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17'純淡水域川鱸 ”今年も咲かせた櫻鱒…”

  • ジャンル:釣行記
引き続きの夜勤明け連休の後半。
昨日は家の用事を済ませた後に大河へ…

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”大陸薔薇鱮遊戯”と”大河”どちらにするか迷ったが、私用で出かけた際に大河直引きの用水路の水色を見て大河へ決めた…

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大河直引きの用水路は基本丸っ切り大河の水と同様なので狙い通りの水色。

本日はジグヘッドでの虎柄狙いは封印してオープンエリアの本筋で”櫻鱒”を狙う。
そんな訳で久しぶりにそれなりに人が入っているB級ポイントの対岸へ…
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平日でもハイシーズンと水況が落ち着いてきたタイミングとあって対岸には立ち込む姿が彼方此方に見られる。

相変わらず中途半端な時間からの釣行ということで流れ&地形の変化をミノーで狙うというよりスプーンのボトムドリフトで鱒の通り道と思われる筋を狙って行く。

何も起きない時間が一時間弱経った頃、流れが強く当たる此方側のブレイク狙いに変更しドリフトさせたスプーンをそのままブレイクと平行に引いてくるイメージで棒引きしていると”ガッ”と明確なバイトと同時にロッドに伝わる鱒族独特のローリングアクション。

”良し喰った!”

それなりの近距離で掛けた相手は水面を割り激しいローリングアクションを繰り返す。
スイミングフックのスプーンということでそれなりのフッキングを期待し、相変わらずランディングネット無しのいつものスタイルなので岸際に後退しながらズリ上げランディングを試みようとロッドを立てシャロー帯に誘導した直後に抜けるテンションと暴れる銀鱗。
急いで掴みにかかろうとするが横っ飛びするように目の前から消えて行った…
目に焼き付いたのは相手の睨みつけるような鋭い眼差しと激しく開いた口元。
まるで”お前如きに釣られる訳無いだろう…”と訴えているようだった…
そんな訳で悔しくて久しぶりに溜め息と同時に天を仰いでしまった。

やっても一時間強の予定だったのだが悔しくて延長戦決定。
正午頃のヒットだったのだが気づけば十四時半。
約二時間の延長時間内に何も起きる事は無かった…


そして夜を迎えベットで目を瞑ると浮かび上がる相手の鋭い眼差しと感じた手応え…
寝付きの悪い夜が薄ら空けて来たタイミングで完全に目が覚めてしまった。

”良し行くか…”

そう思い急いで用意を済ませ早暁の大河へ向かう。
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既に夜が空けたタイミング。

本日も昨日同様のB級ポイントの対岸。
平日といえどもハイシーズンの良い時間だけに対岸には既に四〜五名のアングラーが浸かり岸際には準備中のアングラーが数名。
遠目に見える対岸のメジャーポイント下流エリアには朝靄の中に沢山の車が見える。
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幻想的な景色の中だけに期待は膨らむ。

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水位は前日より下がり冠水していたブッシュも顔を出していた。

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先発疑似餌は勿論、昨日逃した相手を掛けた”匙”…

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狙いは最初から昨日同様のブレイクライン周辺。

此方側は自分一人の貸し切り状態なのでゆっくりと釣り下って行く。
時折ミノー&バイブレーションを織り交ぜながら攻めて行くものの反応は無い。

下れる所の限界点まで来てしまった為、一旦上陸し再び最初のポイントに入り直す。
すると遠目に見える対岸側のアングラーのロッドが曲がり臨戦態勢といった状況。
ネットを構える体勢からしてどうやら相手は本命のようだ。
それから数十分後、先程とは別のアングラーと思われる沖側で水面が割れている。
やり取りからして再び相手は本命の模様。

”此方側にもチャンスが来るか…?”

そう思いながら集中力を高め中層を棒引きしていると”ガンッ”と明確な反転バイトと同時に重みが乗った。

”櫻鱒だっ!”

遠目に見える水面直下にミラーボールのように輝く銀鱗。
すると相手は一気に上流側に走り出し一瞬だけテンションが抜け気味になった為、急いでリールを巻き上げると同時にローリングアクションで水面を派手に割り続ける。
ロッドを寝かせ焦らず岸際に後退しながら寄せに入ると一発の横っ飛びで美しい魚体を魅せるがそのままシャロー帯にズリ上げランディング。

”なんとか獲れたよ…”

目の前に横たわる美しく輝く銀鱗…

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今年も咲かせた大河の櫻鱒。

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48cmと大河の櫻鱒の平均サイズな個体。
前日バラしたサイズは明らかに一回り大きかったので悔やまれる…

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フッキング位置からのそれなりの出血と体色の変化が一気に見られた為、簡単にセルフ物持ち撮影をし速やかにリリース。

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今年も有り難う…

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暫く目の前で休んだ後、ゆっくりと大河の流れに消えて行った…

その後は追加を狙うという頭も無く惰性で数回キャストをするが満足した為、岸に上がって納得の納竿。

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曇り空だが清々しい朝。

自ら狙う宣言はしていないものの、やはり隣県のリスペクトジャンキーをはじめとするリバージャンキー達の影響もあり近年では出来れば獲りたいと思うようになってきた櫻鱒。
その影響も有りこの時期は変なプレッシャーを感じながらの釣行になりつつあるのだが、この一本でなんとか肩の荷が下りた感じだ…

まだ楽しめる季節だけにサイズアップを目指して虎柄狙いの傍らに本筋に立ち込む日が後少し続きそうだ…

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