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▼ 利根川のサクラマス 2015
- ジャンル:釣行記
- (トラウト)

利根川で初めてサクラマスを釣ったのは2005年
あれから、ちょうど10年の月日が経った
利根川でサクラマスが釣れるのはその以前から知ってはいたが、
憧れの魚、いつかは釣ってみたい魚
少し遠い存在の魚だった
その頃、シーバス釣りの延長線で本流トラウトにも傾倒し、
どうせならとタックルをそろえ利根川サクラマスの聖地、利根大堰に挑む
自分は幸運にも、それ程苦労せずに手にすることができ
そして、その美しさを目の当たりにして
取り憑かれてしまったのだ
実物を見た人ならわかると思うが、サクラマスの美しさは画像では表現出来ない
デジタル機器が発達し、プロのカメラマンが撮った雑誌の紙面を飾るものでも
臨場感や迫力は表現されているが
あの神秘的な色艶、眩い輝きは手にした人にしかわからないだろう
あれから毎年、遡上時期の休日は河に通い
朝から晩まで竿を振り続けた

遡上の盛期は2週間ほど
ピークは2、3日あれば良い方だろう
週1の休みでピークに当たる事は少ない
年に1〜2本釣れれる程度

2011年、あの年
ひとつの目標としていた50cmを超える52cmを釣る事が出来た
やはり、このサイズになると風格が増すのだ
心底うれしかった、
目標にしていたサイズが釣れ、熱も冷めるかと思いきや、ますますサクラマスにのめり込む
そしてスランプ突入
自分でも嫌になる程よくバラす
ホルムアルデヒド事件でシーズンを棒に振ったあの年以外は自己ノルマのシーズン1本はなんとか達成していたものの
フラストレーションの溜まる月日を過ごした
そして迎えた10年目の2015年
4月中は行けず終いで、GW明けの5月7日に今期最高の釣果があがったようだ
自分は出遅れてしまったが5月11日に今期初出陣


幸先良くシーズン1本目をキャッチ
自身2本目の50超え
だか、この日も4本掛けて3バラし、
内1本はラインブレイク…
嬉しさよりも悔しさのが強かった
しかし、この釣行で攻略の糸口を掴んだ気がした
頭の中でイメージを煮詰め、タックルセッティングを再考し一週間
5月19日
例年なら日数的にはまだ最盛期なのだか、
10年通い、うちとけた同胞アングラー達からの情報等で終盤を思わせる雰囲気になってきた
朝3時に起床し外を見ると土砂降りの雨、
もう少し寝て様子を見る
5時前目が覚めると、既に明るくなり雨もほとんどあがっている、
テレメータを確認すると懸念した水位変動は少なく
先週釣った時とほぼ同じ
急いで支度し7時に到着
瀬と瀬の間のプール
インサイド側にウェーディングしアウト側の深みを狙う
ワンキャスト、スリーステップダウン
近年平日でも混雑が激しい利根川においてこの攻め方ができるポイントも少なくなった
開始3投目程で

小型だか幸先の良いスタート
撮影を済ませ、そのストレッチをそのまま釣り下る

すぐに2本目
久しぶりの複数安打で心に余裕がもてた
さらに

3本目、好調だが周りの目が痛い
上流側の瀬を攻めてたアングラーにもバレてしまい、自分の下流側に入られてしまった
瀬頭まではやりたかったのだか仕方が無いので一度岸に上がり、同じルートで流し直し

過去最小クラス、30cmにも満たなそう
パーマークは見受けられず、ウロコも少し剥がれるので遡上魚だろう
カワウの噛み跡らしきものもあったのですぐにリリース、

そして5本目
信じられない程の好調、
何が起きてるのかちょっとパニックになるが
パターンを確信した
さすがに痺れを切らしたのか下流のアングラーが話しかけてきたが
「いやぁ〜最初の方のはニゴイとマルタですよ」って言っといた
好調を聞きつけた知り合いも駆けつけ1本キャッチ
ついでに記念撮影してもらう

この日最大の49
午前中だけで5本
もう十二分に満足したので帰ろうかと思ったが
1日で何本釣れるか挑戦してみたくなり
他のポイントも見てみたい事と腹も減った事で
一度川からあがる
最近お気に入りのうどん屋さんで昼食をとる
えんや
埼玉県行田市下中条1581-9
http://tabelog.com/saitama/A1104/A110403/11032098/
普通盛りでも600gもあるので炭水化物取り過ぎには注意
と思っていても、安いので思わず肉汁うどん
野菜かきあげ80円も追加してしまった
午後からは激戦区の堰下の様子を見る
常連のアングラーに状況を聞くと朝早い時間に1本あがっていたようだとの事
中洲に渡り少し投げるがキャストの度にコケがフックに絡まり集中できず
少し水深のある岸沿いを数百m釣り下ったが反応なし
16時、少し休憩して朝のポイントに戻った
水温も朝より1.5度程あがり多少水位も上昇している
瀬に入ったかなと思いながらも朝のヒットポイントを攻めたが反応なし
下流の瀬をやりたいが先行者が居るので遠慮していたら、あがって休憩しているようなので釣り下る
瀬頭で浅くなり流れが早くなるポイントに沈み根
その障害物の前についていた

すばやく撮影を済ませもう1発

なんと2投連発
うまく行く時はなにをやってもうまくいくものだ
前橋から来たという先行者の方は一部始終を見ていたらしく休憩をやめて投げるというのでヒットパターンを説明し自分は歩いて上流へ移動
しかしその後反応はなく夕マズメを迎える
そろそろ帰るか
夜の帳が降りはじめ、葦原の巣に帰った鳥達の声があたりを包む頃
体は心地よい疲労感だが集中力は最高潮
朝深みにいた魚が昼間は瀬に移動、マズメ時に警戒心が薄れシャローに差してきてるはず
フローティングミノーに付け替えルアーサイズも少し大きく、シャローエリアのサーフェイス狙い
19時までと決めた、ラスト3投の〜
4投目
コレ、魚付いて来てる!
見えないが感じた
クロスからターンしたルアーを竿を立て水面で躍らせると
ドパーンッ!
衝撃と同時に水面を割る勢いの猛バイト

サイズはアベレージだが最高に気持ちいいバイト
イメージ通りの1本に満足して納竿
午前5本、午後3本、計8本
最大は49cmだったが、こんなにサクラマスを釣ったのは勿論初めての事だ
ちょうど魚が動くタイミングに当たったのか、今回から変えた引き方が良かったのか解らないが
1本しかバラさなかった、バイト自体が深かったのもあるし、針はST-26を1日で6本も交換したが安いもんだ
これだけ釣れると能書きの一つも垂れたくなるが野暮はやめておこう、
今日は女神が微笑んでくれたと言うことだ
酸いも甘いもサクラマス
事実、次の日に同じポイントをやった仲間はノーバイトだったとの事
次の週の5月25日もこのポイントは完全に沈黙
水温が上がり水位は下がった

代わりにこのポイントの終焉を告げるヤマメが釣れた、
同じ事が通用する相手ではない
瀬を中心にランガンして最後に本命を掛けたが
今年最後になるであろう相手を前にして
慎重になりすぎ沈んだゴミを見逃しラインブレイク
やってしまった
こうして最後も自分らしくシーズンを終えてしまった
利根川のサクラマスはサクラマスじゃないとか
太平洋型で短期降海型の特有種でアレは利根鱒と呼ぶとか
いろいろ言う人がいるけど自分には正直、どうでも良い事
母なる大河に美しい鱒が遡り
そこには心躍るGood gameが待っている
また来年も鱒は遡り、銀鱗を夢見て
僕等もまた竿を振る
きっと10年後も
同じ光景を守り続けて行きたいと想う
PS、釣果の一部を動画で編集しました
動画でもやはり本物のキレイさは表現できませんでしたが何か伝わればと
- 2015年5月26日
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