ニンベン仲村です。
先週は釣りに行っていないので、ニンベンメソッドを紹介しようと思います。
フィッシングショーやイベントで何回か紹介しているメソッド「逆トゥイッチ」です。


サーフェスミノー、シャッド、バイブレーション、鉄板・・・


色々なルアーで使えて、何より簡単なのでオススメです




何が逆なのか？というのは下のイラストをご覧ください


簡単に書くと、トゥイッチはロッドを「ルアーの進行方向」にあおるメソッドですが、逆トゥイッチはロッドを「ルアーの進行方向と逆方向」にあおる（ティップを戻す）メソッドです



トゥイッチではルアーに急にテンションが掛かって加速します。加速するためタダ巻きの時よりも水押しは強くなります。



逆トゥイッチはルアーのテンションが急に抜けた状態になります。水押しはタダ巻きよりも弱くなります。



イメージとしてはこんな感じです。
トゥイッチは喰われまいとシーバスから逃げる元気なベイトの動き
逆トゥイッチは弱ってフラつく捕食しやすいベイトの動き


時合などで高活性のシーバスは元気なベイトを追い回すのでアピールの強いトゥイッチが効果的です。逆にベイトを追い回す元気がない低活性の時は、楽に捕食できそうなベイトを演出してやる逆トゥイッチが有効だと感じています。


逆トゥイッチはタダ巻きの規則正しいアクションの中にフラつくイレギュラーのアクション（食わせの間）を意図的に発生させられるので、シーバスが付いているであろうストラクチャーの際やブレイク、潮目で行うと効果的です。「意図的に」発生させられるので心も身体もアワセの準備が出来るメリットがあるのと、何より「仕掛けて喰わせた」という満足感が得られるのも魅力です。


ちなみにバイブレーションや鉄板で逆トゥイッチをやると、ブルブルしながら斜め上に移動しているバイブが突如フラッと揺らいで一瞬フォールに転じた後に元のアクションと軌道に戻ります。これも効きます♪

意図的に食わせの間を作った直後にバイト！

シビレルくらい楽しいので是非お試しください♪