プロフィール

TOMMY

和歌山県

プロフィール詳細

カレンダー

<< 2025/8 >>

1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

検索

:

アクセスカウンター

  • 今日のアクセス:7
  • 昨日のアクセス:41
  • 総アクセス数:350715

QRコード

リンク先

邪道
楽宿おおはし
週刊つりニュース
手作りマリンアート
本州最南端潮岬タワー
横道坊主official site
Genie TATTOO
東北ライジングサンプロジェクト

夢追釣行 ~一日目~

  • ジャンル:釣行記

日本海を左に、車は北陸道をひた走る。


九頭竜川、手取川と言った名だたる河川を越え、日本海にすら背を向ける。


今回目指す頂きは、山深き渓流。


地図を片手に未踏の沢へ。


kgpvekjuv2dr4suuny3g_480_480-546fc1e2.jpg

同行してくれたのは、和歌山より渓流タックルを携えた「yohechi」さん。

石徹白の渓流でその味を占めた、ヒラスズキハンターだ。


毎度遥々和歌山くんだりからお越し頂くのに、同じ渓ばかりでは芸がない。

せっかくなら和歌山では出会う事の出来ない魚を求めてみようと、今回の釣行計画と相成った。



6月22日、一日目。

この日は、石川県の手取川水系を釣り歩く計画。

予報では朝には上がるとされていた雨。
しかし山間では、辺り一帯厚い雲に覆われていた。


白山インターを降りて、目当ての手取川水系へ。


地図と勘を頼りに魚の潜む川を探す。


最初にTOMMYが選んだ川はバックウォーターが絡む沢。
土砂降りの中、ここではウグイの猛攻に手を焼いたが、何とかTOMMYが数匹の山女(ヤマメ)と出会う事が出来た。

wi8bep5tghwy9igwhpzo_480_480-00b8c30e.jpg


ちなみにこの山女と言う魚が、和歌山には生息していないのである。


「是非yohechiさんに釣ってもらいたい」


その一心でひたすら地図と睨めっこ。
川を探しては無我夢中で沢を登った。

7v5nmz3vkx8n3er2i5vb_480_480-65b65961.jpg


昼過ぎに入った川で、27cmの岩魚と出会う事が出来たyohechiさん。
しかし、その川に山女の姿はなかった。


昼を過ぎても天候は降ったり止んだりを繰り返しており、次第に濁りの影響を受けている川も目立ち始めていた。



15時を回った頃、ようやく空に晴れ間が広がり出し、ここで見付けた川を本日の最終入渓と決めた。


水量、水色共にこの日一番の渓相。


この川が当たりだった。


TOMMYは小一時間程で15本程の山女を。

d8r3ug5bxiwfg843tck2_480_480-953f6489.jpg

そしてyohechiさんも、最後の最後に嬉しい待望の初山女をゲット!

9gmvkwsrhinmgtdbgrtd_480_480-38cfba2b.jpg



この日はここで満足の納竿。



着替えを済まし、疲れた体を癒しに近くの温泉「天望の湯」へ。

満月を眺めながらの貸切露天風呂。
至福の一時。


癒えた体が次に欲したのはメシ。
何せ朝から何も口にせず、夢中で釣りを楽しんでいたもんだから既に腹はすっからかん。


天望の湯の女将に近くにメシ屋はないかと訪ねた所、「栄清」という焼肉屋しかないと言われたので、とりあえず行ってみる事にした。



教えられた通りに向かうと、やっているのかどうかすら怪しい程の灯が暗闇に浮かんでいた。
真っ暗な山間でなければ見付けるのも困難な程。

二人共一瞬入るをためらったが、深い山に囲まれたコンビニすらない集落で、メシ屋にありつけただけでも奇跡。

背に腹は変えられないと、半ばネタとして入ってみる事に。



外観通りの、お世辞にも綺麗とは言えない店内。
そばからカレーライスまでがメニューに盛り込まれており、肉は牛バラ肉を筆頭に6種類程。

「これはやらかした・・・」と思いつつも、出るに出られない状況。


祈る様な気持ちで、焼肉を注文。



しかしこれが予想を遥かに上回る味でびっくり!

4ox2ycb63kih3jv56w9w_480_480-a1ac64f5.jpg

しかも二人で満腹破格の3150円(笑)。



身も心も満腹になり、その日はそのまま車中泊。


和歌山パンクスの爆音オンステージにも屈する事なく、深い眠りに就いた・・・。



ドラマチックな二日目へと続く。

 

コメントを見る