激務続きの本業と腰痛。
ようやくの休日も週末＆祭日絡み…
そしてナイトシフト中に寝ずに向かった息子の卒業式と多忙だった一週間が終わった夜勤明けようやくの平日休日。

今季初の釣友との夜勤明け寝ずに大河釣行を楽しみにしていたが天気予報では午後から雨が降り出すとのことで仕事を終わらせ急いで帰宅し準備をしながら釣友の到着を待つ。

今季初の顔合わせとの事でシーズンオフ〜本日までの大河情報交換を行いながら本日のポイントを選定する。

まずは昨年のこの時期も良い釣りをした大河支流の中上流部にこの時期の本命”虎柄”を狙いに行く。

それなりのメジャーポイントなので平日だが先行者有り。
近年この魚が釣れるようになってからはこの時期になると周辺の支流には以前は河川には目もくれなかった沢山のバスアングラーの姿が見られるようになってきた…

数名のアングラーがライトリグで攻める中、空いているポイントに入り自分はシンキングペンシル、釣友は必殺のジグヘッドで攻めて行く。

昨年はこの時期の日中でもボイルが見られたが本日はベイトの姿もあまり見られない…

お互い反応の無い時間が過ぎて行きそろそろ大河へ移動と考えていたところアップクロスで撃ったシンキングペンシルが着水後のワンアクションで”ゴンッ”と引ったくられた。
直後に水中で平打つ銀鱗と引き味は感じからしていつもの魚…


やはり”ニゴイ”…


支流の一本目ということで記念にブツ持ち撮影…

この一本を釣り上げ水分補給も含めて本流大河へ移動。

九日ぶりの大河はここ数日の暖かさで一気に春色が入ってきた。


木々も芽吹き始めた。


まずはシーズン中には沢山の稚鮎の姿が見られる瀬から攻めて行く。
雰囲気は良いがベイトの姿は見られない。

反転流をジグヘッドで狙っていると”コンッ”と小さいが明確なバイトを感じ反射的に合わせが入る。
その直後にドラグを唸らせ突っ走る姿はフィッシュイーター化した”極太真鯉”…
久々に味わう強烈な引きはハイシーズン中の”◯◯川GT”を思わせる。そして魚の動きに合わせながら下流に下ってランディング。


抱卵した極太ボディ…


今季初の”肉食真鯉”
70cm、６kgのナイスボディ。

強烈な引きを味わった後はお互い反応が無い為にポイント移動。

最後は保険的な意味合いもあるこの時期の実績テトラポイントに入る。

水中に薄ら見える崩れテトラのアウトサイドをジグヘッドのアップで狙いテトラにコンタクトさせながら流して行く事を繰り返しながらの数投目。テトラにコンタクトしたジグが外れた瞬間に明確な”カッ”という金属的なバイトを感じ渾身の合わせが入る。

乗った重みと突っ込みからして間違い無くこの時期の本命”虎柄”
しかもそれなりのサイズのようだ。
テトラの廻りを右へ左へと縦横無尽に走り回り、時折見せる鋭い突っ込みにはドラグも唸りを上げている。
何度がテトラに突っ込まれる危険な場面もあったがどうにかランディング。


キャッチした魚は予想以上の大きさだった…
健康的な褐色ボディ。


極太では無いが今季初の大虎サイズ。
５０オーバーだが２キロに若干届かない魚体。

その後は反応を得られぬまま雨が降ってきた為に納竿。
釣友はノーフィッシュに終わってしまった…

とりあえず３月中に大虎サイズを捕獲出来たということで若干心にゆとりが持てた。

そしてもう少しで暦は四月。
本格的な大河シーズンの開幕までもう少しだ…