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▼ 15'純淡水域川鱸 ”濁流大河の暴れランカー…”
- ジャンル:釣行記
世間一般的なお盆休み明けの仕事始め。
本州の南岸に延びる前線の影響で発達した低気圧による大雨や突風の影響で全国各地荒れた天候となった。
勿論、北関東も例外では無く夜半から降り続いた激しい雨によって我がメインフィールドの大河も日中に掛けて一気に水位が上昇してきた。
そして自分は会社の方で今年から決められたローテーションによる夏休み。本来であれば大河最終決戦の時期にでも取得しようと目論んでいたが、嫁からの子供達の夏休みに合わせて欲しいとの要望で結局この時期の取得となってしまった…
そんな訳で家族で日帰り旅行に出掛ける予定だったのだが、夜まで降り続く激しい雨の予報に急遽中止になり、午後から隣県のショッピングモールで暇をつぶして結局休みが終了…
その帰り道に大河の橋を渡り見渡すとかなりの増水…
毎度この橋を家族と渡る度に嫁や子供から「よそ見するな!」、「川見るな!」、「ホント川が好きだね…」などなど、様々な野次が飛ぶ。
そして今回もそんな野次が飛びながらも”この水位なら、あそこのパターンが通用するか…?”と増水パターンで頭の中が一杯になる…
外食先でのお酒も程々にして深夜の大河釣行に向けて自宅に帰って入浴し急いで就寝。
そして丑三つ時に目を覚まし雨量レーダーとテレメーターを確認。
平水+約1.5m程の増水となっていたが、降雨も無く上げ止まりといった感じで狙いの範囲。
ゲリラ豪雨による一気に水位が上がり直後に下がってしまう増水では無く長い時間を掛けて纏まった雨が降り続いた事による今回の増水。
”今回こそは間違い無いだろう…”

そう思いながら焦る気持ちで大河の河川敷を走り抜ける…
目指すは昨年に良い釣りをした増水ポイントの一つ。
雨によって倒れた藪を掻き分け、びしょ濡れになりながらエントリー。

手前筋は増水によって水没したブッシュに沖は濁流といった感じの濁りと図太い流れ。
注意しながら狙いの筋を撃つ為に水没したブッシュエリアを沖に向かって突き進む。

ブッシュエリアの中には大量のマイクロベイト〜良型のオイカワの姿。
時折、そいつらが自分に驚いてピチャピチャ”と賑やかに跳ねる。
”生命感は十分だ…”
そして狙いの立ち位置に到着。
平水位ではシャローフラットから繋がるパンチの無いガレ場が絡んだ地形変化のポイントだが、増水時に作りあげる流れは最高そのもの。
あとはこの増水で其処に”本命”が入って来てくれているかが問題。
今回の増水は猛暑による日々高水温の中で纏まった雨が長く続いた事による増水。
今回は必ず”本命”が入って来ているだろうと自分の中で確信的な物があった。
そして毎度のドキドキしながらの一投目。
狙いは手前側を対岸に向かって絞られながら流れる強い流れと本筋を真っ直ぐ図太く流れる流れの合流点。
塗装剥離&フックチューニングしたスローシンキングのミノーをセットし狙いの流れにアップクロスで撃ち込みロッドアクションで立ち上げ流し込む。
そして狙いの位置あたりに流し込んだ直後に”ドンッ”と明確な反転バイトに魚が乗った。
”やはり居たかっ!”
乗った直後の重さからして良型は間違い無い。
そして図太い流れの中で”ゴン、ゴン、ゴン”と激しい首振りを繰り返した直後に沖で激しい鰓洗い。
相手は確実に本命”純淡水域川鱸”
そしてドラグを唸らせ一気に流れに乗って加速した直後に”プンッ”とした感触と共に感じるミノーだけの波動…
なんと明らかなランカークラスを惜しくもバラシ…
「あ〜っ!マジかよ〜っ…」と一人大河で嘆きの言葉。
貴重なワンチャンスを今夜も逃し意気傷心といった状況で、戻って来たミノーのフックポイントを確認するが問題は無い…
それもそのはず、昨日新品に変えたばかりのフックポイントが一投目で鈍る訳も無く完全に動揺しながらの行動…
日々”0か1”の完全淡水域の川鱸ゲーム。
いくら一投目からの高反応といっても、其処に複数の川鱸が入って来ているという事は余程状況の良い時でもなければ無い訳で、次は確実に無いだろうと思いながらの弱気の二投目は一投目のような期待感に満ちあふれたキャストでは無く、正直どちらかといったら惰性的なキャスト…
そんな二投目は先程の着水点より沖目の上流側を狙う。
先程の流れの合流点より上流側に出来ている反転流による流れと流れの壁に同様のミノーを流し込む。
着水直後に強い反転流に引っ張られ暴れたミノーが反転流を抜け静かになった流れの壁と思われる付近でロッドアクションにてテンションを抜き過ぎない食わせの抜きを作った直後に”ドスッ”と重たいバイトで再びミノーが引ったくられた。
”まだ居たかっ!”
再び乗った相手は先程同様の重みと引き味。
先程バラした魚が口切れといった感じだったので、それを警戒して若干ドラグを緩めた為か、今度は図太い流れの濁流大河を相手はドラグを唸らせ一気に下流に突っ走る。
そして下流手前側にある水没したオーバーハングブッシュに向かって突っ込んで行った為、流石にマズいと感じドラグを締め込み応戦。水没したオーバーハングブッシュから魚を引き離した直後に”ゴババババーッ”と激しい鰓洗い。
闇夜に見えたシルエットは再びランカーと思われる良型。
ブッシュから引き離したのは良いが今度は再び図太い流れの沖に出られてしまう…
その後は図太い流れの中で重い突っ込みを数回繰り返すが腰を落としてそれに耐え、ようやくランディングしようと思う位置まで相手を寄せて来ると今度は水没ブッシュエリアで激しい鰓洗いを連発。
沖の図太い流れであれだけパワーを使わせても全くスタミナ切れしていない相手はロッドを立てる度に激しい鰓洗いを繰り返す。
ヘッドライトで照らされた口元にはミノーの姿は無く確実に口の中。これ以上暴れられたらリーダーを歯で切られてしまってもおかしく無い状況に水没ブッシュエリアで膝を付いて押さえ込むようにグリップランディング。
一度目のチャンスは逃したが、濁流大河の今夜は二度目があった…

海から約〜150km上流の濁流大河に降臨”純淡水域川鱸”

ミノーは丸呑み、リーダーはザラザラ…

82cm、4.6kg 今季二本目のランカーサイズ。

貫禄のある”淡水顔”…
そして計測をしていると背後から人の気配。
なんと本日から仕事始めという釣友が藪を掻き分け現れた…
この水況に居ても立っても居られなかったそうだ。
仕事前の深夜にこの濁流大河に入水…
本当にクレイジー過ぎる…
そして目の前のランカーを見てテンションの上がる釣友にグッドタイミングということでブツ持ち写真をお願いする。
釣友的には早く撃ちたくて仕方無かっただろうが、快く沢山の写真を撮ってくれた。

極太では無いが、先日のランカーに比べたら太めの魚体。

本当に暴れまくりの素晴らしいファイターだった。

狙い通りの一本は本当に格別だ。

自分にとっては最高の一本。

じっくり蘇生し大河の流れに元気に帰っていた。
この一本に自分は納得し、早暁の水面遊戯のタイミングまで後から来た釣友にこのポイントを撃ってもらう。

実際に二投しかしていない状況に、可能性は残されていると思いながら釣友のロッドが絞られるのを横から見守るが、何も起きずに夜が明けて行く…

あっという間の夜明け。

そして自分も水面遊戯で図太い流れを撃っていくがボイルも起きなければバイトも無い。
”やはりチャンスは二度だけだったか…”
水面遊戯は諦めてミノーに戻し攻めていると絞られた流れの中で”カッ”と鋭いショートバイト。
再び撃ち込むと直後にミノーが引ったくられたが相手は”虎柄”…

レギュラープラスサイズ。
その後は何も起きる事無くタイムアップといった時間となり納竿。

気付けば清々しい朝。
今回の濁流大河釣行。
最初の一本も獲れていれば一夜ランカー二本獲りの可能性も有った事を考えると少し悔しいが、狙い通りの一本が獲れた嬉しい釣行となった。
そして、たった一本だがこの最高な純淡水域川鱸遊戯。
このゲームはいつまでたっても止められなさそうだ…
本州の南岸に延びる前線の影響で発達した低気圧による大雨や突風の影響で全国各地荒れた天候となった。
勿論、北関東も例外では無く夜半から降り続いた激しい雨によって我がメインフィールドの大河も日中に掛けて一気に水位が上昇してきた。
そして自分は会社の方で今年から決められたローテーションによる夏休み。本来であれば大河最終決戦の時期にでも取得しようと目論んでいたが、嫁からの子供達の夏休みに合わせて欲しいとの要望で結局この時期の取得となってしまった…
そんな訳で家族で日帰り旅行に出掛ける予定だったのだが、夜まで降り続く激しい雨の予報に急遽中止になり、午後から隣県のショッピングモールで暇をつぶして結局休みが終了…
その帰り道に大河の橋を渡り見渡すとかなりの増水…
毎度この橋を家族と渡る度に嫁や子供から「よそ見するな!」、「川見るな!」、「ホント川が好きだね…」などなど、様々な野次が飛ぶ。
そして今回もそんな野次が飛びながらも”この水位なら、あそこのパターンが通用するか…?”と増水パターンで頭の中が一杯になる…
外食先でのお酒も程々にして深夜の大河釣行に向けて自宅に帰って入浴し急いで就寝。
そして丑三つ時に目を覚まし雨量レーダーとテレメーターを確認。
平水+約1.5m程の増水となっていたが、降雨も無く上げ止まりといった感じで狙いの範囲。
ゲリラ豪雨による一気に水位が上がり直後に下がってしまう増水では無く長い時間を掛けて纏まった雨が降り続いた事による今回の増水。
”今回こそは間違い無いだろう…”

そう思いながら焦る気持ちで大河の河川敷を走り抜ける…
目指すは昨年に良い釣りをした増水ポイントの一つ。
雨によって倒れた藪を掻き分け、びしょ濡れになりながらエントリー。

手前筋は増水によって水没したブッシュに沖は濁流といった感じの濁りと図太い流れ。
注意しながら狙いの筋を撃つ為に水没したブッシュエリアを沖に向かって突き進む。

ブッシュエリアの中には大量のマイクロベイト〜良型のオイカワの姿。
時折、そいつらが自分に驚いてピチャピチャ”と賑やかに跳ねる。
”生命感は十分だ…”
そして狙いの立ち位置に到着。
平水位ではシャローフラットから繋がるパンチの無いガレ場が絡んだ地形変化のポイントだが、増水時に作りあげる流れは最高そのもの。
あとはこの増水で其処に”本命”が入って来てくれているかが問題。
今回の増水は猛暑による日々高水温の中で纏まった雨が長く続いた事による増水。
今回は必ず”本命”が入って来ているだろうと自分の中で確信的な物があった。
そして毎度のドキドキしながらの一投目。
狙いは手前側を対岸に向かって絞られながら流れる強い流れと本筋を真っ直ぐ図太く流れる流れの合流点。
塗装剥離&フックチューニングしたスローシンキングのミノーをセットし狙いの流れにアップクロスで撃ち込みロッドアクションで立ち上げ流し込む。
そして狙いの位置あたりに流し込んだ直後に”ドンッ”と明確な反転バイトに魚が乗った。
”やはり居たかっ!”
乗った直後の重さからして良型は間違い無い。
そして図太い流れの中で”ゴン、ゴン、ゴン”と激しい首振りを繰り返した直後に沖で激しい鰓洗い。
相手は確実に本命”純淡水域川鱸”
そしてドラグを唸らせ一気に流れに乗って加速した直後に”プンッ”とした感触と共に感じるミノーだけの波動…
なんと明らかなランカークラスを惜しくもバラシ…
「あ〜っ!マジかよ〜っ…」と一人大河で嘆きの言葉。
貴重なワンチャンスを今夜も逃し意気傷心といった状況で、戻って来たミノーのフックポイントを確認するが問題は無い…
それもそのはず、昨日新品に変えたばかりのフックポイントが一投目で鈍る訳も無く完全に動揺しながらの行動…
日々”0か1”の完全淡水域の川鱸ゲーム。
いくら一投目からの高反応といっても、其処に複数の川鱸が入って来ているという事は余程状況の良い時でもなければ無い訳で、次は確実に無いだろうと思いながらの弱気の二投目は一投目のような期待感に満ちあふれたキャストでは無く、正直どちらかといったら惰性的なキャスト…
そんな二投目は先程の着水点より沖目の上流側を狙う。
先程の流れの合流点より上流側に出来ている反転流による流れと流れの壁に同様のミノーを流し込む。
着水直後に強い反転流に引っ張られ暴れたミノーが反転流を抜け静かになった流れの壁と思われる付近でロッドアクションにてテンションを抜き過ぎない食わせの抜きを作った直後に”ドスッ”と重たいバイトで再びミノーが引ったくられた。
”まだ居たかっ!”
再び乗った相手は先程同様の重みと引き味。
先程バラした魚が口切れといった感じだったので、それを警戒して若干ドラグを緩めた為か、今度は図太い流れの濁流大河を相手はドラグを唸らせ一気に下流に突っ走る。
そして下流手前側にある水没したオーバーハングブッシュに向かって突っ込んで行った為、流石にマズいと感じドラグを締め込み応戦。水没したオーバーハングブッシュから魚を引き離した直後に”ゴババババーッ”と激しい鰓洗い。
闇夜に見えたシルエットは再びランカーと思われる良型。
ブッシュから引き離したのは良いが今度は再び図太い流れの沖に出られてしまう…
その後は図太い流れの中で重い突っ込みを数回繰り返すが腰を落としてそれに耐え、ようやくランディングしようと思う位置まで相手を寄せて来ると今度は水没ブッシュエリアで激しい鰓洗いを連発。
沖の図太い流れであれだけパワーを使わせても全くスタミナ切れしていない相手はロッドを立てる度に激しい鰓洗いを繰り返す。
ヘッドライトで照らされた口元にはミノーの姿は無く確実に口の中。これ以上暴れられたらリーダーを歯で切られてしまってもおかしく無い状況に水没ブッシュエリアで膝を付いて押さえ込むようにグリップランディング。
一度目のチャンスは逃したが、濁流大河の今夜は二度目があった…

海から約〜150km上流の濁流大河に降臨”純淡水域川鱸”

ミノーは丸呑み、リーダーはザラザラ…

82cm、4.6kg 今季二本目のランカーサイズ。

貫禄のある”淡水顔”…
そして計測をしていると背後から人の気配。
なんと本日から仕事始めという釣友が藪を掻き分け現れた…
この水況に居ても立っても居られなかったそうだ。
仕事前の深夜にこの濁流大河に入水…
本当にクレイジー過ぎる…
そして目の前のランカーを見てテンションの上がる釣友にグッドタイミングということでブツ持ち写真をお願いする。
釣友的には早く撃ちたくて仕方無かっただろうが、快く沢山の写真を撮ってくれた。

極太では無いが、先日のランカーに比べたら太めの魚体。

本当に暴れまくりの素晴らしいファイターだった。

狙い通りの一本は本当に格別だ。

自分にとっては最高の一本。

じっくり蘇生し大河の流れに元気に帰っていた。
この一本に自分は納得し、早暁の水面遊戯のタイミングまで後から来た釣友にこのポイントを撃ってもらう。

実際に二投しかしていない状況に、可能性は残されていると思いながら釣友のロッドが絞られるのを横から見守るが、何も起きずに夜が明けて行く…

あっという間の夜明け。

そして自分も水面遊戯で図太い流れを撃っていくがボイルも起きなければバイトも無い。
”やはりチャンスは二度だけだったか…”
水面遊戯は諦めてミノーに戻し攻めていると絞られた流れの中で”カッ”と鋭いショートバイト。
再び撃ち込むと直後にミノーが引ったくられたが相手は”虎柄”…

レギュラープラスサイズ。
その後は何も起きる事無くタイムアップといった時間となり納竿。

気付けば清々しい朝。
今回の濁流大河釣行。
最初の一本も獲れていれば一夜ランカー二本獲りの可能性も有った事を考えると少し悔しいが、狙い通りの一本が獲れた嬉しい釣行となった。
そして、たった一本だがこの最高な純淡水域川鱸遊戯。
このゲームはいつまでたっても止められなさそうだ…
- 2015年8月18日
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