古い日記より

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 誇大魚さんがジョーゼンなどと言うので、ホントに私がそんなことを書いたのかと、古いログを読み返していたが、やっぱ言ってねーし。
 しかし、昨年、fimoを始めた9月、10月頃は、ちゃんと書いているな~と我ながら関心するよ。近頃はエディター観るだけで書く気が失せるのは、なんでだろ??正直、飽きてきたなぁ~。今後は写真とキャプションだけにしようかな~。
 まあ、それは良いとして、そのままの勢いで昔、書いていたブログも読み返してみた。するとこんなのがあった。これを書いた当時は残念なことに、読んでくれる人の中に釣人がいなかったので「イミワカンネ」ってリアクションだったけど、こういうのは、ここに残しておこう♪


2006年11月の日記より

 おとといの日曜日は友人である「○○征吾」の結婚式だった。お相手の名は「鈴木○○」さん。
 披露宴の招待状が届いた時には、さほど気にもしないことであったが、婚前つまり土曜日の夜。征吾を含めて何人かで飲んで話しているうちに、話が、新郎の挨拶について及んだ。
 彼は未だ、何を言えば良いかと悩んでいたので、つい面白がって「よし、オレが考えてやる」みたいなことになった。
 スナックのおねえさんに紙とボールペンを貰って、そば焼酎をちびちび飲みながら考えたのが以下



 この世に生を受け、今は亡き父からセイゴと名付けられた時から、
この結婚は運命だったのかもしれません。
 私はこの日をどんなに夢みて過ごしてきたでしょうか。
今、思い返せば、生まれたときにはすでにフッコサイズでした。
60センチを超えたのはおそらくその数ヵ月後のことだと思います。
 それなのに私はいつまでたってもセイゴと呼ばれ続けられました。
好物のイワシを食し、たまには臭いボラの仔さえ追いました。
しかしどんなに大きくなろうとも、セイゴはセイゴのままでした。
自分には何が足りないのだろうと悩み苦しみ、
たまには自棄になってエラ洗いをすることもしばしばでした。
 しかし、そんな私の前にあらわれたのが、
今、私の横に立っているスズキ○○さんだったのです。
目にした瞬間から胸がときめきました。
そしてその姓名を聞いた時には運命を感じました。
 お忙しい中、ご来場くださった皆様方に申し上げます。
誇りを持って高々と宣言させてください。
 本日、この日を以って、わたくしはスズキになります。
成魚として恥じぬよう、妻と2尾で幸せに暮らしていきたいと思います。
 本日は本当にありがとうございました。

 


 
 いやいや、我ながら上出来!
 セイゴと言う名で、スズキさんと結婚するなど、ある意味奇跡的にふざけている。
 出席者の誰もが、ふと頭に過ぎることであろうが、言いたいけど、なんとも言い辛い中で、新郎が自ら、それを言うことで、出席者のモヤモヤもちょっとスッキリする。
 それに題材が出世魚と言うことで縁起も良い。
 ともすれば新郎の挨拶などは、両親への花束贈呈など涙をさそう場面の後である場合が多いので、ここで一気に空気を一転させ、そのまま円滑に退場することもできる。
 なんて素晴らしい彼にしかできない挨拶なんだと、我ながら自信を持って薦したのだが却下されたΣ( ̄ロ ̄lll) ガ-ン


ボツ理由
・魚のことなんか知らないし、意味がわからない。
・養子に行くわけではないので、鈴木にはならない。変な誤解を与えてしまう
 

 惜しい、実に惜しい。
滅多にないチャンスだったのに、結局、誰にでも出来るフツーの挨拶しやがって...┐( ̄ヘ ̄)┌ ヤレヤレ

 

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