【フェザーステーション】 2022/11/07 初挑戦ロッドビルディング!! フェザージギング専用ロッド!!

私の20数年のシーバス釣をずっとプラグが支えてくれて、メーターオーバーも90オーバーもヒラスズキのランカーも全てがカーボンロッドだった!!だから全然頭に無かった素材…鍛造技術や分子の均等化やカーボンシートの複合編み込み、ナノアロイシート等技術の進歩は凄い…カーボンロッドだから何千本ものシーバスを獲った。しかし、二年前…フェザージグと言う奇妙なルアーをフライフィッシングの傍ら作って使って見た…衝撃的な結果を得た…勿論、東京湾と限定的な場所だが…しかし、回りの皆に使ってもらって感じた。太平洋、日本海、瀬戸内海等何処でも釣れる!!ルアーを喰わない魚まで取りこぼしを無くしたよと嬉しい報告まで貰った。そして、色々な魚種も釣れる!!シーバスやヒラスズキ始め、太刀魚やフラットやバスや雷魚まで30種位報告や実際に自分で釣ってます。

正直、タダ巻きでも強いですが、アピール力はルアーに負けます!!もし、魚が認識してくれてたらルアーよりもナチュラルに生命感を演出してるでしょう特殊なフェザーや色々な素材を複合してるので。

なんとかこちらからアピール出来ないか!!

そこで色々試した…ダート、フワフワシェイク、タダ巻き、デジ巻、リフト＆フォール…どれも間違いでは無いが…効率が悪すぎる!!、もっと効率的かつ一つのルアーで交換する手間を無くし幅広いレンジをカバー出来ないか？…それで思いついたのが私が関東に来る数年前まで日本海でシーバスガイドをしてた傍らサブで出船してたヒラマサや根魚を狙うジギング!!

鋭いシャクリにスラックを与えセンターバランスのジグをフォールで喰わせる、これがヒラマサやアコウが良く釣れて、何故かシーバスが外道で良く掛かった。　

この経験からフェザージグを鋭くシャクリ始めた…しかし、トラブルの連続で(；´Д｀)…フェザーはフックに絡み団子に、キャストするたびにラインが絡まる、フェザーが浮き上がり過ぎて釣りにならない等…しかし、諦めずにフェザージグに加工、更に加工しまくりヒットに繋げる事が出来ました。そこから自信を持ち多数のシーバスやチヌや色々な魚が多数釣れた…数種のフェザーを使い分ければ状況に対応も出来る!!そしてずっと使ってて感じる事が有った。

シーバス等のルアーのロッドはフェザージギングには合わない!!

フェザーを弾きすぎる!!

もっと靱やかで、更にパラボリックでムチの様なアクション、エギングロッドでも試したがやはり浮き上がり過ぎた。しかし、ここでティップランエギングのロッドを使うと使いやすかった、シーバスロッドやエギングロッドでも沢山釣れるがティップランロッドは同じルアーでもヒット率が高かった。だから感じる。アブソーバーの様なロッドが欲しい!!鋭く強いシャクリを吸収し、良いリズムでビートを弾けるロッド…それがグラスソリッドロッド鱒レンジャーだった。しかし、パワーとチープなガイド等シーバスにはちと心元無い…だから…フェザージギング専用ロッド…そんな誰も知らないし、そもそも私自身が考えた釣り方に合わせてくれるロッドメーカーは…あるわけは…無いっ!!

だったら造るしかなかった…

フライやフェザージグの製作しかした事が無かった…ロッドの知識は有るが使い手としてだ…製作の知識はゼロに等しい。しかし、幸いな事に近所の釣具屋屋さんにロッドビルダーで凄腕の方がいらっしゃった。その方に１から教えて頂いて、更に用具は購入したが機材が中々の金額に(；´Д｀)だからこれも必殺のアイデアとネットサーフィンで調べて造りました。

マテリアル、COLOR塗装、スレッド巻、樹脂塗装、　グリップ加工取り付け等に四苦八苦はしたが…ちゃんとした物が出来た!!初めてのロッドビルディングでこんなに上手く行くとは思わなかった(^_^;)…ガイド数を多めにしてスラックによるティップの絡みを抑制、グリップを長めにして脇挟みシャクリも対応、試しに川原でキャストしたが良く飛んだし合格レベル。バットパワーも有る、ただ、キャストのブレは有る、しかし広範囲を攻める釣り方のワンピッチスラックフェザージギングにはそこまでのキャスト制度は必要ないと思う。

まだまだロッドビルディング初心者で荒削りな所が有るが次は本番にTITANトルザイトリングガイドとカスタムグリップを取り付けしたロッドを作る予定です(*^^*)上手く行けば良いなぁ…