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15'純淡水域川鱸 ”過ぎ行く夏の深夜…”

  • ジャンル:釣行記
日本一暑い街らしい連日の猛暑は何処へやら…
ここ数日はエアコン要らずの涼しい日々。
ようやく暑さの峠を越えて嬉しい反面、夏の終わりに寂しさを感じる複雑な気持ちは子供の頃から何年経っても変わらない…

そんな訳で急な涼しい陽気のせいか、くしゃみの連発に鼻と喉の付根が痛む風邪の初期症状に…
おまけに天気予報では夜半から雨という予報に休日だが久しぶりに休釣日かと考えながら家族と家でゆっくり過ごし就寝。

しかし何時もの事だが、埋め込まれた体内時計はどんな状況でも一旦は目を覚まさせる…

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そして雨量レーダーと水位テレメーターを確認して結局は深夜の大河へ向かう…

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先日まではTシャツ一枚でも大汗が止まる事が無かった深夜の藪漕ぎも降り続ける霧雨と東からの強めの風にレインジャケットを羽織って丁度良い。

最初は今季二本目を獲った減水ポイントに入るが平水では流れが図太過ぎる為に数投で見切りを付けて次のポイントへ。

次は昨晩は反応を得られなかった平水時の荒瀬系ポイント。
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反応が多い流れにミノーを流し込んでも昨晩同様に反応の無い時間が過ぎて行く。

そして強まる雨と風にレインジャケットのフードを被っていないと辛い状況に…

”今夜も無いかな…”

そう思いながらシャローに回り込んでから荒瀬を釣り下って行く。

そして瀬の流れが払い出された緩めの反転流に撃ち込んだミノーをロッドアクションだけで泳がせていると”クンッ、ククッ”と小気味良いバイトに魚が乗る。

荒瀬を滑るように吹っ飛んで来たのは小型のハス。
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相変わらず喰いきらないサイズのミノーを喰って来る貪欲さは素晴らしい。

ゲストフィッシュといえども、とりあえずの魚からの反応にホッとするが流石に物足りない…

そして同位置に再びミノーを撃ち込んで泳がせていると”コンッ”とそれなりの鋭いバイトと同時に重みが乗った。
乗った重みからしてハスでは無い魚は直後に鰓洗いを一発。
虎柄かセイゴといった感じの小振りなサイズだがそれなりの良い引き味。
どちらの魚か分からない状況だがサイズ的にも一気に寄せてシャローに抜き上げる。

ヘッドライトで魚を照らし出すと輝く美しい銀鱗。

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小振りなセイゴサイズの清流鱸。

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狙いのサイズでは無いが嬉しい一本。

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海から約〜150km上流の完全淡水域では一本一本が特別だ…
その後はこのサイズらしく振り切るように荒瀬の中に消えて行った。

時間的にも東の空が薄明るくなってくる中、ボイルポイントへ移動するか迷うが、強まってきた雨に天候的にもボイルポイントは無いだろうと判断しこのポイントで遣り切る事を決め引き続き攻め続ける。
しかし同位置からその周辺の怪しい流れを攻め続けるが次に繋がる反応は無い…

そして徐々に釣り下って行く中ダウンで流していたミノーが”ドンッ”とハッキリとした反転バイトで引ったくられた。
乗った途端に強い突っ込みを繰り返し一瞬ドラグを唸らせた後は一発鰓洗い。
薄明るくなってきた水面に見えた魚体はブラックボディ…
その後も荒瀬の中で抵抗を繰り返すが一気に寄せてグリップランディング。


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相手はガッチリミノーを銜え込んだ。

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大型らしい体色と貫禄ある顔付。

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ジャスト50の”大虎”サイズ。

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外来ギャングらしい素晴らしいファイターだった。

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その後は更に雨脚も強まり時間的にも終わりだろうということで納竿。

秋の足音が聞こえてくる雨降る深夜〜早暁の荒瀬で楽しませて貰った。

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