近所の川でシーバス釣り

けっして飽きたわけではない、
居ると解ってて食わせられない魚、
食わせても獲れない魚
潮まわり、降雨量、水温上昇による溶存酸素量の低下
それらによるシーバスのポジショニング

まだまだ知りたい事だらけ、

今夜いつものポイントをまわれば何本かはキャッチできるだろう

でもそれは勝手知ったる釣りで、
持っている引き出しを開ける作業でしかない

マンネリ
だからといって近場の釣りをやめる気などない

１本でいい、
いや釣れなくても刺激のある釣りがしたい


昼間は夏休みに突入した子供達を連れ近所のプールへ



妻が骨折してるので近所の市民プールでがまんしてもらった



注）子だくさんではありません、甥っ子含




夜、ソル友であり、釣り仲間としては最も付き合いの長い
こうちゃんの仕事が終わるのを待って出撃
昼間のうちから早く仕事終わらせろ雰囲気なメールを打っといたのだ
「何時に出れる？瀬の釣りするからウェーダー持参」
とだけ伝えといた

にわか雨が降った高速を北上

こ　「そんで、どこ行くの？」

カ　「あの川の例の場所」

こ　「ああ、前にグーグルで見たところか、釣れんの？」

カ　「ぜったい居るとは思うんだけどわかんない、前にサクラ狙いで
下見したときピンときたんだよね、利根のアソコでもいいんだけど
冒険しようぜ」

こ　「いいね、おもしろそうじゃん」

こいつもバカだ、とめてくれやしない

現地に着き準備を済ませ、いざ薮こぎ

竹薮の獣道を抜け、葦をかきわける

このあたりもにわか雨が降ったらしく草が濡れ、虫対策に着た
長袖がびしょ濡れ



苦労して川に抜けたころ、
漆黒の川に一筋の瀬が月明かりに照らされている

こ　「おお～イイじゃん」

呼吸を整える為小休止
川原に腰掛け作戦会議、とはいえ前情報は何一つ無い
ネット漁りもしてみたがこのエリアのシーバス情報も皆無だった
セオリー通りにやるしかないな

こうちゃんは瀬の直下、自分は瀬のヒラキに入りキャスト開始
３０分ほど投げたが反転流の中でベイトっ気があるていどで
バイトらしきものは無し

こうちゃんとポジションチェンジ
ルアーも上から下までくまなく探ってみるも・・

やっぱダメか
もういちどヒラキに入る

川の真ん中にある流心の中でコモモ２をターン

カンッ！！

あたった！！

表層だしアタリの感じからしてニゴイではないな

もういちど同じコースで同じように流してみると

ドバッ！

おっしゃ！食った～！！！

ドバババババ～～

ポローーン

やっちまったぁ　　バラした、

「でも居たね～」

気を取り直しルアーチェンジ
水絡み良く吸い込みやすいようにごっつぁん８９Ｆ

その１投目、同じコース

ゴゴンっ！！

おりゃ～合わせを１発入れ慎重にランをいなし、こうちゃんが
ボカってくれました



「ぃやった～～獲ったぁ～！！！」
深夜の川原に野郎２人の雄たけびがこだまする




心の底から嬉しい１本



サイズでも数でもない
探しあてた満足感



清流の月夜に輝く銀鱗

感動のゲームをありがとう

いつもこんな釣りに付き合ってくれるこうちゃんサンキュー
こんな場所１人じゃ来れないよ、怖くて



それから行きの入釣ルート間違えてごめん
帰りは楽だったね（笑）