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Maria ルアー昔話“こんなルアーもありました” vol.6 【Maria オリジナルミノー第3弾、御存知ですか? ラ・セグンダ】

皆さんこんにちは、シニアマイスターNです。

年初に、河津桜が咲きましたと御報告したと思ったら、この雪。

幸い、自分の住んでいる神奈川県三浦市周辺は、若干気温が高い為

雪ではなく雨でしたが・・・。


さて、皆さんはこのルアーを覚えてらっしゃいますでしょうか?


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名前は「ラ・セグンダ」。

ザ・ファーストの後継機種として、1998年に発売されました。

開発テーマは見た目のグレードアップとコストダウン。

ザ・ファーストの時代にはなかったエラやウロコの掘り込みの模様は、

金型の技術の向上とともに実現しました。

コストダウンのために最も必要不可欠なのが、加工費の削減でした。

当時の当社では、

コストダウン=中国大連にある自社工場への工程移行。

「ラ・セグンダ」も塗装から包装までの工程を大連工場に移行することになり、その塗装作業の指導係に白羽の矢が立ったのが、誰あろう 

私でした。
この頃の私は、ルアーの企画・開発部門を離れ、製造部に所属しておりました。
設備・部材を全て送り込み、いよいよ私が技術指導に行くことになりました。
塗装作業を教えることには、ある程度自身を持って行った私でしたが、
数々の困難に直面することとなります。
通常、一回の技術指導には1週間の予定を立てて行きますが、今回は上長より、「今回チケットは片道で取っておけ。」と言われており、嫌~な予感はありました。
塗装作業を始めると、温暖な神奈川県三浦市と・寒冷な中国大連との
気温・湿度の違いからか、塗装を施したプラスティック本体にクラック(ひび割れ)は入るは、工場が停電になり復旧に1週間掛るわ・・・。
そんなかんなで約1ヶ月後、ようやく帰国が許されました。
個人的には、大変な苦労の思い出ばかりの「ラ・セグンダ」ですが、
「ザ・ファースト」より、さらにアップしたウェイトとボディボリュームを生かして、自分としてはシーバスよりも、オフショアのシイラや青物に使用することが多かったミノープラグです。
結局のところ、「ザ・ファーストの後継機」にはなりきれずに、短命に終わりました。

「ラ・セグンダで初めてシーバスを釣った!」
「こんなメモリアルフィッシュをGETした!」
と言う、エピソードがおありの方がいらっしゃいましたら、
コメントをお願いいたします。
それでは皆さん、また次回。

byシニアマイスターN

Maria ルアーの原点、波動理論の原点が読める!
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是非ご一読ください。

 

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