一般的に春と呼ばれるこの時期から初夏まで夜勤明けは時間が許す限り寝る間を惜しんで大河でデイゲーム川残業。

今更だがこの時期の狙いは近年こちらのエリアでも狙って釣れるようになってきた”虎模様の魚”だ。
生態系の事を考えると重大な問題だが、疑似餌釣師としては狙ってしまうのが正直なところだ…

毎年書いている事だが釣りログのタイトルとしては”13'純淡水域川鱸”と書いているが、暫くは川鱸が登場しないと思って読んで頂きたいと思う。

自分の通うエリアでは条件が揃えば早い年で５月中旬くらいから純淡水域川鱸の顔が見られるようになってくる。
自分自身の実績はそんな感じだが人の話では４月中に釣り上げたという話も時折聞くので多少の期待をしながらフィールドに通っている…

そんな訳で本日も川残業。
休日の釣友と大河のマイナーポイントで待ち合わせて二人で実績ポイントを攻める。


先日の増水後に良い釣りをしたという釣友に状況を聞きながら自分達定番リグのジグヘッドを撃ち込んでいくと開始早々釣友のロッドが曲がる。


派手なファイトを見せてくれたのは良型の虎柄。


そして直ぐに追加で一本。

ノーバイトの自分は一気に差を付けられた感じで焦りが出る…
以前実家の物置から漁って来た１０年以上前の”ヴィンテージソフトルアー”しか手持ちの無い自分は釣友にヒットルアーを分けて貰う…

現行ソフトルアーを手に入れ自信満々の自分に早速のバイト。

一気に抜き上げたのは小型の虎柄。

その後は反応が無い為ミノーにチェンジし沖の浅瀬を狙う。


答えは直ぐに出たが連発とは行かない…

そして上流に釣り上り気になる反転流にジグヘッドを投入すると着水と同時に”ツン”と小さいがハッキリしたバイトが伝わるが魚は乗らず…
急いでジグヘッドを回収し再び反転流に撃ち込むと”グンッ”と重いバイトに渾身の合わせが入る。
流れに乗った重い突っ込みからしてそれなりのサイズ。そして全身を曝け出す派手な鰓洗いと共に濃い茶褐色のボディが宙を舞う…
対川鱸タックルも軽く絞り込むサイズだが数回の鋭い突っ込みの後、無事ランディング。


釣り上げたのはプリスポーンの大虎
釣られた事の無いこの時期らしいスーパーボディ。

その後は二人共反応が無い為、潔く納竿。
帰りに今後の川鱸シーズンも視野に入れた数カ所のポイントを偵察しながら帰宅。

ここ数日の安定した天候に大河の虎柄エリアも復活の兆しが見えて来た…