐き捨てた一言にボートマンが食いついた。突然ちんこちんこと連呼し始めるボートマン。なんのこっちゃわからず爆笑する僕達(笑)。

くだらないことをしていると仲間の船が助けに来た!ここまで約5時間。エンジンを積み替え、早速釣りを再開するもあっけなくボウズ。やはりカオレムは優しくない。覚悟はしていたもののうなだれる僕等がいた。


さて、宿に戻るのも一苦労だ。あまりに釣れないからついつい暗くなるまで遠くで粘ってしまい、帰るころには真っ暗・・・。湖面からは大量の立木が飛び出している。もうお解かりであろう。危険すぎる!なんとか無事に宿に帰れたが、僕のヘッドライトが無ければ死んでましたよ。


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晩飯と冷えたコーラが最高にうまい夜だったけどね!もちろんこの夜も体力の限界まで夜釣りやナイフの観察をした。

つづく。

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