其処までして…

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親戚の子に、せがまれて出掛けた県境の山奥に在るエリアフィッシング場。


沢を区切って自然豊かな景観をのこした所。


大きなレインボーやハイブリッドが居て餌を沢山あたえていないから…直ぐにルアーやフライに食い付く。

釣るのは楽しいが、捕った獲物はg幾らかで買い取らなければならない。


群れの中には恐ろしい『値』が、付きそうなヤツも…

客の中には、密かにフックを改造しバーブレスフックやフックポイントが短く低くなるように削りラインを緩めるとフックアウトするようにして、監視のオヤジが見ている前で『かぁーっ外れたぁー』なんてやっている輩がいる。


毎回やるから、さすがに気付いたようで、あちこちに『むやみな放流\10000』なんて張り紙が貼ってある。

ベンチに座り他の客を見ていたら監視のオヤジが、居なくなると怪しい行動をするトッツァンに気付いた。


監視のオヤジの陰になると何かを水面に投げては釣りを始める。


そこそこ釣り上げてはいるが…


何か餌でも撒いている?


まさか、此処のヤツは皆空腹で水面に何かが落ちたらってより落ちる前からでもジャンプ一番食いつく。


なのに、ポケットから何かを取り出しては結構な勢いで投げている。


エリアのオヤジの巧妙な企みで沢山の魚を釣り上げさせららている幸せ家族とは違い…


何とそのトッツァン群れの中のデカ物にめがけ隠し持った小石を的確にぶつけ、追い払い手頃なサイズを選り分けて釣っている。



ファミリーなお手軽な娯楽場に漁師が居る。



そんな事は知らずに自分の獲物の大きさを誇示する様にトッツァンの前を、これみよがし検料へ向かう幸せ家族。


それを薄ら笑いを浮かべながら見ているトッツァン[壁]_・)m


こんな、みちのくの都会から視れば秘境の山奥に其処までして猟をする卑怯な輩の話です[壁]_^)m…

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