引き続き好調な海から約〜１５０kmの純淡水エリア。
梅雨入り直後の大雨の影響による大増水も落ち着き、徐々に平水位に戻りつつある中、昨晩は久々の雨。

再びの水位上昇による増水パターンを期待するが、上流も含めてそれ程の降雨は無く深夜には雨は上がってしまった。

そして相変わらずの過密釣行症候群により深夜に目覚める…

若干の小雨が残る中、大河へ向かう…

舗装道路は濡れていたが河川敷内の砂利道は水溜りも無く、逆に砂埃も舞わず調子が良い。


ポイントに到着しテレメーターを確認すると若干の増水傾向だが見た目はほぼ変わらず…
好調だったポイントの流れも徐々に死に始めている…

絞り込まれた一番速いと思われる流れの向こうにミノーを撃ち込み流し込むと流れの中で”ドンッ”と気持ちの良いバイトと共に水面が割れる。
乗った魚はそれ程の大きさではなく本命か虎柄か迷うようなサイズ。
鰓洗いを繰り返し派手に水面を割るシルエットは本命のようだ。
そして一気に寄せて来た所をランディング。


小型だが今夜も本命に出逢えた…


ジャスト50cm、1.3kgの純淡水域川鱸。


小型らしい綺麗な個体


元気に大河の流れに消えて行った。


この一本の後は反応が無い時間が過ぎて行く…
ダウンクロスでの流しを回収していた所”ジュボッ”と水面が割れ魚が乗った。
感じた重みと鋭い突っ込みは再びどちらの魚か迷うサイズだが、先程の本命より荒瀬の中での引き味は強い…
そして寄せて来たところで最後の往生際の悪い突っ込みは感じからして虎柄のようだ。


ランディングしたのはやはり茶褐色ボディ…


サイズは先程の本命と同サイズの50cmの大虎。


ウェイトは1.8kgと２kgに届かないが良いサイズ。

引き味的には外来パワーの方が上手だった…

その後はボイルもバイトも無く引き際だと思い納竿。

どうにか本命を一本獲る事が出来たが、水位的にこのポイントは終わりのようだ。ロストこそは無かったもののボトムノックにてゴロタにスタックするようになってきた。そして魚っ気が無くなり魚のサイズも下がってきた。

自分の純淡水域川鱸遊戯哲学では同ポイントで考えた場合、増水直後は釣れるサイズも上がるが減水と共にサイズも下がってくる…
そんな訳で好調だったポイントも次の増水に期待するしかないようだ。

そして次に攻めなくてはならないポイントは平水〜減水時のポイント。しかし未だに中途半端な水位は何処から入ろうか非常に迷う…

そんな訳で再び本命探しの旅が待っているようだ…