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▼ 普通のベイトリールで2gの錘を投げる方法があった
- ジャンル:日記/一般
たまたま知ったのですが、シェアしときますねん。
結論だけ先に書いておきますが、マグネットブレーキのベイトリールを使います。マグブレーキはmaxです。メカニカルも0でなくてちょい締めてok。自分はサイドキャストするんですが、肝になるのはバックスイングの段階でスプールから指を放してスプールを回転させつつ、ゆっくりとフォワードに振りぬく事。これで2gの錘を普通のベイトリールで投げられます。あのクッソ重いスプールついてるアブのビッグシューターコンパクトでも、これで2gいけます。
なお、遠心ブレーキ、DCブレーキ、SV機みたいにスプールの回転が低いときはブレーキが弱まるタイプの奴はダメです。向いてません。ただのマグネットブレーキのリールが良いです。
さて、なんで、こんな珍妙な事を試してたかというと、理由があります。
最近、スチールヘッド(降海型ニジマス)の浮き釣りの話を調べているうちに北米の釣り人の間では太鼓リール使って浮きを遠投するスタイルの釣りが行われているって事を知りました。向こうではセンターピンリールって呼ばれてるんですけど、そのキャスティング方法です。
通常、太鼓リールはキャスティングに向いてないといわれます。実際問題として、スピニングやベイトリールみたいに200m越えのキャスティングは無理です。構造上無理。
あのリールの何が良くないかというと、リールの径がでかすぎて慣性モーメントがでかくなりすぎるんですよ。まともなブレーキもついてない訳で、まともなキャスティングはまず無理だと、ずーっと思っていたわけです。
ところが、北米の釣り人の中には、あんなリールで浮き仕掛けを25m前後は安定して飛ばす人もいると聞いてぶったまげたわけです。どうやったら、そんな事できるんだと。
それで調べていくと、実に納得のいくキャスティング方法だとわかったわけです。BCスイングキャストっていうんですが、これが実に上手いやり方です。
こちらにその動画があるんですが、あんな糞でかい太鼓リールにライン満タンに巻いてスムーズにキャストできてるわけです。見たときは驚愕しました。
ここからは理屈の話になるんですが、ベイトリールというリールの場合、重量×スプール径の二乗という計算式の元に慣性モーメントが大きくなります。そして慣性モーメントが大きくなればなるほど、回転させるために必要な力が大きくなっていきます。
小難しい話はやめますわ。ピンポン玉は軽い力で回るけど、ボーリング玉を回転させるにはパワー必要ですよね?そういう話です。
つまりですね、ベイトリールは回転させる為にはそれなりに力を必要とするんですが、軽い錘だと回転させるためにエネルギーを使いすぎるんです。そのため飛んでいく為の力が残らない。だからベイトは軽い錘だと飛ばないしバックラするんです。
太鼓リールも同じです。慣性モーメントは径の二乗に比例するんですよ。あんな径がでかいリールで浮き仕掛けをまともに扱える訳がない。
ところが、動画の男性は軽快にキャスティング決めてるんですよ。
なんでこんな事が可能になるかというと、バックスイングの際、スプールが回転してる所に注目してください。
そう、バックスイングでスプールを回転させてるんです。先にスプール回転させてからフォワードにキャストしてるンです。
普通のベイトキャスティングではありえないやり方ですが、これは理にかなったやり方なんです。
スプールの慣性モーメントがでかすぎてフォワードキャストで回転させられないなら前もって回転させておけばいい話なんですよ。
コロンブスの卵ですなー。この発想はなかった。
でもって、これが可能なら、普通のベイトリールで2gくらいのリグ投げられるじゃんと思ったわけです。
ベイトフィネスのリールって軽量化、ライン巻の量の減少、径の縮小で慣性モーメントを減らすことで軽量リグを飛ばせるようにしてます。
しかし前もってスプール回転させておけば普通のベイトリールでも軽量ルアーを投げられるはずです。理屈の上ではね。
そう思って、自分で試してみたところ、BCスイングキャスト+アブの新型ビッグシューターコンパクトでは問題なく2gまではキャストできたのでしたという話です。
ちなみに、pullcastって方法もあります。動画にはいくつかキャスト方法がありますが、手でスプール回転させてるやつです。
こっちは手でラインをひっぱりだしてスプール回転させることで太鼓リールで浮きをキャストする方法です。北米のスチールヘッドの浮き釣りで人気がある投げ方のようです。
たまたま、北米のスチールヘッドの浮き釣りを調べているうちに知ったんですが、これ実にカッコいいので、今度自分でもやってみようと思います。
北米のスチールヘッドの浮き釣りでは、太鼓リール、唐辛子浮きつけてエサかワームを流す釣りが人気みたいですが、これシーバスでも同じことできますしね。
ではでは。
結論だけ先に書いておきますが、マグネットブレーキのベイトリールを使います。マグブレーキはmaxです。メカニカルも0でなくてちょい締めてok。自分はサイドキャストするんですが、肝になるのはバックスイングの段階でスプールから指を放してスプールを回転させつつ、ゆっくりとフォワードに振りぬく事。これで2gの錘を普通のベイトリールで投げられます。あのクッソ重いスプールついてるアブのビッグシューターコンパクトでも、これで2gいけます。
なお、遠心ブレーキ、DCブレーキ、SV機みたいにスプールの回転が低いときはブレーキが弱まるタイプの奴はダメです。向いてません。ただのマグネットブレーキのリールが良いです。
さて、なんで、こんな珍妙な事を試してたかというと、理由があります。
最近、スチールヘッド(降海型ニジマス)の浮き釣りの話を調べているうちに北米の釣り人の間では太鼓リール使って浮きを遠投するスタイルの釣りが行われているって事を知りました。向こうではセンターピンリールって呼ばれてるんですけど、そのキャスティング方法です。
通常、太鼓リールはキャスティングに向いてないといわれます。実際問題として、スピニングやベイトリールみたいに200m越えのキャスティングは無理です。構造上無理。
あのリールの何が良くないかというと、リールの径がでかすぎて慣性モーメントがでかくなりすぎるんですよ。まともなブレーキもついてない訳で、まともなキャスティングはまず無理だと、ずーっと思っていたわけです。
ところが、北米の釣り人の中には、あんなリールで浮き仕掛けを25m前後は安定して飛ばす人もいると聞いてぶったまげたわけです。どうやったら、そんな事できるんだと。
それで調べていくと、実に納得のいくキャスティング方法だとわかったわけです。BCスイングキャストっていうんですが、これが実に上手いやり方です。
こちらにその動画があるんですが、あんな糞でかい太鼓リールにライン満タンに巻いてスムーズにキャストできてるわけです。見たときは驚愕しました。
ここからは理屈の話になるんですが、ベイトリールというリールの場合、重量×スプール径の二乗という計算式の元に慣性モーメントが大きくなります。そして慣性モーメントが大きくなればなるほど、回転させるために必要な力が大きくなっていきます。
小難しい話はやめますわ。ピンポン玉は軽い力で回るけど、ボーリング玉を回転させるにはパワー必要ですよね?そういう話です。
つまりですね、ベイトリールは回転させる為にはそれなりに力を必要とするんですが、軽い錘だと回転させるためにエネルギーを使いすぎるんです。そのため飛んでいく為の力が残らない。だからベイトは軽い錘だと飛ばないしバックラするんです。
太鼓リールも同じです。慣性モーメントは径の二乗に比例するんですよ。あんな径がでかいリールで浮き仕掛けをまともに扱える訳がない。
ところが、動画の男性は軽快にキャスティング決めてるんですよ。
なんでこんな事が可能になるかというと、バックスイングの際、スプールが回転してる所に注目してください。
そう、バックスイングでスプールを回転させてるんです。先にスプール回転させてからフォワードにキャストしてるンです。
普通のベイトキャスティングではありえないやり方ですが、これは理にかなったやり方なんです。
スプールの慣性モーメントがでかすぎてフォワードキャストで回転させられないなら前もって回転させておけばいい話なんですよ。
コロンブスの卵ですなー。この発想はなかった。
でもって、これが可能なら、普通のベイトリールで2gくらいのリグ投げられるじゃんと思ったわけです。
ベイトフィネスのリールって軽量化、ライン巻の量の減少、径の縮小で慣性モーメントを減らすことで軽量リグを飛ばせるようにしてます。
しかし前もってスプール回転させておけば普通のベイトリールでも軽量ルアーを投げられるはずです。理屈の上ではね。
そう思って、自分で試してみたところ、BCスイングキャスト+アブの新型ビッグシューターコンパクトでは問題なく2gまではキャストできたのでしたという話です。
ちなみに、pullcastって方法もあります。動画にはいくつかキャスト方法がありますが、手でスプール回転させてるやつです。
こっちは手でラインをひっぱりだしてスプール回転させることで太鼓リールで浮きをキャストする方法です。北米のスチールヘッドの浮き釣りで人気がある投げ方のようです。
たまたま、北米のスチールヘッドの浮き釣りを調べているうちに知ったんですが、これ実にカッコいいので、今度自分でもやってみようと思います。
北米のスチールヘッドの浮き釣りでは、太鼓リール、唐辛子浮きつけてエサかワームを流す釣りが人気みたいですが、これシーバスでも同じことできますしね。
ではでは。
- 2021年11月22日
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