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15'純淡水域川鱸 ”十月の始まりは…”

  • ジャンル:釣行記
暦は本日より十月。
海から約〜150km上流の完全淡水域をメインフィールドとする自分にとってはあっという間に終わりの季節となった。

残された僅かな時間に釣れても釣れなくても一番気合いが入る時期。
そんなシーズン終盤のガチな釣りの前に釣馬鹿兄弟と今季は中々タイミングが合わず出来なかったこの釣りで心身共に疲れを癒す。

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この釣りやはり”銀鱗”…

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一面に稲穂が広がる田園地帯。
所々で稲刈りも始まった。

時期的に出遅れた為、水田のシーズンも終わり用水路は殆ど水抜きされてしまった為に水の残った水路狙い。
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開始早々、玉浮きに出る”ピクンッ”とした魚信に合わせを入れ、約三十五年前から使っている延べ竿が抜け気味ながら良い曲がりを見せる。

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最初は鯉っ子。

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メインは小鮒

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時折オイカワ

撃ち込めば必ずの魚信と飽きない位に釣れ続ける。
前日の大河での”一夜四本”の釣果や攻めなどを玉浮きを見ながら語り合いながらのマッタリとした釣り。

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こんな身なりだが童心に帰って夢中になる…

そして時折、小魚達が逃げ惑い”ジュボッ”とボイル音…
凄い勢いで突っ込んで来た魚は”茶褐色の虎柄ボディ…”

やはり場荒れするのか”ヤツ”が暴れた後はアタリが遠のく…
ここでも暴れまくりの外来ギャングだが、本日の相手では無い。


その後は少しポイント移動。
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カマツカ

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ニゴイ

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青鰓

日が傾くまで釣馬鹿兄弟揃って100本程の釣果に夢中になって楽しんだ。



そして夜勤明けの昨晩〜早暁の釣行による睡眠不足もあってか一旦寝てから深夜の大河釣行。
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目指すは見つけた”淡水王の巣”…

昨晩のような強い北西からの季節風は無いものの入れ替わった秋の空気は冷たい。
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超クリアになった最終章のこの時期らしい水色と流れに今晩もあるのかと期待と不安が入り交じりながら狙いの筋を目指す。

昨晩ロストしたカスタム品のミノーの代替にノーマルのフックサイズ変更のみでとりあえずは凌ぐ。

そして昨晩同様の攻めで撃ち込んだ開始二投目に”カッ”と鋭いショートバイトに重みが乗った。

”今夜も居たか…”

水面を割る事無くドラグを唸らせ下流に向かって走る相手は悪くは無いサイズ。
その後も鋭い突っ込みを繰り返しながら徐々に相手との距離が縮まって来た。
曇り空に隠れた薄い月明かりが寄って来た銀鱗を照らし出す。
見えたシルエットは砲弾型のスズキサイズの良型。
もう少しでランディングポイントという状況だったが最後の走りに”プンッ”と肉切れでフックアウト…

十月最初&最終章の一本目を逃した事で落胆したが、昨晩の状況を考え次もある筈と気を取り直して攻めて行く。
若干立ち位置を変えながら同様の攻めを繰り返す中、再び”カッ”と鋭いショートバイトに重みが乗った。
今度はそれ程でも無いサイズだが本命は間違い無い鋭い走りと突っ込み。しかしその突っ込みで再びフックアウト…

”2バラシか…”

流石に落ち込むが、次を信じて攻め続ける。
その後は暫く何も起きない時間が過ぎ、あれこれルアーチェンジや場を休ませる意味も込めて釣り下れる範囲で釣り下ったりしながら気を紛らわせる。

そして再び高反応の立ち位置に戻り撃ち込んでいると再び同様の”カッ”とショートバイトに重みが乗った。
次こそはと気合が入る反面、再びのバラシが頭を過る中のファイト。
今度の魚もそれなりの良いサイズは間違い無い強い引き味。
上流に向かってドラグを唸らせ突っ走った直後に再び”プンッ”とテンションが抜けた…

”うわ〜っ…”と流石に声が出てしまった…

高反応の中での3バラシ。
一夜四本の翌日といえども流石に精神的ショックは大きかった…
そして翌朝から用事が入っていた為に早暁の攻め無しで納竿。

”流す角度”、”レンジ”、”活性”など細かい事を言ったら切りが無いが昨晩の三本目もショートバイトでのギリギリランディング、そして他の魚も全て外掛りと深いバイトでは無い事から、そこまで甘くは無いようだ。
全て強い流れの中での突っ走りによる肉切れのバラし。
最後の魚はリアフックの浅い掛かりの為かフックが伸ばされていた。

そして再びの雨。
今夜は大荒れという状況に大河釣行は厳しいだろう…
大河の水況と魚のポジションも心配だ。
それとも再び魚が入って来てくれるだろうか…

子供の運動会の天候より大河の状況が気になる馬鹿親父は死ぬまで直らないだろう…

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