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▼ カーボンスレッドでガイドラッピング
Daiwaさんがガイド固定に導入しているCWS(Carbon Wrapping System)。
ダイワのロッドは持っていない(笑)が、凄く興味はある。
という訳で、ロッドビルドついでにD.I.Y。
素人作業ですので真似するなら自己責任で(そんな人いるのか?)
まず、ガイドラッピングに使うカーボンスレッド。
ダイワさんのものを見ると、スレッドというかカーボンシートでそのまま巻き固めたような見た目。昨日の記事でも書いたように、カーボンシート自体は自分も持っていますが、あんなに目の細かい織り方の物は……
という訳で、カーボンシートから繊維の束を引き出して文字通り『糸状のカーボン』を使いました。無い方は『カーボンロービング』で探すと見つかります。
で、このカーボンロービングですがエポキシに漬けた途端

このようにバラけます。
通常のガイドラッピングの要領で糸巻いてからエポキシを……とやる方法では本来のカーボン繊維の強さを出せません。
なので、車やラジコンパーツのD.I.Yで行われているような『カーボンに樹脂を染み込ませてから固める』という手法を取ります。
使うエポキシ樹脂はこちら。

ブレニー技研のジーナスGM6800。
リンク先の動画にある通り、ガンガンぶっ叩いても剥離しないくらいの高性能樹脂でカーボンクロス向けに販売されている専用品です。その分、少々お高い……
ただ、硬さ一辺倒の樹脂だと硬化後割れたり、カーボンが剥離したりという事もあるので、硬さと粘りの両立で一番信頼している樹脂として自分はこれを使います。
普通のガイドラッピングやロッドビルドに用いても問題ないと思います。
他のエポキシ樹脂は主剤と硬化剤1:1という比率が多いですが、この樹脂は100:30。しかも『重量比』。使われる方はお間違いの無いように。
樹脂の話がやたら長くなってしまいましたが、主剤と硬化剤を混ぜてエポキシの準備ができたら、カーボンロービングをエポキシに浸してしっかり馴染ませます。

このままだとどんどん解れてアワワワワとなる前に引き上げて、樹脂をしっかり落とします。自分は作業用手袋をして、カーボン繊維を指で挟んで引っ張って樹脂を落としました。

で、これだけでは浸透した樹脂は出切らないので、こうしてビニールテープで圧を掛けながらグルグル巻き!で、樹脂をカーボン繊維から更に追い出します。カーボンシートを使って工作する際、ローラーで気泡を潰しつつ樹脂を絞り出していく工程の代わりです。
テープの隙間から出る樹脂は都度しっかり拭き取りましょう。ロッドに余計な樹脂が付いて固まったら目も当てられません。
ビニールテープはその辺の100均やホームセンターにあるごくごく普通のビニールテープです。ビニテはエポキシが付いても剥がせます。

通常のスレッド巻き工程の、エポキシ樹脂を浸透させる為にしっかりと……とは真逆を行くように思えるかもしれませんが、ロッドブランクスで各メーカー競うように、どれだけカーボン比率を上げられるか躍起になっていた時代があったように、余計な樹脂が無ければないほどカッチカチで強度のある、そして感度いいものに仕上がります。
樹脂が薄いと傷や剥がれが怖いという方は、それこそ通常のラッピングの2度塗りのように固まった後にコーティングを。

で、完成品がこちら。きったねぇ仕上がりだ。
ブレニー技研さんのHPに出ていたデータだったと思うのですが、最低2層は重ねないと強度は出ないとなっていたと思います。
自分はこの後サンドペーパーでならして整える予定なのと、自転車パーツを自作した際に3~4層からなら安心して使える強度だと感じたので、削る分を考え5巻きしています。
同じくブレニー技研さんのデータですが、20㎜までは一度に巻いて硬化可能ととなっていたので、分割せず一気に5巻きして固めました。
今日試し投げした感じでは問題無しでしたが、これから実使用で様子を見ていこうと思います。
数千円の中国製クソブランクスの6pcロッドに何て無駄な労力(笑)でも、ロードバイクでガンガン数00km背負って走ったりするので、変に高いものは怖くて買えないです。
そういう意味でも、念には念を入れての5層巻きです。
ダイワのロッドは持っていない(笑)が、凄く興味はある。
という訳で、ロッドビルドついでにD.I.Y。
素人作業ですので真似するなら自己責任で(そんな人いるのか?)
まず、ガイドラッピングに使うカーボンスレッド。
ダイワさんのものを見ると、スレッドというかカーボンシートでそのまま巻き固めたような見た目。昨日の記事でも書いたように、カーボンシート自体は自分も持っていますが、あんなに目の細かい織り方の物は……
という訳で、カーボンシートから繊維の束を引き出して文字通り『糸状のカーボン』を使いました。無い方は『カーボンロービング』で探すと見つかります。
で、このカーボンロービングですがエポキシに漬けた途端

このようにバラけます。
通常のガイドラッピングの要領で糸巻いてからエポキシを……とやる方法では本来のカーボン繊維の強さを出せません。
なので、車やラジコンパーツのD.I.Yで行われているような『カーボンに樹脂を染み込ませてから固める』という手法を取ります。
使うエポキシ樹脂はこちら。

ブレニー技研のジーナスGM6800。
リンク先の動画にある通り、ガンガンぶっ叩いても剥離しないくらいの高性能樹脂でカーボンクロス向けに販売されている専用品です。その分、少々お高い……
ただ、硬さ一辺倒の樹脂だと硬化後割れたり、カーボンが剥離したりという事もあるので、硬さと粘りの両立で一番信頼している樹脂として自分はこれを使います。
普通のガイドラッピングやロッドビルドに用いても問題ないと思います。
他のエポキシ樹脂は主剤と硬化剤1:1という比率が多いですが、この樹脂は100:30。しかも『重量比』。使われる方はお間違いの無いように。
樹脂の話がやたら長くなってしまいましたが、主剤と硬化剤を混ぜてエポキシの準備ができたら、カーボンロービングをエポキシに浸してしっかり馴染ませます。

このままだとどんどん解れてアワワワワとなる前に引き上げて、樹脂をしっかり落とします。自分は作業用手袋をして、カーボン繊維を指で挟んで引っ張って樹脂を落としました。

で、これだけでは浸透した樹脂は出切らないので、こうしてビニールテープで圧を掛けながらグルグル巻き!で、樹脂をカーボン繊維から更に追い出します。カーボンシートを使って工作する際、ローラーで気泡を潰しつつ樹脂を絞り出していく工程の代わりです。
テープの隙間から出る樹脂は都度しっかり拭き取りましょう。ロッドに余計な樹脂が付いて固まったら目も当てられません。
ビニールテープはその辺の100均やホームセンターにあるごくごく普通のビニールテープです。ビニテはエポキシが付いても剥がせます。

通常のスレッド巻き工程の、エポキシ樹脂を浸透させる為にしっかりと……とは真逆を行くように思えるかもしれませんが、ロッドブランクスで各メーカー競うように、どれだけカーボン比率を上げられるか躍起になっていた時代があったように、余計な樹脂が無ければないほどカッチカチで強度のある、そして感度いいものに仕上がります。
樹脂が薄いと傷や剥がれが怖いという方は、それこそ通常のラッピングの2度塗りのように固まった後にコーティングを。

で、完成品がこちら。きったねぇ仕上がりだ。
ブレニー技研さんのHPに出ていたデータだったと思うのですが、最低2層は重ねないと強度は出ないとなっていたと思います。
自分はこの後サンドペーパーでならして整える予定なのと、自転車パーツを自作した際に3~4層からなら安心して使える強度だと感じたので、削る分を考え5巻きしています。
同じくブレニー技研さんのデータですが、20㎜までは一度に巻いて硬化可能ととなっていたので、分割せず一気に5巻きして固めました。
今日試し投げした感じでは問題無しでしたが、これから実使用で様子を見ていこうと思います。
数千円の中国製クソブランクスの6pcロッドに何て無駄な労力(笑)でも、ロードバイクでガンガン数00km背負って走ったりするので、変に高いものは怖くて買えないです。
そういう意味でも、念には念を入れての5層巻きです。
- 2018年5月9日
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