悩み色の空を見上げて

前回の釣行で12月にアフリカンクララが釣れないジンクスを破った。

気持ちの問題が大きかったのだが、
12月でも条件が合えば釣れる。

風も無く晴れた日の午後なら
シャローの水温が上がるから、
ソコにクララが集まり、チャンスが生まれる。

釣れる時はトコトン向き合うのが吉。

とは言うものの、休日の午後はイミグレが長蛇の列となし
並ぶ時間だけで1時間を軽く越えちゃう。

なので、朝一に入国し、
ブラックバス釣りで時間潰し。

まもなくポイントって時に、ローカルアングラーに声を掛けられた。

「日本から来たんだよね?ブログ書いてるでしょ?」

満面の笑みでイェ~ス!と返す。
コリャ、ここで釣らないとカッコ悪いな。
大物をツモってやろうじゃねぇか。

しかし、終了時間ギリギリでなんとか小バスが。

こうやって撮るとサイズを誤魔化せるかな?

午前中の天気は衣類が湿らない程度の小雨が何度か。
この後も、気温が上がりそうな雰囲気じゃない。

クララを捨てる事も考えたけど、ポイントはアングラーで一杯。

当初の予定通り、2階建てバスに乗り込みクララ狩にと向かった。

ポイントに着くも、ボイルが殆どない。

寝っころがって空を見上げたが、気温が上がりそうな気配なし。

それどころか一雨ありそうだ。
深センに帰ろう。

深センに着いても天候は悪いまま。

良い決断だったと思うけど、
釣れなくとも釣ってヤルと信じて、
夢中でキャストしてた頃の方が楽しかった気もする。

空の色に最後まで悩まされたのは
意味のない事だったのかも知れない。


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