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おっちー
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▼ 心地よい雨の中で
- ジャンル:釣行記
- (シーバス)
一雨ごとに冬の気配が濃くなる季節に発生した台風。
その台風が秋雨前線へと湿った空気を送り続け、雨続きだった頃。
２夜連続で中川の真っ暗系エリアへ。
潮回りと時間帯と低気圧と雨量の影響で川は全体的に流れてしまい、明確な狙い所が北風と共に走る流芯しか見当たらない。
潮目が遠いのでヨレヨレで広範囲を探るが反応が出ない。
しかし緩く巻く手前のブレイク付近を探ると巨鯉が高確率で掛かってしまい、腕への疲れとフックに鱗のお土産を残してゆく。
ルアー ： アイマ サスケｓｓ95
何発掛けただろう。。。
おのずと狙いは流芯となり、距離的にヨレヨレの独壇場となる状況なのでヨレヨレで押し続けていると、流れを抜けた所でドスンとヒット。
ヒット地点が良かっただけにサイズを少し期待したが、手元に伝わる躍動が無情にもフッコと言う事を伝えてくる。
ルアー ： 邪道 ヨレヨレ～
実は前日もこの展開に苦戦して、同じエリアで１ヒット１ゲットのみ。
その時のルアーはスーサン。
ブレイクと潮目が重なった一瞬がチャンスだった。
この夜もそのタイミングまでは我慢の展開。
時折チェックにスーサンやチョーサンで手前のブレイク付近に絡めて行くが、相変わらずの巨魚だらけ。。。
この所シンペン系の抜けるアクションに反応が悪く、水掴みが良い小さめのルアーに分がある場所が多いので、早く近めの射程距離で勝負したいのが本音。
しかしベイトを翻弄する流れは遥か先。
レインウエアーを叩く雨音を聞きながら、チャンスの時まで静かに流れを見つめてルアーを投じ、意識はリールのハンドルから伝わる流れの変化に溶け込んでゆく。
きっと、多くのシーバス好きさんが同じだと思いますが、こんな時間が心地よかったり。
釣れた釣れないは『楽しさ』には直結しますが、『心地よさ』は直接的な釣果では無く、その道筋であったり、過ごした時間や仲間や環境によって左右される気がします。
この夜はそう言った意味では悪くない夜。
冷たい雨を楽しみながら、時折持参したホットミルクティーを啜り、流れが変化するのを心待ちに過ごし、その時が訪れる。
距離的にブービーバード。
この秋大活躍なルアーのひとつ。
小気味良いコトコトとした引き味が走る流れを伝えてくれ、そしてその揺れ幅が収束する時、流れから抜けヒットチャンス。
ルアー ： プエブロ ブービーバード90F
丸呑みで流血させてしまったけど、気持ち良く１撃ヒット。
この１尾にて、竿を収め暖かい部屋へと帰って行きました。
全ての釣り人が持つ 釣りする時間 と言う時の流れ。
それは本当に至福の時間であり、人によっては戦いの時間かもしれませんが、私的にはリラックスタイム。
波や仕事を離れて釣りする心地よさに没頭し過ごせる豊かな時間。
そんな時間が過ごせるフィールドが未来に続く事を、切に願います。
- 2010年11月4日
- コメント(2)
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おっちー
東京都
太田さん
きっと太田さんが書いて下さったコメントを見て同感した方も沢山いらっしゃると思います。
そういった方の中で、また輪が広がり、未来に繋がると私は思います。
そう信じて、お互いこれからも身近な自然と関わる時間を楽しみましょう～ねっ（＾‐＾）
そして私はこれからも、そこで感じた様々な事を大切にして行きたいと思います。