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自己記録72から98へ!夢は叶う〜情熱を持ってやり続けていれば忘れた頃に!!

  • ジャンル:釣行記

「ここに立ってあそこに投げるといいですよ!」

とある日曜日の午前3時頃、早起きしていつもの地元河川の明暗に行くとすでに先行者と思われる車がでもまだ車内で待機してる様子だからチャンス!とばかりに反対側に車を停め釣り場へダッシュして場所取り成功!とセコい自分に後ろめたさを感じながら竿を出していると、その人が気さくに声をかけてくれた。シマノのキャップとRBBのライジャケを着てリールはステラと当時シーバス初心者の自分にはいかにも釣りが上手そうなアングラーに見えた。聞けば企業したてで数名の従業員をかかえる若社長だという。いろんな話しをしながら並んで明暗打ちをしたりドリフトとはこうだとかいろいろ教えてもらった。それからは師と仰ぎ、何度かご一緒させてもらった。


始まりは5年前、ランカーと言う言葉すら知らずに漠然とデカいシーバスが釣りたいと言ったら地元の後輩から教えてもらえることに。でも、最初に釣具店に連れて行かれて勧められたのは7フィート代のアジングロッドワームのライトゲームでセイゴを釣ることから教えられた!キャストもろくにできないド素人にシーバスロッドは早いということだったのだろう、今となっては正しい道順だと分かるが当時の自分にはデカいシーバスが釣りたいのに何でアジングロッドだよ〜って愚痴を言いながらも手のひらサイズのセイゴやチヌ、メッキなどを釣るのは楽しく自分にはライトゲームがあってるなと「デカいシーバスが釣りたい」という当初の想いが5年後に叶うとは到底思えなかった。。

それから約1年後、たまたま50センチくらいのフッコサイズが自分のいつものフィネスなロッドと小さなワームに喰いついてきた!それをランディングした瞬間、今まで感じたことのない力強い引きに完全にヤられてしまった「やっぱりオレ、デカいシーバスが釣りたい!」それからは基礎を教えてくれた後輩から独立して、周りに誰もシーバス釣りに詳しい人がいない中で試行錯誤の日々〜大方、YouTubeからの情報を頼りにいろんな番組のルアー紹介を見てそれを買っては投げて自分のフィールドで使えるのかの繰り返し。。

そんな中で出会った冒頭の師匠!特にサイズを出すにはドリフトを覚えた方がいいといつも投げてるポイントとは対岸の所からウェーディングしてまで橋脚と明暗の攻め方を教えてくれた!「ここは先月メーターオーバーも出てるポテンシャルのある場所だから続けて通ってみるといいですよ!」その言葉だけを信じて同じポイントに年間平均週2くらいのペースで通い続けた結果、自己記録も72センチまで伸びていた。。

そして昨夜、夢が叶った日〜2/9(水)この日は仕事も早く終わりそうだったので夕方急に思いたって潮見表をチェックしたらいつもは狙らわない最干からの上げ始め〜いろんな人達がいちばんランカーが出ると言う時間帯。他の地域と同じように年末から年明けてこれまでこの地元河川でもセイゴすら当たらない激シブ状態が続いていたここでは明確にバチパターンというのはないにしろ先日買ったヒソカ120Fも試してみたいし夕飯前にちょいと投げに行くか!とそんな軽いノリでスーパーランカーが釣れる日になるなんて全く思ってもみなかった(笑)

いつものポイントに着いたら確かに水深は浅いがベイトっ気もあり久しぶりに生命感が感じられた。そして、ヒソカ120Fの泳ぎや飛距離をチェックした後、師匠から教わったように橋脚の際がいちばん掘れててその深いところにランカーは潜んでることが多いからと流れの速さを見てそこに流して込んでいくと暗い方まで差しかかったその時、ドッバーン!と爆音。一瞬「あ、何かボイル起こった」と人ごとのように思ってたらそこから突如すごい勢いでラインが引っ張られる〜そこで初めて自分のルアーに出たんだと確信(苦笑)そしてファイト開始〜今まで感じたことのない引きの強さとバシャバシャーというエラ洗いの水しぶきの大きさからこれはヤバいのが来たとすぐに分かった。そこからは無理をせずドラグを出しながらなるべく時間をかけて徐々に疲れさせてじわじわと引き寄せていく作業を続けること10どうにかランディングに成功した〜サイズは98センチ!

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見たこともない頭のデカさと長さ、ランディングネットが重すぎてとそこからはこの怪物を殺しちゃいけないと、バタバタと急いで針を外してサイズ測って写真撮ってと、自分との記念撮影いわゆるブツ持ちを残すだけとなったところでとにかく弱らせちゃいけないと水際まで少し遠かったので一度蘇生してからとランディングネットに戻して水に漬けて気を抜いた瞬間、水を得た魚とはこのことでバシャーと立ち上がり帰っていってしまった。。しばらく放心状態ブツ持ちが撮りたかった撮れなかったのは心残りだけれどあの怪物を無事に生きて帰らせたと思えば良かったかなと自分に言い聞かせたそれにしてもここまできたらメーター行ってて欲しかった〜(^^;)

針掛かりもノドの上部の柔らかいところにリアフックが、フロントフックは厚い唇にしっかりと刺さっていて絶対バレない様になっていて針もひとつも伸びてすらいなかった。

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わずか5投で殿堂入りさせることにしたヒソカ120F(ピンクサンドバチパール)^_^

ブリのような大きな頭、自分の握りこぶしがゆうに入る大きな口、厚みのあるゴムみたいな唇といい、今まで自己最高が72センチだった自分からはあらゆるものが規格外産卵後か腹こそ細めの個体だったがこれが当初ランカーという言葉すら知らなかった自分か思い描いた以上のデカいシーバスだった!!

ファイトで汚れた左足のスニーカー(26センチ)と比べても頭のデカさがお分かりかと思います!


こちらのフィーモほかSNS等で日々、多くのシーバスアングラーが膨大な時間と労力をかけてサイズアップを狙ってるのを見ていて、幸運にも本格的にシーバス釣りを始めて3年で98センチまで到達できたので、これからもこの地元の河川にこだわりこの豊かな自然に感謝しながら一生の趣味として続けていきたい。まぁでも、今後これを超えるサイズにはおそらく出会えないだろう!でもまた出会えるなら出会いたい!そのためにはずっと釣りができるように元気で長生きせねばと人生の目標までできたような気がした! 

興奮冷めやらぬ震えた手で師匠にLINEを打って報告した数分後に電話がおめでとう、よくひとりで獲れたね!とねぎらいの言葉をいただき最後に「あと数センチ大きくなって今度はメーターオーナーとしてまた釣れてくれますよ」と!その言葉を信じてまたホーム河川へ通い続けたい!


「オレはデカいシーバスが釣りたい!」夢は叶う〜情熱を持ってやり続けていれば忘れた頃に!!


こんなスーパーランカーを仕留めたらアドレナリン出まくりで眠れるはずもなく、釣りを始めてここ5年間の想いが走馬灯のように蘇ってきて長々と書いてしまいました。。最後までお読みいただきありがとうございました^_^


タックルデータ

ロッド ラテオ86ML

リール 19バリスティック3000XH

PEライン アップグレードX8 08号

リーダー シーガープレミアムMAX4号

ヒットルアー ヒソカ120F(ピンクサンドバチパール)

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