本日入手しましたJacksonクロノタイド932Mです。
品番の通り、9フィート3インチの2ピースロッドであります。


ブランクは張りの強い感触なのですが、不思議と全体的に食い込んでくれるので、非常にトルクのあるパワーロッドとなります。


適合ルアーウエイトはMAX35gですが、余力はまだまだあります。
僕ならローデッドS140(55g)も平気で使うでしょう。


ガイド径は、クロノタイドシリーズ共通の小口径なので、キャスト時に発生するラインのガイド絡みなど、ほとんど無縁です。
また、ライン放出時のバタつきも小さいのでラインが滑るようにガイドを通り抜け、抜群の飛距離を稼ぐことが出来ます。

ガイドは高価な特殊マテリアルではなく、スタンダードマテリアルながら、機能性を深く追求し、購入者(使用者)の立場になったセッティングがこのロッドに施されています。


更に特徴的な機能性がここにもあります。
そう、写真の通りグリップです。
上のロッドは、クロノタイド932Mと、ほぼ同じレングスで、クロノタイドを使うまで長らく愛用していたロッドです。
ブランク特性が割と好きなので、7～8年もの間、信頼して愛用していたのですが、唯一グリップだけが、どうしても馴染めませんでした。
それに比べ、クロノタイドはテーパー形状のグリップなので握り心地が最高に良く、疲れ知らずと言っても過言ではありません。
さすが国内初のシーバスロッドをリリースした老舗が作ったロッドですね。

派手な広報は決してしませんが、シーバスロッドに必要な要素をよく知っていると思います。
ちなみにクロノタイド932Mは、ウェーディング用ロッドですから取り回しの良いショートグリップ仕様です。
従いまして、深く立ち込んでいても気持ち良く振り抜くことが出来ます。
ウェーディングスタイルが多い僕にとって、格好のロッドとなることでしょう。

クロノタイドは派手な広告をうっていないので、気になる方にとっては小売店に在庫がなく、現物チェック出来ないのが最大のネックかと思います。
そんなネックを解消すべく、流行りの試投会なるイベントの開催なんか良いかもしれませんね。